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南充浩 オフィシャルブログ

2020年8月 の記事一覧 : 18件

D2Cの曖昧さ

2020年8月17日 トレンド 0

アパレル業界はつくづく流行り物キーワードに弱い。 もともとアパレルというか、若い時分にファッションに興味を持つ人はミーハーであることが多い。だからそれは職業人となっても三つ子の魂百までなのだろうと思う。 しかも、アパレル業界は20年来の衣料品不況にあるから、溺れる者は藁をもつかむみたいな感じで、その時々の流行り物キーワードに飛びついてしまう。しかもそのキーワ

旧大手ジーンズメーカーはジーユーかユニクロとコラボして知名度を高めるべきでは?

2020年8月12日 ジーンズ 3

先日、ビッグジョンが百貨店のジーンズ売り場から撤退した。 理由は儲からないからである。どれくらい儲かっていないのかという裏は取れてはいないが、採算に乗っていないからだということ自体は裏が取れている。   個人的にはエドウインやリーバイス、ビッグジョンといった旧ナショナルブランド系のジーンズが好きだし、安くなった型落ち商品をたまに買ったりする。 しか

ベーシック品はユニクロとジーユーがあればいいという世の中になりつつある

2020年8月11日 ユニクロ 7

前回、気晴らしで5500円弱(税込み)で6点も夏服の見切り品が買えたことをアップした。 平均すると1点当たり906円(税込み)で買えたことになる。 値下げされた夏服を5500円弱で6枚買った話     安いだけなら、バブル期から安い服は存在していた。主に大型スーパーがその需要を支えた。バブル後半になると、青山、AOKI、はるやまなどの低価

値下げされた夏服を5500円弱で6枚買った話

2020年8月7日 お買い得品 0

今年の梅雨は長く、そして例年よりも気温が低めで比較的過ごしやすかったため、蒸し暑さが苦手な当方としては物凄く助かった。毎年梅雨はこうであってほしいと思うほどである。 その長い梅雨が明けると例年通りの猛暑が襲来した。暑くてつらい。 とはいえ、例年よりも暑くなる期間が短いが、涼しくなり始めるのはいつも通り10月半ば以降ではないかと思う。 そうすると、たっぷり2か

オゾックとアクアガールの廃止で一時代の終焉を感じた話

2020年8月6日 企業研究 2

ワールドが「オゾック」「アクアガール」など5ブランドの廃止を発表したので、今回はそれについて感想などを書いてみようと思う。   ワールドが「オゾック」「ハッシュアッシュ」など5ブランド廃止で358店閉鎖、希望退職200人募集   廃止するのは「ハッシュアッシュ・サンカンシオン(HUSHUSH 3CAN4ON)」「アクアガール(AQUAGI

アパレル業界における理想のEC化率はブランドごとによって異なる

2020年8月5日 ネット通販 0

長い梅雨が明けると途端に猛暑になった。この猛暑の時期が年間でもっとも嫌いである。 当方は暑い空気が嫌いである。ちょっとひんやりするくらいの方が快適なので、自宅にいる際、冷房はほぼ点けっぱなしでだいたい24~26度設定である。 意味のない28度設定にはしない。そんな温度ではとてもではないが耐えきれない。   この時期、日中に買い物に出歩くのが苦痛であ

アパレル企業有志による共通化は可能か??

2020年8月4日 売り場探訪 0

先日、有名コンサルタントの河合拓さんから久しぶりに連絡をいただいた。 お話を伺ったところ、商社を軸にして、アパレルの製造部門の共通化を提案し、模索しておられるとのこと。   「素材」「物流」「工場」を有志のアパレル連合で共通化したいのだとか。 これによってどのような効果があるかというと、取り扱い量が増えることで製造コスト、物流コストを下げることがで

ブランド寿命とブランドのライフサイクル

2020年8月3日 企業研究 0

さて、セシルマクビーという著名なギャルブランドがなくなってしまうことが発表されたのだが、これについて興味深い意見を拝見した。 セシルマクビーが無くなることに対して、様々な愛惜の声が聞かれたが、実際のところは売上高がピーク時よりもかなり減少していたため、何らかの措置が必要なことは明白であり、ブランド休止もその選択の一つだったわけである。 セシルマクビーの売上高

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