
高い服を買わなくなっためっちゃ個人的な理由
2021年7月15日 商品比較 0
今回はめちゃくちゃ個人的なことである。
いつも、個人的やんけと言われれば返す言葉もない。(笑)
2010年にこのブログを始めてから、安い洋服を買ってばかりになった。理由は二つある。
1、独立して仕事が無かったのでお金がなかった
2、安いブランドの服の見映えが向上した
この2つである。
しかし、先日、業界の知人と話していてほかにも理由があったことに気が付いた。
何度か書いているが、これでも2000年代後半くらいまではそれなりのブランドで、そこそこの値段の服をバーゲン時に買っていた。
10万円を越える服は買ったことがないが、8万円くらいまでならある。
2004年にはラベンハムのキルティングジャケットをなんと定価の29000円で買っている。
で、その結果として気が付いたのは、
1、着心地というか、快適性というか、その辺りはあまり変わらない(満足感は少しあるが)
2、高い服が破損した(汚れた)ときのショックが大きい
という2点である。
それこそ、冷房の効いた部屋に入るとか暖房の効いた部屋に入るとか、そういう快適性はない。当たり前なのだが。
まあ、服というのはそういう物ではないと言われればそれまでなのだが。
ただ、2010年以降の低価格ブランド品を着用してもその辺りは全く変わらないので、見映えがマシならそちらでも構わないか、という思いが強くなってしまった。
で、これが意外と重要なのだが、破損した時のショックが大きいということである。
例えば、自転車で転んで服に穴が開いたとかそういうことも1回か2回はあった。
まあ、なかなか大人になると自転車で転ぶということは少なくなる。
それよりも頻繁にあったのが、ウール製品を虫に食われて穴が開いてしまったことである。
当方も一応は業界の人間だから、防虫剤を入れて保管している。
特に冬物のウールセーター、ウールのスーツ、ウールのコートはかならず防虫剤を入れて春夏の間補完するようにしている。
しかし、ときどき、入れ方が悪いのか、虫に食われて穴が開いてしまっていることがある。
穴をかがるのは、素人では難しいし、最近ではカケツギをしてくれる修理屋を探すのも難しい。
泣く泣く手放すことになった。
低価格ブランドでもユニクロ、無印良品あたりはウール100%とかウール含有率が高い冬物が多いし、多かった。
当然、これも何度か虫食いの被害に合っていて、それはそれなりにショックだが、定価でも安いしそれを990円くらいに値下がりして買っているので、ショックはそこまで大きくない。
また、この2ブランドなら破損したのと同じような商品も売られている可能性が高く、買いなおしもほぼできる。
その安心感もある。
一人暮らしになって、知人からは「犬か猫でも飼ってみてはどうか?」と言われることがあるが、子供の頃に犬を飼っていて、死んだときは非常に悲しかった。
これがあるので、初老になって涙もろくなった今なら、もっと悲しくなることが分かり切っているから、犬猫を飼うことに躊躇がある。
代わりに3年前からメダカを飼っている。その前は4年くらい金魚を飼っていた。
ちょいちょいメダカは死ぬし、4年くらい飼っていた金魚も死んでしまった。
やっぱりそれなりに悲しいが、犬猫の時ほどショックは大きくない。2、3日もすればショックはすっかりなくなっている。
ちょっと横道に逸れた表現になってしまうが、低価格な服が破損してもショックが大きくないのと似ている。
高額な服を否定するわけではないが、個人的にはそういう考えが先走ってしまう。
これが家電機器なんかだったら、そこまで思わないのだが、服というのは着て活動しているだけに破損してしまう可能性が高い。
高額な白シャツ、白Tシャツにカレーやミートソース、赤ワインが飛んでしまったときの絶望感というのは計り知れない。
白シャツ、白Tシャツも同様に低価格ブランドなら買いなおばいいということになり、汚れた服は寝間着か作業着に回すことができる。
まあ、そんな感じのことをつらつらと考えてみた。
これが2000年以前のように、低価格ブランドの見映えが恐ろしく悪いなら、代替品として普段着使いはできなかったが、2000年代半ばから見映えが改良されたので、代替品として使えるようになったということである。
これらはもちろん個人的な意見なので、そりゃ違うよという方がおられても全く構わない。しかし、自分も含めてそういう考えの人も少なくないのではないかと思う。
何ともとりとめのない話だが今回はそんなところである。
無印良品のレディースセーターをどうぞ~