南充浩の繊維産業ブログ

ファッションブログ・・・・と言いたいところだけれどもそこまでファッションに特化していないし、能力的にもできない。そこで繊維製造業、産地、アパレルメーカー、小売店など幅広く繊維産業全般についてぼちぼちと書きます。たまにマスコミ、経済問題についても書く予定。よろしくお付き合いください。 お仕事の依頼は minami_mitsuhiro@yahoo.co.jp まで。

繊維業界新聞の記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下まで担当。 同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。 現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

西友

ネット通販よりも実店舗の方が安い場合がある

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ネット通販よりも実店舗の方が安い場合がある
 禿げかけた初老のオッサンの私生活なんて誰も興味がないだろうが、2011年4月末から週に2~3回、主に土日祝日は1時間ずつ走るようにしていて、ついに丸6年を突破した。

自分が1時間で走れる距離はポケモンGOで測定するとだいたい7キロくらいで、調子がよければ8キロ弱という感じである。そんなに速くない。

6年走っていると、ランニングシューズが潰れるので定期的に買い替えなくてはならない。

靴底のすり減りが激しくなると買い替えるようにしており、つい先日、新しいランニングシューズを買った。
これが4足目である。

平均すると1足あたり1年半ということになるが、実は最初の半年間くらいはランニングシューズも専用のウェアも買わなかった。
街歩き用のスニーカーとテキトーなTシャツで走っていた。
理由は、ランニングが習慣にならなかったらもったいないからである。
生来のスポーツ嫌いなので、それほどにスポーツに関しては自分のことを信用していない。

で、半年過ぎたころに、サボることはないと判断してシューズとウェアの購入に至った。

1足目はリーボックのジグテックでABCマートで5900円に値下がりしてたのを買った。
2足目はプーマで種類はわからない。スポタカで3500円に値下がりしていたのを買った。

この2足でだいたい4年間持った。

3足目もプーマだったが、グラスホッパーというスポーツのアウトレット店で買った。
2900円くらいに値下がりしていたが、元値が4900円だったので割引率は一番少ない。
前の2足は定価が8000円以上していた。

この3足目は1年半弱で靴底がすり減ったので今回の4足目の購入ということになった。

この3足に関していえば、安物は持ちが悪いということになる。

4足目はアディダスギャラクシー3という種類で、西友で買った。

そう、ある意味、激安の殿堂の西友である。

アディダスが好きなわけでもギャラクシー3が好きなわけでもない。
たまたま西友で見つけて、価格が3900円からレジにて1割引きになっていたので買った。
消費税込みで3790円である。

IMG_2842





西友で見つけてから、同じ商品がどれくらいの価格なのか市場調査を行った。
もちろん一番安いところで買うためである。

同じ商品なら安い方で買う。

まずはなんといってもAmazonである。
スマホで検索をしてみた。ポケモンGOをやるためだけのスマホではない。
ちなみに今、227種類目までポケモンを集めることに成功している。もう少しで全種類そろう。

ご存知のようにAmazonの価格は変動する。
だから定期的にチェックしてもっとも安い時期に買うのが得策であり、価格が高くなっている場合は見送るのがもっとも賢明な行為だといえる。

だいたい価格はAmazonだと4500円前後である。
現に、5月15日現在では4530円となっており、Amazonで買うという選択肢は消えた。

次にスニーカーのステップを覗いた。
4990円で販売されているのでこれも選択肢から消えて、西友がもっとも安いということになった。

この商品の参考価格はAmazonでは5389円となっている。
西友の価格だと参考価格からの30%オフということになる。

それで西友で買ったという次第だ。

今回、リサーチした範囲内で最安値の西友で買って考えたことは二つある。

まずは、安さではネット通販に勝てないといわれるが、実際はネットが最安値ではないということである。

Amazonは安いと言われており、実際に価格コムでも調べてみると、Amazonが最安値になる商品がたくさんある。しかし、それよりも安く売る店が存在する。

今回のランニングシューズしかり、ガンプラしかりである。
実店舗を定期的に覗く必要がある。

次に、じゃあ、安ければそれで良いかというと、筆者は安ければ「それで良かろうなのだ!」と高らかに叫ぶ性格だが、そうではないという人も世の中には多い。
もし、安さだけで売れるなら西友はもっとバカ売れしているはずだ。

