MENU

南充浩 オフィシャルブログ

猛暑日に快適な肌着はどれか?手持ちの肌着を比較してみた

2020年8月31日 商品比較 1

さて、今日で8月が終わるわけで、明日から9月が始まる。

今年も早いもので残すところあと4カ月になってしまった。新型コロナの休業で4月・5月の2カ月が飛んでいるから例年よりも尚更早く感じる。

40代になると、時間の経過するスピードが速まるが、今年は飛びぬけている。

7月は涼しくて非常に助かっていたのだが、8月からいつも通りの猛暑となり、31日も猛暑日である。7月が例年よりも涼しかったものだから、汗をかく量が少なくて助かっていた。

「ひょっとして、俺、汗っかきが少しマシになった?」

と喜んでいたら、何のことはない。単に気温が低かっただけである。8月から猛暑日が始まると、少し動いただけで汗が止まらない。

最近は日中に外出する際は、額にタオルを巻いている。頭から汗が滴り落ちてどうしようもないからだ。

 

で、今回、猛暑日が続いた8月、何種類かの肌着を試してみた結果、個人的な使い勝手の良さをまとめてみたいと思う。

もちろん、個人的な感覚や触感なので、俺は違うぞという人がいてもまったく不思議ではない。

前提として、当方が昔から凄まじい汗っかきで頭からはもちろんのこと、上半身全体がボトボトになるということをご理解いただきたい。

当方が今夏試した手持ちの肌着は3つ。

1、グンゼYGカットオフ

 

 

 

2、2年くらい前に買ったユニクロのエアリズムシームレス

 

 

 

 

 

3、グンゼボディワイルドの新製品「エアーズ」

 

 

 

 

である。

気温が30度くらいまでしか上がらなかった7月末までははっきり言って、どれを着ても大差はなかった。

しかし、35度を越えると異次元の暑さである。汗のかく量が異なる。

 

まず、去年買ったグンゼYGのインティーだが、手持ちのインティーには何種類かあって、それぞれ素材の組成が異なる。インティーは首元、袖口、裾が切りっぱなしだが、どれも綿の配合率がある程度高いところに特徴がある。

そのため、合繊100%の肌着は肌感覚に違和感がある、とか、肌が弱くて合繊100%肌着ではかゆくなったり荒れたりする、とかいう人にとっては非常に助かる商品ではないかと思う。

綿の配合率が多い編み組織で切りっぱなしを実現できるのは、すごい技術力の高さだと当方も思う。

だが、個人的には、綿の配合率が高いと猛暑日に噴き出る汗では、乾燥が追い付かないと感じる。常に濡れたままで肌に貼りつく感覚が気持ち悪い。

配合率が違う品番が何種類かあるのだが、

去年買ったYGカットオフはポリエステル35%・綿30%・レーヨン20%・ポリウレタン15%という組成である。

 

今年のYGカットオフのインティーは綿55%・ポリエステル30%・ポリウレタン15%である。

繰り返すが気温が低かった7月末まではどちらを着ても大差なかったが35度を越える日だと、前者の綿30%の方が肌に貼りつく感覚が少なくて助かった。

 

次に2年くらい前に買ったユニクロのエアリズムシームレスだが、組成はナイロン84%・ポリウレタン16%となっており、こちらは綿配合よりも汗で濡れても肌に貼りつく感覚が少ない。

しかし、編み組織の違いなのか(組成の違いではなく)袖口の切りっぱなし部分がくるりんと丸まってしまう。

 

 

これがちょっと気になる。

一説によると、この当時のエアリズムシームレスは、けっこう難しい編み方(経編ではないかという指摘があった)をしているので、ちょっと扱いづらかったと素材関係者からは言われていた。

袖口がくるりんと丸まってしまうのはその影響なのではないかと思う。

今年はエアリズムシームレスを買っていないのでわからないが、そのあたりは解消されたのだろうか?

 

3つ目はグンゼボディワイルドのエアーズである。

これも切りっぱなしが特徴だ。組成はポリエステル85%・ポリウレタン15%となっている。

綿よりも肌に貼りつく感覚が少ない。また切りっぱなしの生地がくるりんと丸まってしまうこともない。

価格は1980円でエアリズムに比べると高いし、YGのカットオフやYGのインティーよりもわずかに高いが、猛暑日の噴き出る汗でも比較的快適な着心地がある。

合繊100%でも気にならない人や合繊100%でも肌荒れを起こさない人にとっては、この商品が最も良いのではないかと思う。

当方は猛暑日が始まってから、エアーズの着用回数が増えた。と言っても、1枚しか持ってないのですぐに洗濯をしてまた着るということを繰り返したわけだが。(笑)

 

7月の気温は梅雨の長短に左右されてしまうので、なんとも言えないが、8月はもう猛暑日しかないと思った方が諦めがつく。来年の猛暑日に向けては合繊100%のエアーズトップスを数枚買いそろえようかと思う。夏向けの商品なので秋口になると値引き販売されるだろうから、その時がねらい目である。

ただし、汗のかく量や肌に貼りつく感覚には個人差があるから、綿が多くても気にならないという人がいても、合繊100%は気持ち悪いという人がいてもまったく不思議ではない。

いろいろと試してみて自分が快適だと思う商品を選ぶことをおすすめする。

 

グンゼボディワイルドのエアーズトップスをどうぞ~

この記事をSNSでシェア
 comment
  • kkk より: 2020/11/03(火) 12:02 AM

    服のヨレとか撮り方、考えないと汚らしいですよ💦

kkk へ返信する コメントをキャンセル

CAPTCHA


南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