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南充浩 オフィシャルブログ

衣料品展とはケタ違いの食品展の集客力

2012年5月28日 未分類 0

 先週、TSO(トレードショーオーガナイザーズ)主催の食品展示会にもぐりこませていただいた。
いくつかの展示会を同時開催させており、「NOODLE WORLD KANSAI 2012」「INTER-FOOD KANSAI 2012」「関西省エネ・省CO2・コスト削減対策展」「関西フランチャイズ・独立開業支援展」「全国都道府県特産物フェア」がそのラインナップである。
筆者が見て記憶に残っているのは、「NOODLE WORLD KANSAI 2012」「INTER-FOOD KANSAI 2012「全国都道府県特産物フェア」くらいである。

何故、もぐりこませてもらったかというと、TSOに知人が勤務しており、久しぶりに表敬訪問したかったためである。

会場内はものすごい入場者数である。
衣料品や生地の展示会ではこうはいかない。食品展示会の集客恐るべしである。
もちろん、主催者側の集客努力もあるが、それにしても・・・・・である。

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事前登録すると入場は無料だが、当日だと5000円が必要になる。
それでもそれなりにチケットを購入しておられる方がチラホラとおられる。

いやはや。
衣料品や生地の展示会なら入場料を300円いただいただけで入場者数は激減するだろう。
たとえIFFやroomsといった著名展示会でも入場料が必要となれば、入場者数は半減するのではないだろうか。

このTSO主催の展示会に限らず、食品系の展示会は事前登録していない来場者から入場料を徴収する場合が多い。にも関わらず、食品系の展示会はどこもがかなり賑わっている。

長らく衣料品や生地の展示会に携わってこられた方からすれば何ともうらやましい限りではないか。

食品の展示会が入場料を徴収しても大賑わいな理由をいくつか考えてみた。
食品のことは衣料品以上に素人なので抜け落ちた部分があればお許しいただきたい。

1、試食・試飲がふんだんにある。
2、外食産業の従事者が衣料品以上に多い
3、ド素人のオバちゃんでもそれなりに入場して楽しめる

くらいではないかと思う。

試食・試飲がふんだんにあり、片っ端から飲み食いすると一食分以上の量が飲み食いできる。
しかも、新製品とか地方の珍しい商材だから満足度も高い。

また衣料品や生地に関しては、ド素人のオバちゃんが見てもあまり楽しめない。
せいぜいが「あー、きれいやなー」と言えば終わりであり、どんなに広い会場でも滞在時間は20分ほどで済むだろう。
しかし、試食・試飲があるため、食品展ではド素人のオバちゃんでも何時間でも会場内に滞在することができる。

さらに、外食産業に従事する人間が衣料品よりも多いのだろう。
おそらく、飲食店は衣料品店より多いのではないか。
衣料品を半年買わなくても生活にさほどの支障はないが、飲み食いができないと健康状態に直結する。
必然的に一日に最低でも一回は飲み食いせねばならない。
そのため、飲食店は衣料品店よりも集客しやすい。
しかし、飲食店は単価が低く、粗利益も低い。このため外食産業はブラック企業化しやすい側面もある。

閑散とした衣料品展示会を見慣れた人間には、食品展の盛況ぶりはまさに別世界の感があった。

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