しかし、現実はそうではない。

その原因は、

1、西友の安さが多くに伝わっていない可能性がある
2、多くの人は安さだけを求めるわけではない

1は西友の広報・告知の問題である。

2は、背景を考えない価格競争を繰り広げる業界が検討すべきで問題である。

例えば、「西友で買うのはなんだかかっこ悪い」と考える人がいるだろう。
そういう人は高くてもAmazonやステップで買う。
またアディダスショップで買いたいという人もいるだろう。

自分には、まったくその心理は理解できないが。

また、安さ一辺倒の自分だって人様にプレゼントするときは西友で買うのは躊躇する。
参考価格よりも1600円儲かったからそれでガンプラを1個買おうとは思わない。

安さだけを求めるなら、ラグジュアリーブランドの商品は全員がドン・キホーテで買うことになる。
しかし現実はそうではない。

じゃあそういう消費行動の原因はどこにあるのだろう。
それを分析すれば、生産数量やシステムを無視した低価格競争からは脱却できるだろう。



インスタグラム始めました~♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/











ジーユーと西友で買ったお買い得品

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ジーユーと西友で買ったお買い得品
 今日はお気楽に。

今週買ったお買い得品を。

まず、ジーユーのニット帽を買った。
以前、元嫁にニット帽が似合っていないと言われてからニット帽は被らなかったのだが、朝起きてゴミを捨てに行く際に、寝ぐせのついた髪の毛を剥き出しにするのはアレなので、いつも中折れ帽をかぶっていたのだが、それもなんだかおかしいので、ゴミ捨て場行きのニット帽が欲しいと思っていた。

ゴミ捨て場行きのニット帽に大枚をはたくのは絶対に嫌だから安ければ安いほど良い。
上限は1000円前後だと定めていたのだが、今まであまり買う機会がなかった。

ジーユーが10周年記念でニット帽を390円均一で売っていたので買った。

種類がいくつかあったのだが、山田耕史さんは、毛糸っぽいアクリル100%のニット帽を推薦しておられたが、個人的に頭から汗をよくかくので、そんな暖かい素材の物は要らない。

アクリル56%・綿44%のニット帽を選んだ。
肌ざわり質感ともに冬用ではなく、春秋用といった感じで、梅雨前くらいまでかぶれそうな感じがする。

IMG_2041



これは元値が790円で、それが590円に下がり、それが期間限定で390円にまで下げられていた。
価格からすると品質も十分だろう。
これでゴミ捨て場にも心軽く行けるようになった。

次に西友に向かった。

西友にはレナウンのボクサーブリーフが4枚1000円で売られていた。
レナウンは百貨店アパレルというイメージがあるが昔から量販店にも卸売りをしており、その量販部門が企画製造した商品だろうが、これは安い。破格値である。

ユニクロやジーユーよりも格段に安く、1枚250円である。

無地が綿54%・ポリエステル46%、ボーダー柄がポリエステル65%・綿35%である。
「肌着は綿100%でないと」という中高年もおられるが、ポリエステルが混じっていたほうが早く乾く丈夫で長持ちする。

FullSizeRender (2)



オグランの綿100%ボクサーブリーフより、イトーヨーカドーで5年前に買ったポリエステル混のボクサーブリーフの方がはるかに持ちが良い。
ちなみにオグランのボクサーブリーフはヤマトインターナショナルのファミリーセールで1枚500円で買っているが、イトーヨーカドーで買ったのは夏のバーゲンの末期で、たしか200円くらいに値下がりしていた。

