MENU

南充浩 オフィシャルブログ

2020年1月 の記事一覧 : 19件

処分セールは「絶対悪」ではない

2020年1月17日 トレンド 0

500人とか1000人とか数千人の熱烈なファンに商品を売っているような小規模ブランドなら、売れ残り品はほぼ出てこない。出たとしても1型数枚程度だろうし、それとてもSNSでしっかりとファンと交流していればすぐに売りさばける。   しかし、実店舗やネットショップを構え、不特定多数になるべくたくさんの商品を売ろうとするようなブランドや店なら必ず売れ残り品

生地のクオリティが下がったのは原材料費の高騰が原因

2020年1月16日 考察 3

洋服の販売員さん「昔の服は捨てないほうが良い」その理由にわかりみの声多数「古着に真の価値がついてきた…」 https://togetter.com/li/1453823   というツイッターのまとめを先日見かけた。   この販売員さんが言っていることは事実で、洋服の製造に携わっている知人ははっきりと「2005年以前と比べるとそれ以降で洋服

大型バッグの利便性の高さを再認識した話

2020年1月15日 トレンド 2

今日は的中するかどうかわからない個人的な予想を。外れたらごめんね。   レザーの財布やバッグを製造している業者が、以前、「キャッシュレスの増加で大きな財布やショルダーバッグが売れにくくなった。財布もショルダーも小型化している」と言っていた。 これはナンタラPAY乱立の前のことである。 日本人はキャッシュレス率が低いというが、クレジットカードやSUI

防寒アウターは型数・品番数を広げすぎるな!

2020年1月14日 トレンド 0

今回はせっかくなのでマサ佐藤氏との飲み会とその後のブログを紹介してみたい。   小売店での販売員、店長経験からいうと、現場に立っているときは、当方程度の人間では何が売れるのかはっきり言ってわからない。 予想通りの商品が売れる場合もあるし、予想外の商品が売れることもある。 だから、なるべくいろんな種類の商品を置いておかないと安心できない。逆に幅広い種

これからは暖冬を標準として商品構成を考えるべき

2020年1月10日 トレンド 1

9日から関西では恒例の十日戎が始まった。 9日~11日までの3日間、関西圏のえびす神社は賑わう、この3日間が関西の正月の締めくくりのように感じる。 とはいえ、関西は15日までが松の内だからそれまでは正月である。 昔は15日は小正月と言ったのだが、今ではそんなことを言う人はめっきり少なくなった。   で、9日の朝、異様に暖かいと感じた。今年でちょうど

「あれ俺詐欺」にご用心

2020年1月9日 企業研究 3

20年前から現在に至るまで、アパレル不況と呼ばれながらも大ヒットしたブランド、ミドルヒットしたブランド、小ヒットしたブランドは国内にいくつもある。 アパレルブランドの場合、過去の経緯を見ていると、ヒットするかしないかは属人的な部分によるところが大きい。それが良いことなのかどうかは別にして。 ディレクターやらプロデューサーやら事業部長やらのパーソナリティで成功

現場の運用を考慮していない企画は成功しにくい

2020年1月8日 ネット通販 1

5年くらい前からWEB関連の相談を受けたり、それについての商談に立ち会うようになった。 EC、いわゆるネット通販についての商談や会議に立ち会うことも何度かあった。そうすると、門前の小僧のように習っていないのに、何となくお経が読めるようになったりしてしまう。完全に読めているとは言い難いが、何となく勘所のようなものがぼんやりとわかってくる。 多くのWEB業者は、

正月のバーゲンに行かなかった理由

2020年1月7日 お買い得品 0

年始の洋服店頭の状況はどうですか?と尋ねられたので、今回は雑感を。 年始の店頭の様子はよくわからない。なぜなら、買い物に出かけていないからだ。 老父が入院しているということも無きにしもあらずだが、それはメインの理由ではない。別段毎日見舞いに行く必要もないのだから年始のバーゲンに行きたければ行く。1日やそこら見舞いに行かなくても老父の容態は大して変化しない。正

昔の大手ジーンズメーカーって、ある意味でエコだったかもよ

2020年1月6日 ジーンズ 0

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。   昨年は国内ブランドでも「サスティナブル」とか「エシカル」とかの冠を付けるブランドが増えた。 まあ、本当にそういうものに最初から取り組んでいるブランドに関しては何もケチをつけるつもりはない。思想は自由だから自由にやればいい。 個人的にはそういうものにはほとんど興味はないからわざわざそれ

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