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南充浩 オフィシャルブログ

ジーンズは数多くあるカジュアルパンツの中の1種類になってしまったという話

2024年3月21日 産地 0

一時期よりもジーンズを穿いている若者の数は増えたと感じる。 2010年代後半から2020年頃までの5年間くらいが最も若者がジーンズを穿いていなかった時期ではないかと思う。かくいう当方もジーンズを着用する回数がめっきり減った。 ストレッチ素材のスラックスやワークパンツ類を着用することが増えた。もっとも相変わらず、ベージュのズボンだけは苦手で滅多に穿かないが。

30年間「こだわり」を発信し続けてきた国産ジーンズ業界はまだそれを続けるの?

2023年10月24日 ジーンズ 4

一時期に比べると2~3年前からジーンズを穿いている若い男女が増えたと感じる。 とはいえ、当方が大学生だった当時ほどの着用率ではない。あくまでもトレンドの1つに浮上したから穿いている人が増えた、そのように感じる。 【記者の目】国産ジーンズの今 若者とインバウンドが注目 人手不足、高齢化で生産量に課題 | 繊研新聞 (senken.co.jp) ジーンズ離れと言

ターゲットの嗜好に合わせた商品を提案する必要があるという話

2022年5月11日 ジーンズ 2

衣料品業界にはターゲットに向けた提案が下手くそな人が少なからずいる。 愛好者が好む「本物」をマス層にまで押し付けようとすることがままある。 いくら「本物」だろうと不便な製品なら大衆は支持しない ここでも触れたが、いわゆるデニム生地論争も結果としては、色落ち・色移りしにくいデニム生地を好むマス層は少なからず存在するということがわかった。 いわゆるジーンズという

なぜ形成が逆転した?ジーンズと作業服

2021年1月6日 ジーンズ 0

以前にも似たようなことを書いたことがある。 ジーンズと作業服は産地が同じである。岡山、広島あたりがそのメッカである。ちなみに学生服もこの地域で、三備地区とも呼ばれる。 備前・備中・備後をまとめた総称で、備後は広島県福山市辺りを指す。同じ広島県でも広島市辺りは安芸と呼ばれ、昔は別の国だった。 ファッション関係の人からすると、三備地区というと「ジーンズ」が真っ先

低価格SPAによってジーンズは本来の位置付けに戻った?

2012年7月12日 未分類 0

 ファッション雑誌や一般メディア、コンサルタント会社の方とジーンズについてお話をすると、ちょっと勘が狂うことがある。 どうもビンテージ系ブランドを過大に評価されているのではないかと感じる。 エヴィス、旧ドゥニーム、ダ・ルチザン、フルカウント、シュガーケーン、ウェアハウスなどなど。 最近だと桃太郎ジーンズやサムライジーンズなどもこの範疇に入るのだろうか。 いわ

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