「ファッション性」よりも「キャラクターコラボアイテム」への関心がより高まっているという話
2026年6月9日 トレンド 0
先日、20年近く前からの知り合いが所属しているアクセサリーブランドがルクアイーレに常設店を開設したので、顔を見に行った。
フロアはアクセサリー、小物・雑貨で、どのショップにもキャラクターコラボが最低でも1~2種類並んでいて、キャラクターIPの強さをひしひしと感じた。
また、工事中の区画もあり、尋ねてみると「サンリオショップがオープンする予定らしい」とのこと。
アクセサリーブランドに所属する彼が「最近は他社ブランドも含めてキャラクターコラボ品番が強いですよ。体感としてはキャラクターコラボ物ばかり売れるという感じです」と話していた。
もとより衣料品への関心が薄い当方だが、最近はさらに拍車がかかり、これと言った欲しい衣料品が本当に減ってきた。辛うじて猛暑対策の吸水速乾服には興味がある程度で、あとは遮熱素材服を一度試してみたいと思っている程度である。
デザイン的にこんなものが欲しいとか、こんな色柄が欲しいというのは無い。黒・グレー・紺くらいで十分である。
さらにいえば、生来のケチさに磨きがかかり、ワークマン以外では定価商品を絶対に買わなくなった。(ワークマンは値引き品が少ない)
最近ではジーユーで990円に値下がりした物しか買っていない。
その一方で、ほぼ毎月発売されるガンプラは定価で買っている。(ガンプラ値引きはヨドバシくらいしか残っていない)
ハイグレードキットは以前は2000円台が主流だったが、最近では3000~4000円台に値上がりしており、数年前のマスターグレード、リアルグレード並みの価格となっている。それでも定価で買っている。たまに家電量販店の値引きクーポンやポイントを使って値下げして買う程度である。
マスターグレードはかつては3000~5000円程度だったが、今の最新商品は7000~1万円以上である。それでも欲しい機体が発売されると定価で買っている。
衣料品はほとんど定価で買ったことがないが、ガンプラはマスターグレードでも定価で買ってしまっている。もう金銭感覚が麻痺してきて、定価5000円の衣料品は高いと思ってしまうが、5000円のマスターグレードならそう高くはないと思うようになってしまった。
まあ、当方に限った話でも衣料品よりガンプラというキャラクターIP商品への支出を重視するようになってしまっている。
さて、そんな状況下で先日、ポケモンの純利益が発表された。
ポケモン26年2月期、初の純利益1000億円超え ヒューマンメイドなどアパレルコラボ好評
「ポケットモンスター」のIP展開を手掛けるポケモンの2026年2月期は、純利益が前期比70.7%増の1200億円で、1000億円の大台を初めて突破した。
とのことで、純利益1200億円というのは凄まじい。それほどに好調だったというわけである。
理由としてはもちろん、ゲーム関連の好調さがあるが、それと同時に「アパレル関連とのコラボ」も要因として挙げられている。
30周年の節目にあたりアパレル関連ブランドとの協業も積極的に行っている。NIGO®︎が手掛けるライフスタイルブランド「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」とのコラボではアイテムが即完売で入手困難となったほか、「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」や、TOKYO BASE、「スリーコインズ(3COINS)」とも協業。2027年2月期でもこの流れは継続しており、「リモワ(RIMOWA)」「ミヨシラグ(MIYOSHI RUG)」とのコラボではアイテムがフリマアプリでプレミアム価格で取引されるなど話題を集めた。
とのことで、いずれのブランドも錚々たる顔ぶれである。
個人的に驚くのは、国内ブランドはさておき、リモワという欧米ブランドまでもがポケモンコラボ商品を展開している点である。
当方もいまだにポケモンGOをほそぼそとやり続けているものの、例えば、先日発表になったヒューマンメイドのポケモンコラボ服なんて、着たいとも思わない。なぜピカチューの顔がデカデカと描かれた服を数万円も支払って買わねばならないのかと思ってしまう。
リモワも同様だ。ポケモンが描かれたクソ高いケースなど持ちたくもない。それなら、そこら辺に1900円くらいで売られている無地のリュックでも背負っている方がずっとマシである。
とはいえ、それが売れて各社の業績に貢献しているのもまた事実であり、ヒューマンメイドの近年の急成長の要因の一つとして、ポケモンを含めたキャラクターコラボ服の発売が挙げられている。
ヒューマンメイドが単なる本格的作り込みのビンテージレプリカ、ミリタリーレプリカなら、有象無象のミリタリーレプリカブランド同様に売上高は数十億円でストップしていただろう。
このように考えると、衣料品ブランド・服飾雑貨ブランドにとって、キャラクターコラボIPは不可欠な販促手段となっていることがわかる。
これが一時的で短命なブームなのかというと、そうではないだろう。当方がこの話題を書くようになってから10年近く経過していて、キャラクターコラボアイテムはさらに拡大していると思われる。
今後、キャラクターコラボアイテムありきの商品構成は衣料品ブランド・服飾雑貨ブランドにとっては極めて当たり前の取り組みとしてさらに定着することになるだろう。
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