工場を刷新するも当面は増産しない「水沢ダウン」
2023年4月11日 製造加工業 1
現代の衣料品は基本的に「化学」であり「工業製品」である。もちろん、中には「アート」であるものがあっても構わないが、そちらは少数派でありマニアの世界であるということを再認識する必要がある。 「キラキラ」だろうが「ファッションへの情熱」だろうが、そういう曖昧模糊としたものを形にし、ある程度の数量を量産してくれる工場は化学と工業で成り立っている。 人には得手不得手
ライセンスビジネスは必ずしも「有害」ではない
2018年10月17日 企業研究 0
先日から、デサントと伊藤忠商事の抗争が激化している。 スクープ解説 デサント社長解任狙いか 伊藤忠が株を買い増す理由 https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/101500876/ これについてどうのこうのを言うつもりはないが、正直なところ伊藤忠側の言い分もわからないではない。 デサントが経営
「高くても売れる商品」はあるが「高いから売れる」わけではない
2016年1月6日 考察 0
一昨年から、バーバリーなきあとの三陽商会は持ちこたえられるのかという話題で持ちきりだが、ビッグブランドをなくした後、復活できた象徴としてデサントが参考事例に挙げられる。 ビッグブランドをなくした後そのまま消えた事例としてカネボウが挙げられる。 デサントはアディダス、カネボウはディオールである。 どちらも売上高の4割~半数を占めていたビッグブランドである。