丈夫さでもコストパフォーマンスでもイトーヨーカドーの圧勝である。

今回の西友で買ったレナウンもポリエステルが混じっているから丈夫だろうと期待している。

しかし、西友にはお買い得品が多い。
今回は買わなかったが、10足1000円の靴下もあった。
これを1パック買えば1年くらいは靴下を買わずに済むから、来週か再来週にでも買ってみたいと思う。

IMG_2037




1足100円ということになり、これはバッタ屋に並んでいる処分品とほぼ同じ値段である。

それほどのお買い得品があまり減らずに、売り場ワゴンで山盛りになっている状態が衣料品デフレのすさまじさを物語っている。

それ以外だと、このブラックの迷彩柄ネクタイだ。
これは経糸がポリエステル、緯糸にシルクを打ち込んで織り柄で迷彩を表現している。
それでいて価格は定価で1900円。

IMG_2036




どんなクオリティの芯地を使っているのかはわからないが、使用している生地のクオリティとデザイン性は十分で、1900円なら破格値ともいえる。

ブラックを基調とするモード系ブランドの店に混ざっていても違和感はない。
なんならラベルを取り換えてコムサ・デ・モードの店頭に並べておいても顧客はおろか、スタッフも違和感を感じないだろう。

半額に値下がりしたら買ってみたいと思う。

1足100円の靴下、それにこの迷彩柄ネクタイ、ともにデザイン性は悪くない。
それでいてこの価格だし、生地の品質も決して粗悪品ではない。

使用素材だとか見た目のデザイン性だとかでは、これらの超低価格品と百貨店ブランドとの区別がほとんどできなくなってしまっている。

かつてのDCブーム期は、DCブランド商品と量販店商品との見た目が明らかに違っていた。
だから多くの人は高いDCブランドで買っていたのだが、ここまで見た目が変わらなくなると、安い方でもかまわないという人が増えるのは当然の結果といえる。

だから中高級品は、使用素材とか見た目のデザインも大事だが、そこにフォーカスを当てすぎた売り方をすれば、かならず低価格品との価格競争に巻き込まれてしまう。そこを理解するところからでないとブランド再構築なんて永遠に絵に描いた餅のままである。












ファッション化が進む低価格衣料品

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - ファッション化が進む低価格衣料品
 最近は本当にトレンド商品の供給が、いわゆる「ブランド」と低価格店で差がなくなってきたと感じる。
ほぼ同時に同じアイテムが店頭に並んでいる。

ユニクロやらジーユーやらしまむらやらの低価格ブランドがそうなっていることは一般的にも広く知られているが、スーパーマーケットでもこの傾向は同じである。
GMSと総称される大型スーパーの衣料品売り場は結構なトレンド物が並んでいる。

もう1,2か月前のことになるが、また西友を覗いた。

例えば、半袖のスタンドカラーシャツが並んでいる。
また、デニム調のジョガーパンツが並んでいる。

IMG_1210


IMG_1211



見た目もそれなりの雰囲気に見えるし、生地が格別に安っぽく見えるわけでもない。
黙って着ていたら、専門店やセレクトショップで買ってきた商品と区別できないだろう。

ちなみにこのデニム調のジョガーパンツは「VALMAN(バルマン)」というブランド名が下げ札に表記されているので、西友の自社企画商品ではなく、コイズミクロージングから仕入れた商品だということがわかる。
有名な高級ブランドにBALMAIN(バルマン)というのがあるが、日本に本格的に上陸できないのは、このコイズミクロージングのバルマンとの兼ね合いだと聞いたことがある。

IMG_1212

(VALMANの下げ札)

20年前だったらここまでジャストタイムでトレンド品がGMSの売り場に並ぶことはなかった。

記憶の中にあるジャスコやイズミヤの衣料品売り場はやっぱり専門店、百貨店、セレクトショップと比べるとトレンドが遅れていた。
トレンド商品がほとんどなく、そのトレンドが終わるころにやっと売り場に並ぶということが多かった。

