
イメージが良くても意味の無い取り組みに支持は集まらない
2022年9月16日 トレンド 0
世の中には「あの一時期の熱狂は何だったんだろう?」という事例がよくある。 もちろん衣料品業界にも多数存在する。例えば「シーナウバイナウ」とか「ノームコア」とかである。何事も挑戦してみることは必要ではあるが、ムード先行で中身がわかりにくいものや、利便性が高くないものは、短期間のうちにマスから見放されて普及することはない。 当方も含めて大多数の人間は、イマイチ意
エバーレーンの記事を読んだ感想は「原材料費高ッ 人件費安ッ」だった
2016年12月19日 企業研究 0
少し前の日経ビジネスのアパレル不振特集でも取り上げられた米国の注目ブランド、エバーレーンだが、原価を明示し、販路はオンラインサイトに限るという手法が目新しく、支持を集めやすい。 このことに異論はない。 実店舗を試着専用にしていることも画期的で、これも注目すべき手法だと感じる。 そのエバーレーンについてこんな記事が掲載された。 「生産コストが丸裸」。やりすぎ
国内ファッション市場にもブランドディスラプターの登場が望まれる
2016年10月4日 企業研究 0
日経ビジネスの「買いたい服がない」特集は実に読み応えがあるし、ほぼ正論で埋め尽くされている。 筆者の主張とも重なる部分が多いので、賛同する部分が多い。 大手アパレルと百貨店、GMSのことに事例が終始しているが、我が国アパレル産業が衰退した理由をほぼ網羅していると感じる。 しかし、いくら特集しようと、警鐘を鳴らそうと、大手アパレルと百貨店、GMSの上部メンバ