岸田一郎氏が創業した「KI&Company」が特別清算されることが11月11日に発表された。
http://www.fukeiki.com/2010/11/ki-company.html

「LEON」の名物編集長として名を馳せた同氏だが、独立後創業した「ZINO」はあまり振るわなかった。

オヤジ向けラグジュアリー雑誌というジャンルを切り開いたのは岸田氏率いる「LEON」だったが、2匹目のドジョウはいなかった.

現在、オヤジ向けラグジュアリーファッション雑誌は「LEON」のほかに「UOMO」「SAFARI」「OCENS」とある。しかし、毎号のページの分厚さから見て、順調に広告が集まっているのは「LEON」と「SAFARI」のみで、後はペラペラに薄い。すなわち広告の集まりが良くないということである。
もちろん「ZINO」も創刊号こそ分厚く広告が集まっていたが、廃刊前はペラペラだった。

雑誌の広告の集まり方の単純な見分け方として、分厚さがある。
広告が多数集まっていればまるで電話帳のように分厚くなるし、集まっていなければペラペラになる。

ところでオヤジ向けラグジュアリーファッション雑誌が4誌も5誌も必要だろうか。たぶん2誌で十分なのだ。
だから「LEON」と「SAFARI」の2誌が支持を集めているといえる。

個人的にはオヤジ向けラグジュアリー雑誌の提案するライフスタイルはあまり好きではない。バブルの残滓のようにギラギラと「モテる」ことばかりを主眼に置いている。世のオヤジたちはそこまで性欲でギラギラしているのだろうか?
ラグジュアリーと言われているが、成金趣味に近いようにも見える。

岸田的価値観のビジネスが崩れたというのは個人的には歓迎すべきことだと考えている。