それが今ではほぼ同時である。
GMSの衣料品売り場はあまり消費者に顧みられることが少ないが、以前に比べるとずいぶんと変わってきている。

通常、業界ではこのようにわけられてきた。

専門店、百貨店、セレクトショップはファッションを売る
低価格店、量販店は実用品を売る

と。

しかし、現在はこの構図は事実上崩れ去っている。
低価格店、量販店もファッションを売っている。

なぜなら、実用品を持っておらず困っているという人は現在、ほとんどいない。
明日穿く肌着のパンツが1枚もないなんて人はほとんどいない。
手持ちの靴下が3足しかなくて、それが全部穴が開いているなんていう人はほとんどいない。

もちろん、実用品の買い替え需要はあるが、買い替え需要程度だから、毎年衣料品を購入してもらうためにはファッション衣料を売るほかない。
低価格店、量販店がファッション衣料を販売するのは当然といえる。

日経ビジネスオンラインに先ごろ掲載されたしまむらの社長インタビュー記事がある。

しまむら、新・成長モデルで復活の兆し

制度疲労の効率経営に“はさみ”を入れる
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278209/061300048/?P=1

で、その中でこういう発言がある。

「閉店した地方百貨店や専門店の顧客が『しまむらも捨てたもんじゃない』と来てくれるような店を目指したい」と、野中社長は野心を隠さない。

とのことだ。

百貨店や専門店の顧客の取り込みを目指している。
正直なところ、今のあの内装のあの店舗で百貨店や専門店の客を取り込むことはけっこう難しいのではないかと思う。チープ感が漂いすぎている。
また陳列方法も垢抜けていない。

しかし、商品力はそれなりに評価されており、掘り出し物がある。
「しまらー」と呼ばれるファッション好きのしまむら顧客もすでに存在している。

もうすでに一部の顧客はとっくの昔に取り込みに成功している。

今後、この傾向はさらに強まる。

しまむらだけではない。
おそらくGMS各社の衣料品もさらにファッション化するはずだ。
西友の例でもあるように、かなりファッション化が進んでいる。

こうなると、「ブランド」はどうするのか?
「俺たちはファッションを売ってる」なんていうのは単なる独りよがりにすぎなくなる。

ほとんど同じような商品が並んだら、低価格のほうで買う消費者が増えるのは自然な流れである。
グローバルファストファッションは成長が止まりつつあるといわれるが、今後も低価格衣料品はなくならない。
かつてダイエーを筆頭とするスーパーマーケットで低価格衣料品が売られて、売上高を稼げた時期があった。
紳士服チェーンも低価格を武器に成長した。

グローバルファストファッションが仮に今後凋落しても、また新しいやり方の低価格衣料品が必ず登場するだろう。

それにしてもなぜ、衣料品だけは「低価格追放」のようなキャンペーンが起きてしまうのだろうか。
不思議でならない。

家電でも自動車でも超破格値商品は必ず登場する。
スマホも飽和状態なのでどんどんと低価格スマホが登場している。

低価格衣料品が登場するのはそれと同じである。

さて、今日から夏のバーゲンが正式にスタートする。
前倒しだとか言われているが、全然そんな気がしない。
これまでならもっと早い時期に開始された年もあった。
7月1日スタートなら驚くほど早いとは思わなくなった。

そんなわけで、投げ売りの掘り出し物探したいと思う。
低価格衣料品万歳。





大型スーパーの衣料品・服飾雑貨にはお買い得品が多い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 大型スーパーの衣料品・服飾雑貨にはお買い得品が多い
 連休の合い間である。
今日と6日を休んで10連休を楽しんでおられる人もいるのではないか。

一昨年くらいから大型スーパーで衣料品や服飾雑貨を買うことが増えた。
もちろん定価では買わない。投げ売り品を買うのだが、この投げ売り価格は正直なところユニクロの値引き価格よりも安い。

