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南充浩 オフィシャルブログ

製造加工業

学生服の納期遅れの原因はメーカー側の生産の乱れによるところが大きいという話

2022年4月7日 製造加工業 5

何度も書いているように当方は基本的にテレビ番組を見ていない。 20年間見続けているのは、日曜朝の仮面ライダーシリーズと戦隊シリーズだけである。あと、題材によって見たり見なかったりするのが、日曜夜の大河ドラマである。 それと1年前から、土曜朝のアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を見ている。 それ以外はテレビ番組を見ない。つまんねークソみたいな番組が多いか

ブランド素材が大手低価格ブランドへ行き着いてしまう理由

2022年3月10日 素材 2

繊維・アパレル業界と称されるが、繊維業界というとどちらかというと川上メインの視点、アパレル業界というと以前は卸売り型アパレルブランド中心だったが、今では店頭が中心の視点という感じがある。 川上、川中、川下と業界には存在するが、「生産数量」という視点でいうと、川上・川中と川下は大きく断絶している。 販売員&店長という川下の立場を経験した当方からすると、川上の「

衣料品という商品は身近だが理解するには膨大な知識が必要になるという話

2022年3月9日 素材 1

衣料品というのは、全裸で生活する人がいないので、万人にとっては非常に身近な物である反面、糸・生地・型紙と非常に専門性が高く、理解するには膨大な知識が必要となる。 ここに業界と消費者とのミスマッチが生まれやすい。 また製造工程に携わる人(川上)と店頭販売員やスタイリストといった川下にいる人との知識の断絶も起こりやすい。   当方は川下にいる人よりは多

ジーンズの着用率が落ちたのはビンテージジーンズブームに遠因があると考えられる理由

2022年2月28日 ジーンズ 4

少し以前に、某メディアから「ジーンズの復権はあるのか?」という設問について打診されたことを書いた。 ちょうど同時期に同じ内容でライトな記事が別媒体で掲載された。 当方は1970年生まれで今年52歳になる。自分よりも上の世代で70歳くらいまでは若い頃にジーンズに慣れ親しんでおり、現在でもジーンズを愛用している人は多い。 自分よりも下の世代だとどうだろうか、40

洋服の場合、品質が高いということと耐久性が高いということは必ずしもイコールではない

2022年2月14日 トレンド 8

先日、ある業者さんとちょこっと仕事のやりとりをしたのだが「洋服の品質」という文言に違和感があった。 衣料品業界の人は結構「品質」という言葉を多用するように感じる。「品質の低下」とか「高品質」とか。メディアはそれをそのまま使うので、それを読んだり見たりした消費者もそのように使う人が多い。 しかし、この「品質」という言葉が衣料品に対して使われる場合、守備範囲がか

在庫リスクを徹底的に避けることが絶対の正解ではないという話

2022年2月9日 製造加工業 1

少し前にも書いたが、ユニクロの1月度売上速報の商況分析コメントは改めて考えさせられるものがあった。 改めて引用すると   防寒衣料の在庫の過少や、セール時期での売り込みが不十分だったこと、 入庫遅延の影響で春物商品の立ち上げが遅れたことにより、既存店売上高は減収となりました。   である。 12月末からの冷え込みで、各社の防寒アウター消化

衣料品業界にOEM屋が必要不可欠な理由と製造段階の多層構造化の必然性

2022年2月2日 製造加工業 0

今回は上手くまとめられるかどうかは分からないが、衣料品業界のOEM(ODM含む)の話を。 まあ、いつもまとまってないじゃないかと言われると返す言葉もないのだが。   アパレルの物作りを支えてきたOEM屋も急速に素人化が進んでいるという話 – 南充浩 オフィシャルブログ (minamimitsuhiro.info)   前回のブログにいろい

アパレルの物作りを支えてきたOEM屋も急速に素人化が進んでいるという話

2022年2月1日 製造加工業 2

アパレルは参入障壁が低い。 それはOEM・ODMを手掛ける会社が無数に存在して、そこに依頼すればド素人でもオリジナル商品が作れてしまうからだ。 今ならインフルエンサー、昔なら読者モデル、タレントなどがいとも簡単にオリジナル商品を作れてしまうのは、OEM・ODM会社が存在するからだ。(以降OEMに統一する)   小規模OEM業者の生き残りも厳しい状況

生地問屋でも在庫をほとんど抱えなくなりつつあるという話

2022年1月27日 トレンド 0

繊維・アパレル業界は川上・川中・川下に分類される。 店舗やスタイリストは川下に属する。川下が最も消費者に近い。消費者が想像するアパレル業界というのはほとんどが川下である。 川上は糸、生地、染色などの製造加工業者である。 最近の過剰な業界内ブームともいえるサステナブルで、衣料品の廃棄を減らす最適解が受注生産ブランド、オーダーブランドであると川下の人たちは考えて

ジーンズと作業服と工場についていろいろと語り合った話

2022年1月21日 トレンド 2

たまに独立や転職で相談を受けることがある。どちらも失敗して今の境遇にある当方はだいたいの場合、賛成しない。 特に独立起業でオリジナルブランドを作ることには賛成しない。 昔ならOEM屋になることを勧めたが今では、OEM屋としての独立も勧めない。 それはこの回でも少し触れている。   小規模OEM業者の生き残りも厳しい状況となったアパレル業界 – 南充

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