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南充浩 オフィシャルブログ

洋服に付いた料理の油染みを落とす自己流洗濯方法

2024年1月11日 未分類 2

最近は葬式と法事以外にスーツを着ることも無くなった。そこそこ形式ばった会議ですら、ジャケスラスタイルで許される。

そんなわけでめっきり洗濯物をクリーニングに出さなくなって10年以上が経過している。それに加えて当方の節約魂が呼応してなるべく家庭洗濯で済ませるようにしている。

断っておくがクリーニング店の存在を否定しているわけではない。当方が節約のため、そして、常日頃着ているカジュアル服ごときをわざわざクリーニングに出すのももったいない気がしているというだけの話である。

クリーニング店にはそれ相応の技術もあるから、使いたい方は大いに使っていただきたい。

 

で、今回ははるか以前に書いた洗濯の話の改訂版である。

自分で洗濯するようになってから、洗濯物を洗濯機に放り込んで洗剤を入れてスイッチを押すだけでは落とせない汚れが多々あることを再認識した。

そこでこの10年間いろいろとネットで検索したり、自分で実験をしたりを繰り返した。

はるか以前に「洋服の油染みを落とすには液体の中性洗剤を塗ってから洗濯機に洗剤を入れて洗濯すると落ちる」ということを書いた。

しかし、単に塗って洗っただけでは落ちないことが度々あった。

当方が衣服に油染みを作る理由は食事の際、油を使った料理を落としたりこぼしたりするためである。また自炊する際に油が跳ねることもある。

 

そこでまたネットを検索したらだいたい一様に

1、まず汚れた部分を40度のお湯で濡らす

と書いてある。

油は熱でさらさらになるから理にかなっているのだろうが、いざ自分でやってみると、困ったことになった。通常の生地は濡らすと色が濃くなる。これはどなたも容易に想像できるだろう。

色が濃くなると、困ったことにどこに油染みがあったのかわからなくなる。油染みの箇所と周りの色の濃度が同化してしまうわけである。

 

そこで当方は考え直して方法を模索してみた。

まず、最初に油染み箇所に液体中性洗剤(ジョイなど)を塗る。そして塗った上から水で濡らしてみる。(最近は食器と兼用でジョイを使っている)

 

まあ40度のお湯の方が良いのだろうが、とりあえず手軽に水道水を垂らして濡らしてみた。

その後数日放置する。

当方は1人暮らしなので1週間に2回くらいしか洗濯しない。しないというより1日だけでは洗う服が少なすぎてかえって水道代と電気代がもったいない。

そのためだいたい3日間くらいためてから洗濯をする。

このため、自動的に数日間放置することになるわけである。

 

ネットの検索を見ると、お湯で濡らした後に中性洗剤を塗って、そのあとは軽くブラシなどでこすって汚れをかきだすとあるのだが、生地をこするとケバだったり、その部分の色だけがわずかながらに落ちてしまったりすることを個人的に経験しているので、当方はこの作業に疑問を持っている。

もちろん、絶妙な力の入れ具合などがあるのだろうが、不器用な当方では力の入れ具合の「コツ」を掴むまで時間がかかる。そのため、数日間放置するというやり方をとってみたわけである。

 

その後は、普通に洗濯機に放り込んで洗剤を入れてスイッチオンする。

あとは洗濯機任せで終わりである。

この方法で、だいたい8割くらいの確率で油染みを落とすことに成功した。まれに濡らし方が足りなかったのか、放置期間が足りなかったのかわからないが、油染みが残ることもある。体感的に1割から2割くらいは残る感じがする。

その場合は再度、同じ手順を行う。

頑固な油染みでも、料理の油染みならこれを2回、多くても3回繰り返せば落ちる。

そんなわけで料理の油染みはこの手順で今のところすべて落としている。

 

あと、洗濯のことでいうと「ウールのセーター類は洗濯をすると縮む」とされている。当方もむやみに洗濯しないようにはしている。

しかし、この10年間で「わざと縮めてシルエットをタイトにしてやろう」と思ってウールセーターを5枚くらい洗濯機で洗濯したことがあったが、どれも縮まなかった。

逆に少し緩くなったくらいである。

わざと普通に洗濯機に放り込んで洗剤を投入しただけで特別な方法は使っていない。

洗濯を干して乾いたときに縮んでいることを期待したのだが、まったく縮んでおらず、逆にサイズアップしたセーターもあったほどである。

 

当方もしっかり成分組成表記でウール100%とかウール含有率が50%以上とかを確認してから洗っているのだが、ウォッシャブル表記も無いのに全く縮まないのはなぜだろうと疑問でならない。

この辺りの解説は本物の専門家にお任せするほかないのだが、最近のウールセーター類はウォッシャブルと表記されていなくてもウォッシャブル加工が施されているのだろうか?

衣料品も含めて各分野に想像もできないようなモンスタークレーマーが跳梁跋扈しているご時世なので、ブランドやショップ側も自衛のためにウォッシャブル表記をせずにウォッシャブル加工を施しているという可能性は低くはないと思ってしまう。

当方のような偽物ではない本物の専門家の方々にはぜひご教授いただきたい限りである。

 

そんなわけで料理や食べ物による油染みは中性洗剤を塗ってから水で濡らすと結構効果があるという豆知識を今回はお伝えしてみた次第である。

 

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 comment
  • とおりすがりのオッサン より: 2024/01/11(木) 11:34 AM

    某経営コンサルタントに名誉毀損で民事訴訟されて、ビンボーで弁護士雇えないから自分で弁護するために東京地裁に何度も行ったことあるんですが、どうせ平日に休みとって行ってるんだからと、刑事裁判をちょっと傍聴したりもしました。そしたら、検事なんかでもジャケパンでノーネクタイな人が普通に居ましたね。裁判官はあの変な法服とかいう真っ黒スモックみたいのを着込んでいましたがw

    油汚れ、洗剤つけて擦ったら、やっぱりソコだけ毛羽立ったり色が落ちたりしますよねぇ~
    今度から放置プレイを試してみます(・∀・)

  • とおりすがりのオッサン より: 2024/01/11(木) 11:54 AM

    あと、「セスキ炭酸ソーダ」っていう万能エコ洗剤が血液の染みを落とすのに良いと聞いたので使ってみたんですが、一回洗った下着類をセスキ炭酸ソーダで洗ったら、驚くほど水が汚れて皮脂汚れは普通の洗剤じゃ全然落ちてないんだなと思いました。あの汚れの落ちっぷりにはビックリしました。どんだけ汚れてたんだよ、とw

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