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南充浩 オフィシャルブログ

2020年3月 の記事一覧 : 21件

自社に適正な売上規模を見極められない会社の共通点

2020年3月16日 企業研究 1

飲食業界のニュースだが、他の分野、もちろん繊維・衣料品にも通じると思うのでご紹介したい。 いきなり!ステーキ社長、「カンブリア」出演で”公開処刑された”と話題に すかいらーく創業者の「お客様目線」に称賛集まる https://news.nicovideo.jp/watch/nw6820104   いきなり!ステーキ創業者の一

短メートル対応のプリント加工は生地の在庫問題を少しは緩和できるかもしれない

2020年3月13日 ファッションテック 0

エシカルとかサスティナブルとかエコロジーの打ち出しが多くて個人的にはちょっとウンザリしている。 国内の企業やブランドに限らず、海外のブランドでも上辺だけを取り繕った「なんちゃってエコロジー」が掃いて捨てるほどある。 もちろん、公害垂れ流しで良いとは微塵も思っていないが、完全なるエコロジーというのは今の科学技術では実現不可能である。 それにもかかわらず、完全な

古い機械が残っていることのメリットも考えてみては?

2020年3月12日 製造加工業 0

前回のブログで、今度父が転院する施設の事務局の通信手段が未だにEメールではなく、FAXだったことに驚いたのだが、いろいろなジャンルの企業でFAXは根強く残っている。 EメールもFAXもどちらもメリットとデメリットがあるが、個人的にはFAXの方がデメリットが大きいと感じている。   1、文字が潰れて判別しにくくなりやすい 2、送信OKの表示が出ても向

ネット通販に詳しくない社長さんにありがちな誤った認識

2020年3月11日 ネット通販 1

最近、業界の中高年層がようやくネットに注目し始めた。 ネットをやったから必ず売れるとは限らないが、よほどの「やらない」というポリシーがない限りは、ネットによる情報発信は必要不可欠だといえる。 中高年層がネットに注目し始めたのは「売れる」ということがある程度実証されたからである。 先日も産地系のあるコンサルタントに会ったが「産地では社長が代替わりをし始めていて

大手ECモールで売れたブランドが自社サイト販売になかなか成功できない理由

2020年3月10日 ネット通販 0

アパレル不況と呼ばれながらも、そこそこに儲けているアパレル関連企業は少なくない。 百貨店やファッションビルをメイン販路とする大手アパレルや、量販店への卸売りやOEM生産を手掛ける大手に苦戦が目立つ一方で、小規模ながらインターネット通販で確実に儲けている無名アパレルは世の中が認識しているよりも多く存在する。 foufouのような自社サイトのみでというところは逆

リスクマネジメントについて考えてみた

2020年3月9日 考察 0

セクハラ報道を受けてストライプインターナショナルの石川康晴社長が3月6日に社長を辞任した。 しかし、リスクマネジメントという観点からはこの対応はまったく評価できないのではないかと思う。   時系列を整理すると、 1、まずセクハラ疑惑が報道された 2、「事実無根」という声明を出した 3、Lineで複数の女性社員を誘う文面が掲載された 4、社長を辞任し

「低価格ブランドというキラーコンテンツ」に便乗してみては?

2020年3月6日 SNSについて 2

このブログも開始して今年秋で丸10年になるのだが、だいたいどれくらいの訪問者数とPV数があるのかというと、月によって上下動あるのだが、訪問者数は最大で10万人強、PV数は最大で25万強である。 もちろん少ない月もある。最少だと訪問者数は7万5千人、PV数は15万くらいである。 で、10年近くもやっていると、アホな当方でも確実に訪問者数とPV数が伸びる内容を一

できないのは「それ相応の理由」があるから

2020年3月5日 企業研究 3

世の中の事案は高度に細分化しているため、外野からは理解できないことが多々ある。 手近なところで例を出すならレザー(本革)だろうか。動物愛護とかなんとかかんとかで、本革を禁止にせよという急進派もいるが、レザーの原料は、牛、豚、羊、馬がほとんどである。これらは食肉用に毎日凄まじい数量が屠殺されているから、その分、皮(原皮)も自動的に生産される。 野生動物をわざわ

日本でD2Cが大ブームになりにくい理由を考えてみた

2020年3月4日 ネット通販 0

以前も書いたが、個人的にはD2Cについてさっぱり理解できないし、それがすごいことだとも思えない。また親近感も共感もわかない。 D2Cについて腑に落ちる説明を初めて見た このときは、深地雅也さんのD2Cについての解説が腹落ちしたことを書いた。   要するに   注目すべきは、ECありきの実店舗の設計だ。つまり、 「売る事を一番の目的としない

ファッションに「ビッグトレンド」が無くなったようにオッサンには感じられるという話

2020年3月3日 考察 1

このところ、何か月間か疎遠になっていた同年代の男性(要するにオッサン)の業界人数人とお会いした。 40代後半から50代前半という年齢である。 自分も含めて衣料品業界で25年以上働いてきた老兵たちだが、共通した見方というか感じ方があった。 それは「ファッションのビッグトレンドが見当たらない」という点で、メディアが強調するような「トレンドの移り変わりが早いという

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