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南充浩 オフィシャルブログ

2021年9月 の記事一覧 : 20件

パクリ業界の超新星「鎌倉のシャツ」登場

2021年9月30日 未分類 3

当方はもともと悪ふざけが好きなので、洋服に限らずパロディ物が大好きである。 SNS上に流れてくるパロディコラ画像もけっこう好きである。   最近は、プロ野球OBのYouTubeを見ることが多いのだが、その中で見かけた「ザ・ポーク・フェイス」のTシャツがあった。 完全にノースフェイスのパロディだが、どこで売っているのかと検索したら楽天やAmazonで

それってどこが「エコ」なの?

2021年9月29日 トレンド 3

環境に配慮することは必要で、公害垂れ流しが良いとは全く思わない。 1970年生まれの当方の子供の頃は、日本全国に公害が溢れていた。小学生時代は夏になると毎日「光化学スモッグ」警報が発令されていた。 あれを見ない小学生の夏は無かったのではないかと思う。 それ以外にも河川の水質汚染も深刻だったし、琵琶湖では毎年夏には赤潮とか青潮とかカビとか発生し、琵琶湖から水を

スタート地点に立ったにすぎない百貨店のD2C売り場

2021年9月28日 トレンド 0

10月1日からコロナ自粛が解禁されることが濃厚となった。 解禁後はこれまでとは一転して、しばらくの間は実店舗が活況に賑わうのではないかと思っている。(はずれたらゴメンね) まず、居酒屋を含む飲食店は間違いなく、活況を呈するだろう。 また、飲食店に限らずほとんどの実店舗も恩恵にあずかるだろうと見ている。一方、巣籠り需要で好調だった商品群は少し消費が落ちるのでは

「6万円のパーカ」の何が問題なのか理解できないという話

2021年9月27日 トレンド 5

だいたいどんな商品でもピンからキリまでの価格差がある。 ウェブやSNSなんかを眺めていると、それぞれの価格で客層は住み分けていて、そこによくわからない思想やらなんやらはほとんど混じっていないように見える。 しかし、こと洋服に関しては価格の話がやたらと多く、単に価格をレポート的に伝える物よりも思想やらなんやらが絡んでいて甚だめんどくさい。 当方は洋服も他の製品

老人向けビジネスにあまり可能性を感じない理由

2021年9月24日 トレンド 3

来年は52歳になる。 実は今年の夏はずっと腰痛で苦しんでいる。6月に軽度のぎっくり腰になって、ある程度は7月10日ごろにはおさまったのだが、8月下旬から再びぎっくり腰ほどではないが腰痛が再発して今もまだ続いている。 まあ、はっきりというと体がジジイになって老化してきているのが如実にわかる。 また老眼も始まってきた。近視なので老眼を自覚するのは随分と遅い方だが

ミスリードを誘うようなメンズスーツに関するメディアの報道姿勢に疑問しか感じない

2021年9月22日 お買い得品 4

業界メディアを含めて、メディアというのは、味噌もクソも同等に比較するという悪癖が昔からある。 最近、違和感があるのは、ワークマンやAOKIの格安カジュアルセットアップと、通常のメンズスーツを比べて「メンズスーツ市場は大丈夫か?」という論調である。 ワークマンやAOKIのセットアップは5000円前後、通常のメンズスーツだとツープライスの既製品だと19000円く

外資低価格ブランドの公式アプリ利用率はかなり低い

2021年9月21日 ネット通販 0

衣料品関連を専門としていると、最近はEC(いわゆるネット通販)の話を聞くことが多い。 衣料品業界人やIT業界人はネット通販に過剰な期待をかけている人が多いように感じるが、大衆向けを狙うブランドには過剰な期待は不要だと感じる。 一方、IT愛好家向けとか少数のコアなファンだけで成り立つ小規模なブランドはそういうネット通販に特化してもやれるのではないかと思う。 先

レッドオーシャン化したクラウドファンディングという販売方法

2021年9月17日 ネット通販 0

インターネットの普及によって、アパレル製品への新規参入はさらに容易になった。 もともとの参入障壁からして、かなり低く、容易によじ登れる程度だったがそれがほとんど無いに等しくなった。 インターネットの普及によって大きく変わったのは、 1、情報発信 2、販売 だといえる。 1の情報発信でいうと、これまでは新聞、テレビ、雑誌、ラジオなどに採りあげられるまで自社から

衣料品の売上高は実店舗が8割以上を稼いでいる

2021年9月16日 トレンド 1

2018年と比べると、むやみやたらなネット通販礼賛の風潮が減ったように感じる。 メリットもあればデメリットもあるということが報じられるようになっており、かなり健全化したと感じる。 しかし、いまだにネット通販を過剰に信奉する輩も業界には少なくない。そういう輩は業界や関係する企業をミスリードするだけの存在でしかない。   20年度ファッションEC市場 

中間業者によって支えられるインフルエンサーブランドの乱立 ~合繊100%のモヘヤカーディガンが出来上がる理由~

2021年9月15日 デザイナー 0

新規参入者が絶えないのは、昔からのアパレル業界の特色だが、当方が若かった時分の90年代から2000年代半ばまでと、2015年以降では、デビューする有象無象のブランドの立ち上がりの様子は大きく変わっているように感じる。 2000年代中頃までにも読モやタレントなどいわゆる「素人ブランド」のデビューは多々あったが、必ず、業界や製品に通暁する会社や個人がサポートして

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