以前にイトーヨーカドーでボクサーブリーフと靴下を買ったことがある。
どちらも投げ売りされていてボクサーブリーフは250円くらい、靴下も100数十円だったと記憶している。
西友でも靴下の投げ売り品を買った。
ナイガイがライセンス生産しているニューバランスのスニーカーソックスと、グンゼのトゥシェというブランドである。
ナイガイのは100円くらい、トゥシェも300円とかくらいだった。

そのどれもが品質も良く長持ちしている。
イトーヨーカドーの靴下(正確にはフットカバー)はグンゼが生産を請け負っているそうで、品質も高い。

ユニクロの肌着も評価が高いが大型スーパーの肌着、靴下類も決してそれに劣ってはいない。
むしろ勝っている品番もあるくらいだと見ている。
しかし、売り方の巧みさではユニクロに遠く及ばない。
遠く及ばないから今の結果があるのだが、商品を単品で見ると、そういう評価になる。

ここから導き出される結論は、「いくら物が良くても売り方が下手なら売れない」ということである。
よくメーカーとか工場のオッサンらが「物は良いんだけど」というが、そんなことは何の免罪符にもならないのである。物が良いなら、それを売るための工夫をすべきであり、物の良さだけに胡坐をかいているうちは絶対に売れない。

工夫とは、売り場の見せ方、宣伝・広告・告知、販促政策などであり、これが下手くそならいくら「良い物」でも売れない。大型スーパーの衣料品の苦戦はそれを物語っている。

しかし、一方で、吟味して買えば大型スーパーの投げ売り品はユニクロの投げ売り品よりも値段が安いし、品質も劣っていない。
買い方次第ではかなりお得な買い物ができる。
産地の工場の受注が増えないのも同じ理由である。
「モノハイインダケド」という呪文を繰り返し唱えてもその効果はゼロである。

「大型スーパーの衣料品はデザインがイマイチ」というのは現在には当てはまらない。
見た目のデザイン性もかなり向上している物が多い。


4月下旬くらいからまた大型スーパーで服飾雑貨品を2つ買った。

どちらもかなりお買い得だった。

西友でナイキのリュックを買った。
定価4300円がレジで10%オフになり、税込で4179円だった。

IMG_1177



これを買おうと思った理由は

1、ノートパソコンが収納できるポケットが内部にあること
2、撥水、防水機能があること

である。

この両方を兼ね備えているリュックは、探してみたが低価格ゾーンではほとんどない。

無印良品のリュックは撥水機能はあるが、内部にノートパソコンを収納するポケットがない。
おまけに値段は7980円である。

他のリュックも似たり寄ったりで両方の機能を備えている物がなかった。
おまけに価格はこのナイキよりも高い。

ナイキのデザインがすごく良いとか超ハイセンスとかは思わないが悪くはない。
好き嫌いでいえば好きな方である。

機能が備わっていて価格が一番安くてデザインも及第点なら買わない理由がない。


それと、イトーヨーカドーの平場の靴売り場で「スペルガ」のキャンバススニーカーを買った。
定価7900円が3990円に値下がりしていて、2足買うと6500円というキャンペーン中だった。

「スペルガ」はイタリアのスニーカーブランドでこのキャンバススニーカーに代表されるようなローテクスニーカーに定評がある。
コンバースやプロケッズなどと並んで評価されているブランドである。

最初に見たときは赤、紺、ターコイズが残っており、赤と紺を買おうかと思った。
次に行ったときには紺が売り切れており、赤とターコイズが残っていた。
ターコイズという色が嫌いなのとサイズが大きすぎたので赤を買うことは決まっていた。

ほかにも2足組にできる商品があったのでそれと抱合せて6500円にするかどうかを売り場で悩んだ。
LOTTOというスポーツブランドのスニーカーもこれに当てはめられる。
広島化成というメーカーがライセンス生産している。

ネットでググるとこれは定価が4500円だと出た。
それを3990円に値下げして、さらに2足で6500円にしているのだが、割引幅が少ないので今回は見送った。
1足3990円で買うよりも2足6500円の方がお得感があるが、支出の絶対額は3990円の方が2500円も安い。

