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南充浩 オフィシャルブログ

衣料品・服飾雑貨が「水商売」だと改めて感じられたという話

2022年11月9日 売り場探訪 1

先日、東京から出張に来られた方と久しぶりにお会いしたのだが、その席上 「国内はマストレンドが5年間くらいほとど変わらないですね」 という話しになり、例えば「MA-1タイプのブルゾンなんてもう何年間流行っているんですかね」となった。 たしかに、ユニクロもジーユーもワークマンも毎年発売していて、各店頭を見る限りそれがある程度かなり売れている。 国内マストレンド市

「素人の気持ちがわかる」ということと「素人であること」は全くの別物

2019年10月16日 企業研究 0

様々な業種はそれなりに難しい。 小売店というのもそれに漏れず本当に難しい。 店舗に立っていると、昨日と今日でまるで売れ行きが変わることもある。昨日はさっぱり売れなかったのに、今日はすごく売れるなんてことは珍しくない。   一般的に、値段を下げた方が物は売りやすいが、安くしたからと言って売れるわけでもない。声出しをした方が客が寄ってきやすいが、それと

単に「ネット通販をやりました」というだけでは物は売れない

2018年8月23日 ネット通販 0

見出しの付け方がイマイチあれだが、このネット通販に関する記事は良かったのではないかと思う。 「ドンキはネット通販を大幅縮小、しまむらは急拡大の吉凶」 https://diamond.jp/articles/-/177839 くどい様だが、見出しはイマイチあれすぎるが、中身はなかなかの分析だと思う。 店頭での洋服販売不振を背景に、衣料品業界には過剰な「EC礼賛

小売店舗が全自動化されにくい理由。これがわかっている販売員や店長はAIに職を奪われない

2018年3月9日 考察 0

大学卒業後すぐにイズミヤの子会社である安物の洋服販売チェーン店で働いた。 その時、商品の入れ替え時期やら新店舗オープンの手伝いやらという貴重な体験をさせてもらった。 今の知識でそれらができていればどれほど勉強になったかわからないが、当時はその作業の意味さえわからなかった。 わからなかったが、什器の配置やら商品の配置などの店作りの様子を見ていて、どうやってこれ

中途半端なアパレルはワークマンとドン・キホーテに食い散らかされる

2017年8月24日 企業研究 0

 メディアはもとより、その折々のトレンドに流されやすいアパレル企業経営者は、今、ユニクロとゾゾタウンと百貨店くらいしか注目していないように感じられる。 しかし、ことカジュアル分野でいえば、ワークマンとドン・キホーテが既存アパレルの牙城を脅かすダークホースになると見ている。もしかしたら、「高機能・低価格」という評価軸に限定すれば、この両者はユニクロの牙城も侵食

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