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南充浩 オフィシャルブログ

ギャル風の後ろ姿にご用心

2012年5月21日 未分類 0

 繊維流通研究会が5月末発行予定の「ジーンズカジュアルリーダー」用として、先週、JR大阪三越伊勢丹と「あべのマーケットパーク キューズモール」(以下キューズモール)の取材をした。その際の面白かったこぼれ話をいくつか紹介したい。

昨年4月に大阪・天王寺にオープンしたキューズモールには、「シブヤ109アベノ」が出店している。
オープン前には大きな話題となったが、その後も堅調に推移しているようだ。
オープン後しばらくしてから、「阿倍野の109は購買年齢層が高いらしい」と関西の業界で取りざたされていた。
しかし、実際にこれを報道していた媒体はあまりなかったので、業界内の評判にとどまっていた。

実際に、運営する東急不動産SCマネジメントに尋ねてみると
「渋谷の109とは異なり、購買層の年齢は高いですねえ。渋谷だと10代・20代前半の女性しかいませんが、ここでは30代・40代の子連れの女性が多く見られます。50代以上でも靴などの雑貨類を買う人をチラホラと見かけます」とのことである。

やはり、「天王寺・阿倍野界隈にはギャルの服装をしたオバちゃんが相当数存在している」という噂は本当だったようだ。

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(キューズモールの109)

東急不動産SCマネジメントによると、「渋谷の109に出店しているブランドでも郊外型SCに出店しているブランドもあります。そうしたブランドを買っている人はこれまでもいたようですが、キューズモールには『109』自体が出店しています。郊外型SCで買っていた人たちの中には『阿倍野の109で買った』ということをステイタスにしている人もいるようです」という。

郊外型SCに入店しているのと109に入店しているのは同じ正規店であるのにも拘わらず、この差はちょっと笑える。
中国や韓国でブランドのコピー商品を買うのとはわけが違うと思うのだが。

こういう消費傾向は、大阪の下町である天王寺・阿倍野地区の風情をよく象徴していると思う。

天王寺・阿倍野地区でギャル風の後ろ姿を見かけてもあまり期待しないように。
前に回って顔を見たらギャルでない場合も多くあるようだ。

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