裕福ならそういう無駄遣いも良いのかもしれないが、金のない人間は絶対額の支出を抑えるべきである。

よく、1枚600円・2枚1000円という投げ売りの服を「1枚だと600円だから100円損になる」として無理やりに2枚1000円で買うオバハンがいるが、あれは400円を無駄に捨てているのと同じである。
無理に選んだもう1枚は着用しないだろうから、1枚を1000円で買ったのと実質同じである。
どうしても節約したいのなら気に入ったのを1枚だけ600円で買うのが一番効果的である。2枚1000円で買うよりも400円も安いし、400円あれば今夜の夕食に使う野菜を3品買える。

そんなわけでスペルガの赤を1足だけ3990円(税抜)で買った。

IMG_1176


衣料品でもデザインが悪くなく機能的でかつ安い商品が多い。
今後購入を考えている物として西友のプライベートブランドのウインドブレーカーがある。

綿素材とポリエステル素材の2種類があり、綿素材は定価3800円がレジで1900円になる。
ポリエステル素材は定価4500円だがすでに半額の2250円に値下がりしている。

どちらも撥水機能がある。

デザインは悪くない。綿素材はユニクロのコットンパーカとほぼ似たようなデザインである。
だまって着ていればどちらも西友のプライベートブランドだとは気付かれない。

そしてユニクロのコットンパーカに撥水機能はないが西友の商品にはある。
価格はユニクロが定価3990円を2990円に下げたのに対し、西友は1900円にすでに値下げしている。
ポリエステルのは撥水機能付きで2250円であり、これもユニクロよりも機能的であり価格優位性がある。


あとイトーヨーカドーの靴売り場にはけっこう変わった商品が置かれていて、STORMというポルトガルのデッキシューズブランドもあった。その中でもキャンバスデッキシューズがあったのだが、定価13000円と付いている。イトーヨーカドーで13000円のカジュアルシューズを買う客がいるとは思えないのだが、これが3990円に値下がりしている。
このあたりのイトーヨーカドーのマーケティングは本当に機能しているのかと疑問を抱かざるを得ない。

だから売れ残って値下げされてお買い得品になっているのだから、こういう商品は狙い目である。

それにしても大型スーパーの衣料品・服飾雑貨はユニクロよりもコストパフォーマンスに優れている物が増えてきていると感じる。
昔は大型スーパーの衣料品はデザインがダサかったが、それも払拭されつつある。

プチプラが好きな層はそろそろ大型スーパーの売り場に目を向けた方が良いのではないか。
意外な掘り出し物がある。
筆者も引き続き大型スーパーの衣料品売り場をチェックしたい。






 


百貨店・専門店向けブランドの優位性がなくなった

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - 百貨店・専門店向けブランドの優位性がなくなった
 久しぶりに今月買ったお買い得品を晒してみる。

ライトオンで買ったエドウインのジャージーズ。
当然今春物ではない型落ち商品である。
定価9500円が3900円に値下がりしていた。

FullSizeRender1


ジャージのように伸縮性のある素材で作られているジャージデニムには、織物と編み物の二種類が存在する。
本来の「ジャージ」という素材は編み物であり、編み物ゆえに伸縮性がある。
別段ポリウレタン弾性繊維など使わずともウール100%・綿100%のセーターが伸縮することを思い出してもらえれば理解ができるはずである。

編み物の場合は、大概が裏毛と呼ばれる素材を使用している。
一般的にスエットシャツ(別名トレーナー)に使用される素材である。
これをデニム風に染色加工してパンツにしたのが、編み物によるジャージデニムである。

一方、織物でありながら編み物のように伸縮性のある素材を使用した商品もある。
原理としては、ストレッチ繊維を使用し、繊維の密度を低めて織る。
密度が低いと繊維同士に隙間ができるからその分、伸縮性が出る。
それだけでは不十分だからストレッチ素材も織り込む。
これで編み物のような伸縮性が実現できる。

