工場を刷新するも当面は増産しない「水沢ダウン」
2023年4月11日 製造加工業 1
現代の衣料品は基本的に「化学」であり「工業製品」である。もちろん、中には「アート」であるものがあっても構わないが、そちらは少数派でありマニアの世界であるということを再認識する必要がある。 「キラキラ」だろうが「ファッションへの情熱」だろうが、そういう曖昧模糊としたものを形にし、ある程度の数量を量産してくれる工場は化学と工業で成り立っている。 人には得手不得手
水沢ダウンの販売枚数を推測してみた
2016年2月15日 考察 0
衣料品不況下で高額にもかかわらず、好調に売れているとして注目を集めているのがデサントの「水沢ダウン」である。 販売価格は8万~12万円とあるから、プロパー(定価)での平均販売価格は10万円くらいではないかと考えられる。 各媒体で「好調」とか「〇〇%増」とか書かれているが、具体的枚数は書かれていない。 果たしてどれくらいの販売枚数なのか。 インターネットでい
「高くても売れる商品」はあるが「高いから売れる」わけではない
2016年1月6日 考察 0
一昨年から、バーバリーなきあとの三陽商会は持ちこたえられるのかという話題で持ちきりだが、ビッグブランドをなくした後、復活できた象徴としてデサントが参考事例に挙げられる。 ビッグブランドをなくした後そのまま消えた事例としてカネボウが挙げられる。 デサントはアディダス、カネボウはディオールである。 どちらも売上高の4割~半数を占めていたビッグブランドである。