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南充浩 オフィシャルブログ

9月の気温は平年並みになる?10月はまた気温が上がる?そんな3ヶ月予報

2026年7月22日 天候・気候 0

関東も梅雨明けと同時に猛暑・酷暑が始まったようである。

関西は7月10日ぐらいから暑くなり、このところ1週間くらい猛暑日が続いている。数時間おきに予報が変化するYahoo!天気予報によると、7月25日までは猛暑日・酷暑日が続くが、26日からは最高気温33度くらいに落ち着くことになっている。

しかし、8月1日からは再び猛暑日が始まるとされている。

 

 

 

そんな中、気象庁の3カ月予報が7月21日に発表された。

7月、8月の猛暑はみんな覚悟の上だろうから、興味は9月の気温にある。特に衣料品関係者は9月の気温はどうなるのかは特に気にしていることだろう。

気象庁 | 季節予報解説資料

3カ月間トータルだと「全国的に平年並みか高い」となっており、当方も含めて全員が「知ってた」という感想になる。ただ、昨年と異なるのは「平年並みか高い」の予報確率が少し低くなっており、ともに40%ずつとなっている。

 

 

で、月ごとに見てみると、様相は少し異なる。

8月は全国的に高い。これはYahoo!の天気予報でも示された通りである。当方とて覚悟している。

しかしながら、9月は沖縄を除いて「ほぼ平年並み」になっている。平年並みの確率が40%で最も高く、低い・高いはともに30%ずつの予報確率となっている。

 

ここから推測されることは、猛暑・酷暑は8月いっぱいか9月頭で解消されるのではないかということである。

平年並みとは言っても9月のことだから、びっくりするくらいの涼しさにはならないだろう。それでも朝夕は秋の気配を感じる日が増えるのではないかと思われる。

 

 

 

一方、10月は衣料品業界にとっては悲報である。

全国的に「平年並みか高い」となっており、確率はともに40%ずつである。

この予報が的中すると仮定すると、猛暑は8月いっぱいか9月頭で解消され、9月は昨年・一昨年に比べると涼しくなる。しかし、10月はそのまま涼しくならずに気温が上昇するか、9月と同水準のままで推移する。

そのように考えられる。

一昨年は10月末まで真夏日が続いていたので「暑い10月」には慣れている人がほとんどだとは思うが、衣料品に引き寄せて考えてみると、今年の9月は比較的に秋物が早めに動きそうである。しかし、一転して10月は秋物購買が止まるのではないかと思われる。

衣料品業界にとって「暑い10月」は悲報でしかない。

特にこれまでの慣例だと、10月中旬過ぎには防寒アウター類が店頭投入される。この10月下旬から11月までの期間が、防寒アウターを定価で販売できる最初で最後のチャンスである。

ここを外すと、もう12月のプレセール、1月の正月バーゲンでしか販売できなくなってしまう。

 

 

 

こちらのYouTubeでは今回の3ヶ月予報について、猛暑は一旦8月で落ち着いて、9月は意外と涼しくなり、10月(というが動画内では寒くなり始めるころと表現)は再び暖かくなるのではないか、と予想している。

 

 

 

10月の気温上昇がどれほどの水準なのかは今の時点では判然としない。ましてやド素人たる当方が正しく推測できるわけもない。

一昨年のように10月末まで最高気温30度の日が続くと秋冬物衣料品販売は完全に絶望だろう。しかし、最高気温24度くらいが月末まで続くと、ソフトランディングできる確率は高くなる。

 

 

 

各社ともに冬物アウターの仕込みはほぼ終わっていると思われるが、スーパーエルニーニョが現在発生しているとのことで、10月以降は暖冬傾向になる可能性が高いと考えられている。そのため、軽量ダウンに代表されるような薄中綿入りの防寒アウターがメイン商材になるのではないかと思われる。

オーロラダウンに代表されるような分厚くて保温性が高いダウン・中綿入りアウターは苦戦に終わるのではないだろうか。

今から品揃えを一部だけでも変更できるならしておいた方がよいのではないか。

 

 

今年、後半の気温で考えると、8月は猛暑で吸水速乾・接触冷感・遮熱などの機能性衣料品が好調に動き続けるが、9月は秋物が例年よりも早めに動きそうだ。

ただ、10月以降、暖冬傾向の可能性が高いので、分厚い防寒アウター類・分厚い防寒中衣類(セーターやフリース、裏起毛トレーナーなど)は苦戦となり、早目の値下げ販売が始まりそうだ。

メイン商材は薄手から中肉の防寒アウター類・防寒中衣類あたりになるだろう。また、暖冬が実現すると保温肌着類の売れ行きは鈍るのではないかと思われる。

保温肌着類がドル箱アイテムとなっている大手低価格チェーン店は多いので、その場合、商況はかなり厳しいものになるのではないだろうか。

 

 

とはいえ、6月の涼しさも予想を外した気象庁の長期予報なので、今回も的中するかどうかもわからない。

果たして今回の予報は的中するかどうか。

 

 

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