ディーゼルのジョグジーンズやエドウインのジャージーズは織物である。

これが市場に出回って3年以上が経過したと思うのだが、現在は編み物商材よりも織物商材の方が市場に出回っているように見える。
裏毛素材商材が縮小傾向にある理由はなんだろうか。

個人的には二つあると考えている。

1、織物よりも伸びきってしまいやすい
  いわゆる「膝が出る」状態になってしまいやすい。
  織物と違って洗濯しても元の状態に戻りにくい

2、デニムっぽい洗い加工がしにくい
  ジーンズのようなヒゲ加工や激しい色落ち加工をすると糸が切れてしまいやすい。
  織物は何千本・何万本の糸で生地を構成するので1本が切れたところで大きな穴にはなりにくい。
  編み物は生地を構成する糸の本数が少ないため、糸が切れると大きな穴が開きやすい。
  また、織物に比べてヒゲ加工を施してもヒゲが出にくい。

で、早速穿いてみた。
伸縮性は申し分ない。しかし、ウエストのヒモが邪魔である。
筆者はヒモを結ぶイージーパンツ類の着用感が嫌いだ。だからヒモを引き抜いた。
ベルトループがあるので通常のベルトを締める。

かなりテイパードされた裾に比べると太ももはちょっとゆとりがある。
先日に買った無印良品のスキニージーンズよりはよほどゆとりがある。
今まであまり穿いたことのないシルエットだが、何とかなるだろう。

ちなみにこれは「あべのキューズモール」のライトオンで買ったのだが、近隣にあるジーンズメイトでは半額で売られていた。9500円の半額だから4750円である。
ならライトオンで買った方がお得である。同じ商品は安い方で買うのが人間心理だからだ。

もう一つは、ユニクロのバンドカラーシャツである。
定価2490円が990円に値下がりしていた。

FullSizeRender


昨年くらいからトレンドに浮上した襟なしトップスの一種である。
エクストラファインコットンのブロード素材で、2490円のままでは買わないが、990円なら十分に上質だといえる。
メンズの洋服は変化が少ないが、この「襟なしトップス」というのは久しぶりの大きなトレンド変化といえる。
ただし、2005年までと異なる点は、「襟なし」一色にはならないことだ。
相変わらず通常の襟のシャツも売られているし購買者も少なくない。着用者も多い。
これからもトレンドはこんな風にそれ一色に染まることはないのだろう。

さて、エドウインのジャージーズはさておき、トレンドの襟なしシャツがユニクロでも買えるのである。
定価で2490~2990円、値引き商品だと990~1990円である。
しかも値段の割には品質は悪くない。

トレンド商品が百貨店・専門店ブランドと量販店・低価格ブランドとほぼ同時に発売されるなんていうことは2000年ごろまでなら考えられなかった。
量販店のプライベートブランドだってトレンド商品を並べている。

例えば、久しぶりに立ち寄った西友。
プライベートブランドで、裏毛デニムのジョガーパンツを販売している。
定価3800円がすでに半額の1900円に下げられている。
試着しなかったのでシルエットまではわからないが、洋服に格別にこだわらない人なら西友のこの商品でも十分ではないか。

FullSizeRender2




こうして見ると、これまで「トレンドの早さ」に定評のあった百貨店・専門店向けの中・高級ブランドの優位性がなくなっていることが如実にわかる。
トレンドの早さやデザイン性の良さは、ほぼ拮抗している。
クオリティだって百貨店・専門店向けブランドが下がっているから、そこまで大きな差ではなくなりつつある。

だったら低価格商品でも構わないと考える人が増えても不思議ではない。

百貨店・専門店向けブランドは「トレンドの早さ」や「デザイン性の良さ」に代わる価値を創造する必要がある。それができないなら凋落・縮小はさらに続く。

西友の崩壊―現場からの報告書
荻原 康昭
データハウス
2000-10



西友ストアーの流通支配戦略 (1970年)
高丘 季昭
日本実業出版社
1970





PR





記事検索
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード