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南充浩 オフィシャルブログ

ネット通販

欧米の低価格品が日本では通用しづらいと感じる理由

2022年2月17日 ネット通販 3

少し前のことになるが、ウォルマートが西友の株式のほとんどを売却した。 楽天、KKR共同で西友買収 ウォルマート、実質日本撤退の背景と早くも焦点になる出口戦略 _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】 (diamond-rm.net)       この記事はかなりまともに公平に論じられているように

販売員にこそ素材知識が必要なのではないか?と思った話

2022年2月16日 ネット通販 3

現在の国内ブランドの洋服は、一部を除いてはかなりデザイン的に同質化しているように見える。例えば、トウキョウベースという会社はいくつかの屋号を持っているが、当方からすると、屋号は違えど、店頭に並んでいる商品はあまり区別ができない。あと店の雰囲気も似たような感じにしか見えない。屋号の違いがわからない。もちろん。これは個人差であり「私は屋号の違いがハッキリクッキリ

洋服の場合、品質が高いということと耐久性が高いということは必ずしもイコールではない

2022年2月14日 トレンド 8

先日、ある業者さんとちょこっと仕事のやりとりをしたのだが「洋服の品質」という文言に違和感があった。 衣料品業界の人は結構「品質」という言葉を多用するように感じる。「品質の低下」とか「高品質」とか。メディアはそれをそのまま使うので、それを読んだり見たりした消費者もそのように使う人が多い。 しかし、この「品質」という言葉が衣料品に対して使われる場合、守備範囲がか

百貨店の月別売上高を見て考えたこと

2022年1月28日 ネット通販 3

当方は独立してからの12年間というものほとんど百貨店で買い物をしたことがない。 一番多く買い物をしたのは、今は閉店してしまった大丸梅田店にテナントとして入店していたユニクロだ。百貨店内ということでもしかすると、通常のユニクロ店とは異なる客層だったのかもしれず、他店で品切れとなっていた商品がよく残っていた。2017年~2019年にかけては年に何度か買い物をした

ネット通販で「店舗在庫による店舗受け取り」を実装したワークマン、ユニクロ、ジーユー

2022年1月25日 ネット通販 2

前回のガンプラの話を引きずって申し訳ないが、1月22日に超人気機種のRG Hi-νガンダムをヨドバシカメラ梅田店の店頭で購入したが、ヨドバシカメラドットコムはその直後でも品切れのままだった。 ヨドバシカメラ梅田店への入荷数が10個程度なら、理解はできるが、レジカウンター内に山積みにされていた数量から推測すると軽く100以上はあっただろう。ヨドバシカメラの大型

ガンプラの品薄状態によってネット通販の不便さを強く感じたという話

2022年1月24日 トレンド 1

今回は趣味の話で恐縮である。 興味の無い方は読まずに閉じていただいて結構である。   コロナ禍が始まって、如実に品不足となり、売れ行きが格段に高まったのがガンダムのプラモデル、通称ガンプラである。 当方は、離婚してから空き時間ができたため、ガンプラを買うようになった。買って組み立てるだけならそれほどお金はかからない。ハイグレードと呼ばれるモデルなら

オフプライスストアが我が国で急速に拡大しないのは当然

2022年1月20日 トレンド 2

一応、繊維・衣料品業界の記事を書くことで何とか暮らしているが、業界の自称有識者や業界メディアが騒ぐことに対して全くピンと来ないことが多い。 その中の一つに「オフプライスストア」がある。 2019年ごろから急速に騒がれだしたが、当方はピンと来なかった。なぜなら、存在意義が皆目わからないからだ。今も分からない。 2021年も終わって2022年が始まったわけだが、

国内アパレル企業の商品廃棄が世間のイメージよりも格段に少ない理由

2022年1月17日 トレンド 0

海外(主に欧米諸国)でのアパレル商品廃棄が問題になるたび、メディアや一部のコンサルからは「我が国のアパレルもー」という論調が煽り気味に流布されるのだが、統計と当方の肌感覚では国内アパレルの商品廃棄は、15年前や20年前はどうだったかわからないが、2008年のリーマンショックを契機に激減したと感じる。 以前にもご紹介した環境省の2020年の統計データを再掲する

サイズピッチを細かくすればするほど不良在庫は発生しやすくなる

2022年1月12日 トレンド 1

洋服が売れ残る理由は様々あるがその一つに「サイズ」がある。 ほとんどの洋服ブランドの場合、最も体型カバー率が高い標準体型のMサイズ、Lサイズは先に売り切れる。ついでSサイズ、XLサイズが売り切れる。XSや3L以上のサイズは売れ残る場合が多い。 これはXSのスモールサイズや3L以上のビッグサイズを必要とする人の人数が少ないからということになるだろう。 例えば、

ネット通販の普及が低価格衣料品を一層探しやすくした

2022年1月6日 ネット通販 0

衣料品を底値で買うことにはかなりの自信があるが、それでも失敗してしまう。 今回は昨年末に買い物で失敗した事例をご紹介したい。 当方は、2021年はユニクロの陳腐化、ジーユーの色数の減少などの理由により、ちょっと見た目が変わった服をアダストリアが運営するネット通販サイト「ドットエスティ」で購入していた。 ユニ被り、ジーユー被りを避けたい時は、ドットエスティの値

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