MENU

南充浩 オフィシャルブログ

食品スーパーは複数併用で

2016年3月31日 売り場探訪 0

 今日はちょっと気分を変えて。
かれこれ2年半ほど前から週に4~5回は食品スーパーで買い物をするようになった。
離婚して(正確には離婚されてw)独身になったから食材を自分で補給しなくてはならなくなったからだ。

毎日のように各食品スーパーを見ていると、各店でそれぞれ特徴があることに気が付く。
品揃えはだいたいどこも似たり寄ったりである。
ただし価格が違う。
それと、食品は同じスーパーでも毎日価格が変わる。
昨日、98円で売ってたホウレンソウが今日は128円になっているなんてことは当たり前にある。

話は逸れるがAmazonも価格が変動する。
とくに新製品は。
発売から1か月以上が経過すると低値安定になるが、そうなる前は定価から3割引きくらいの間を小刻みにうろうろする。

例えば、HGガンダムキマリストルーパーというプラモデルがあるが、これは3月に発売したばかりなので小刻みに価格が変動する。

61dtFmX41kL__SL1323_

定価は1512円だが、30%オフの1030円になったり、10%オフの1361円になったりする。
もちろん25%オフとか28%オフとか19%オフなんていうときもある。

ジョーシンならこのプラモデルはずっと20%オフなので、20%オフ以下のときにAmazonで買う理由はない。
逆に21%以上の割引率ならAmazonで買うべきである。

食品スーパーもこれと同じように価格が毎日変動する。
如何に安いときに買うか、これが食品スーパーを利用する上での注意点になる。

筆者が利用する食品スーパーはおもに

万代
西友
スーパー玉出
ライフ
イトーヨーカドー

である。

万代は全般的に安い。
しかし、中には高い物がある。
最近は野菜類が高くなったように感じる。
以前は一束98円の青菜類があったが、最近は128~158円が定価になっている。

万代の特徴は、惣菜類・生魚類の割引率が高いことにある。
閉店間際とか賞味期限切れ間近になると恐ろしい投げ売りをする。

半額とか100円均一にまで下げる。
100円以下の惣菜は半額である。
例えば、揚げたコロッケが68円で売っていたとしたらそれは半額の34円になる。
399円のしめ鯖が100円になったりする。

万代と併用するのが西友である。
西友は惣菜類・生魚類の投げ売りはない。
せいぜい10%~30%オフくらいである。
しかし、西友は万代よりもバナナと酒とモヤシが安い。

万代のモヤシは一袋37円なのに対して、西友は28円である。
万代のバナナは一房、最低価格が128円なのに対して、西友は90~95円である。
酒類は西友が上記食品スーパーの中で最も安い。

350ミリリットル缶のキリン淡麗生で比べると、
万代は140円だが西友は125円である。
スーパー玉出は135円くらい。

350ミリリットル缶のビールで比べると、
万代が178~200円くらいなのに対して、西友は168~188円くらいでちょうど万代よりも各銘柄が10円ずつくらい安い。

こういう状況なので、惣菜類その他は万代、モヤシとバナナと酒は西友というふうに使い分けている。
あとは仕事の帰り道でスーパー玉出やライフを覗いてみる。

ライフとイトーヨーカドーは全般的に高いのであまり利用しない。
せいぜい、自販機替わりにジュースを買う程度だ。
ジュース類なら自販機よりも安い。

スーパー玉出はときどき驚くような掘り出し物がある。
しかし惣菜・弁当類はそれほど安くならない。20円引きとか100円引き程度だからこれはあまり利用しない。

上でも書いたように最近、万代の野菜類が値上がりしたように感じるので、野菜は西友か玉出の投げ売り品を買うことが増えた。キャベツ半分で50~70円とか、小松菜一束70円前後とかである。

人間は同じ物なら安い方で買いたがる。
筆者もそうだ。
ガンダムキマリストルーパーならAmazonで30%オフで買いたい。
次善策はジョーシンの20%オフである。
間違ってもAmazonの15%オフなんて絶対に買いたくない。

洋服でも同じではないか。
まったく同じ物とかほとんど同じような物なら安い方が選ばれる可能性がきわめて高くなる。
それを覆すには、何か大きな他の魅力がないと無理だ。

それは、おそらく生産地やスペックではないはずだ。

「このカットソーは日本製です」というだけでは、高くても買う理由にはなりにくい。
中国製で同等のスペックでそちらの方が安ければそちらを選ぶ人は多い。

日本製のカットソーが500円で投げ売りされていたら話は別だ。
それは飛ぶように売れるだろう。消費者にその情報がキチンと伝達されていれば。

高くても買ってもらえるための魅力づくりとは何か。
そろそろ「日本製」とか「イタリア製」とか「スペックの高さ」とか以外の部分を考えないと、衣料品業界はずっとこの状況が続くだろう。

それにしても今では万代とスーパー玉出のない土地で暮らすことは想像ができない。
おそらく毎月の食費が跳ね上がるだろう。

そんなわけで今夜も万代で投げ売り品を買ってから帰宅するつもりである。
嗚呼、華麗なる(加齢なる)独身生活。




この記事をSNSでシェア

Message

CAPTCHA


南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