ワークマンの新施策の中ではサポート機能衣料品に最も期待したい
2024年2月22日 企業研究 3
ワークマンは急成長期が終わり停滞期に突入したことを受けて、成長戦略を矢継ぎ早に打ち出したように見える。 この辺りの対応力の素早さはさすがだと感じる。 1、子供服専門業態の立ち上げ ワークマンが新業態「ワークマンキッズ」を立ち上げ 沖縄に出店する「#ワークマン女子」に併設 (fashionsnap.com) 2、ワークマン女子の積極的出店 #ワー
既存店客数の減少が深刻化しているワークマン
2023年10月5日 月次速報 6
禍福は糾える縄の如し、とは何事にも通じる理である。 好調を呼び寄せる要因となった部分が、ある時点で反転して不調を呼び寄せる原因になってしまうことは世の中に珍しくない。 ワークマンに急成長をもたらした「一般向けカジュアル化」は、職人客の忌避と既存店客数の減少というデメリットが顕在化しつつある。 この傾向はすでに数年前から職人客に近い筋からは声として挙げられてい
都心大型ファッションビルの低価格化が激化
2023年1月31日 売り場探訪 6
先日、ワークマン女子の大阪市内2店舗目が、当方の愛する天王寺に出店されるという発表があった。 天王寺ミオが春のリニューアル、大阪2店舗目の「#ワークマン女子」が出店 (fashionsnap.com) JR天王寺駅直結の商業施設「天王寺ミオ」が、2月から4月にかけて春のリニューアルを行う。「#ワークマン女子」と靴専門店「ワークマンシューズ(WO
実店舗・ネット通販ともに買いづらい状況にあるワークマンの過渡期
2022年10月20日 企業研究 4
ワークマンが現在過渡期であることは承知しており、中期的には何らかの改善策が結実すると思われるが、現時点では非常に実店舗・ネット通販ともに買いづらい状況となっている。 その一方で、ワークマン自身のメディア戦略の活発化の影響もあって、ワークマン商品をYouTube動画やブログ、インスタグラムなどで紹介するインフルエンサーやその予備軍の数は増加の一途をたどっている
現在の体制のままでワークマンは今後も拡大が可能なのか?(後編)
2021年4月12日 企業研究 0
作業服店だったワークマンが、商品の機能性の高さを活かして、カジュアル・アウトドアの客を取り込んだことは、特筆されるべき妙手だったといえる。 まず、ある意味で、カジュアルへの進出はワーキングウェア業界の悲願でもあった。 このブログでも何度か書いたが、ワーキングとカジュアルは親和性が高く、昔の作業服の多くは現在のカジュアルウェアに取り込まれている。第二次大戦後の
現在の体制のままでワークマンは今後も拡大が可能なのか?(前編)
2021年4月9日 企業研究 2
先日、なんばシティにオープンした「ワークマン女子」の内見会に参加したことは以前にも書いた。 税込み980円の9オンスTシャツはまた別色を何枚か買いたいと思っている。それほどにアメカジ好きにはコスパの高い商品である。 ワークマンの躍進によって、メディアには過剰な「ワークマンあげ」記事が多数見られるようになった。ちょっとアゲすぎではな
「定番服」であっても必ずトレンドには左右される
2021年4月5日 トレンド 3
今回は、メディアや経営コンサル界隈で注目されている「アパレルは定番を長く売り続けろ」ということについて考えてみたいと思う。 この論の根拠となっているのが、ユニクロやワークマンである。 だが、多くのメディアや経営コンサルはアパレルの商品をあまり見ていない。特定の商品の良し悪しを議論することはあるが、それが昨年物や一昨年物と比べてどうか?というところまでは考えな
ワークマンが9オンスのヘビーオンスTシャツを980円で販売していて驚いた話
2021年4月2日 お買い得品 3
今日、4月2日、なんばシティ南館2階に「ワークマン女子」がオープンする。 昨日、内見会に参加した。 大阪では第1号店になり、関東の店舗と合わせると、この業態が都心ターミナル型ということになる。 直接いろいろと話を聞くことができたので、また考えを整理してからどこかでまとめてみたい。 今回は店内で見つけたお買い得品について紹介したい。