
心斎橋筋商店街を歩いてみて改めて感じたユニクロとジーユーの強さ
2023年3月22日 売り場探訪 0
昨年秋くらいから、コロナ自粛がかなり減少し、人通りが戻ってきた印象が強くなってきたが、23年1月からは外国人観光客も増え始め、場所によってはかなり人出が増えていると感じられる。 昨年秋から飲食店、特に居酒屋類は結構客入りが増えていたが、23年1月以降は金曜日・土曜日の夜は予約をしないと入りづらいくらいにまで増えている。(大阪市内の場合) 3月に入って暖かさが

「アメリカではシーインの勢いが鈍化傾向」という記事を紹介してみる
2023年3月1日 企業研究 0
概して知見が狭くて浅い当方なので日々目にする報道は偏りがあることは承知の上だが、シーインに関する国内の報道のメインは 1、シーインすごい 2、シーインの盗作問題 だいたいこの2種類ではないかと感じる。 最近の1は、贔屓の引き倒しと言うか、イキリコンサルが飯のタネを求めてのポジショントークと言うか、が増えすぎていると感じられてならない。 2に関しては、まあ毎日

業界人が期待するほどにはシーインの知名度も利用率も高くなかったというアンケート結果
2023年2月21日 未分類 9
昨年10月・11月と大々的に報道されたシーインだが、12月に入ってからすっかり鳴りを潜めたように感じる。 これは当方がテレビ番組をほとんど見ないのということもあるのだろうが、当方の生活範囲内でいうと、2、3本の業界ウェブメディアでニュースを見かけた程度である。 10月・11月の熱狂ぶりは何だったのかと思うが、正直なところ、当方もシーイン関連でいくつかのテレビ

SHEIN心斎橋期間限定店に入店した感想をまとめてみた
2022年11月4日 売り場探訪 6
生来、人ごみにまみれることと行列に長時間並ぶことが嫌いである。5分や10分程度は並ぶが20分を越えて並ぶことは我慢できない。 そんなわけでSHEIN心斎橋期間限定店への入店を後回しにしていたのだが、11月2日の夕方5時頃に店の前をたまたま通りかかると、入店待ちの行列ができていないどころか、かなり空いていた。そこで急遽入店してみた。 今回は、話題先行のSHEI

「安い服が大好き」というのが世界的な本音ではないのかという話
2022年11月2日 トレンド 3
唐突だが、当方はメディアや自称有識者が語る「Z世代は消費する際にエコかどうかをとても気にする」という説はあまり当てはまらないのではないかと思っている。 理由は世界的にSHEIN(シーイン)が売れていることだ。 全世界での売上高が2兆8000億円に到達したと伝えられ、日本国内売上高は一説によると「数百億円」と言われている。 ブランド直販開始からたったの10年足

低価格衣料品を買うために手間暇を費やす意味が感じられないという話
2022年10月26日 売り場探訪 2
当方は短気な性格なので、あるかどうかもわからない商品を購入するために足繫く店舗に通うことや、何時間も行列に並ぶことは大嫌いである。 すでに家族もいないし別に友人もいないし、彼女もいないので基本的に1人で行動している。そのため、〇〇に入場するために長時間行列に並ぶとか、〇〇を食べるために長時間行列に並ぶなんてことはしない。唯一並ぶとするならスーパー万代で支払い

SHEINはユニクロとの競争なんて多分考えていないだろうという話
2022年10月13日 企業研究 2
SNS上ではすでに話題となっていたが、ユニクロ心斎橋旗艦店跡地に、今なにかと話題のSHEIN(シーイン)が期間限定店を10月22日からオープンする。 このユニクロ心斎橋旗艦店というのは2011年に心斎橋筋商店街にオープンした旗艦店で、H&Mの対面に位置する。2021年に閉店し、現在はジーユー心斎橋店に移転し、ジーユー心斎橋店はジーユーとユニクロの併設

シーインの急成長は多くの消費者がクリーンさよりも安さを求めていることの証明
2022年10月5日 トレンド 1
値段の安い商品の方が売れやすいというのは、日本だけではなく世界的に共通している。 ただし、高くても売れる物がある。それがなぜ売れたのかという分析が必要になる。モノヅクリガーの人たちやイシキタカイ系の人たちが言うように「高くても良い物なら売れる」というのは神話である。売れるためには何らかの理由があり、そこを上手く衝けた商品なりブランドは売れるが、良い物は黙って

学生が好きなブランドラインキングにランクインしないSHEINの人気
2022年6月28日 ネット通販 2
半年くらい前から中国発の急成長ネット通販専用ファストファッションブランド「SHEIN(シーイン)」が話題となっている。 個人的には国内での動向を見ていると、メディアや自称識者先行と感じられるが、国内で急成長が期待できるビッグブランドは無いから、メディアや自称識者が飛びついてポジショントークをすることは仕方がないと見ている。 国内のメディアや自称識者は 「学生

シーインとZARAを巡る過大評価
2022年5月31日 企業研究 0
人間は誰でもほぼ自分の身の周りのことしかわからない。 自分の住んでいる地域やかかわりのある範囲のことは何となく空気感も含めて把握できるが、かかわりのない範囲のことは理解できない。 そのため、国内でも縁の無い地域のことは知らないことが多い。行き来のない外国のことになれば猶更だ。別に日本人の理解力が劣っているとは思わない。外国人だって同様だ。 我々日本人がフラン