南充浩の繊維産業ブログ

ファッションブログ・・・・と言いたいところだけれどもそこまでファッションに特化していないし、能力的にもできない。そこで繊維製造業、産地、アパレルメーカー、小売店など幅広く繊維産業全般についてぼちぼちと書きます。たまにマスコミ、経済問題についても書く予定。よろしくお付き合いください。 お仕事の依頼は minami_mitsuhiro@yahoo.co.jp まで。

繊維業界新聞の記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下まで担当。 同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。 現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

グローバル旗艦店

「+J」が消えたユニクロ心斎橋店

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 周知のことであるので、今更だが、
昨日、ユニクロの「+J」が終了することが発表された。
今秋冬商品の販売で最後になるという。

今週の火曜日、偶然にもユニクロ心斎橋店を覗いた。
そのとき、1Fの「+J」コーナーが無くなっていることに気が付いた。
階層表示板の「+J」にもご丁寧にビニールテープを貼り付けて消してある。

そのとき、「今後、かなり『+J』を縮小するだろう」と感じた。
なぜなら、心斎橋店は「グローバル旗艦店」だからだ。
ユニクロのすべてのアイテムを販売するのが「グローバル旗艦店」であり、
あまり世間に知られていない「大型店限定アイテム」まで販売されている。

「+J」は当然販売されてしかるべきだが、そのグローバル旗艦店から消えたとなると、
大幅な縮小を予想せざるをえない。

その2日後に、「+J」終了が発表された。

世界的デザイナー、ジル・サンダー氏を迎えて始まった「+J」だが、
注目を集めた割には、常に季末まで大量の在庫が店頭に並んでいた。
そう、業界の内外が注目した割には、売れ行きは芳しくなかったと推測される。
とくに驚いたのが、今年の5月末まで、昨年の春夏物を大幅値下げして販売していたことである。
一例を示すと、夏物の薄手綿ジャケットは2990円、ときどき期間限定で1990円にまで下がっていた。
ブルーのチェックのジャケットを1990円のときに買おうかと何度か悩んだが、
某知り合いがまるっきり同じ物を着ていたので、購入を中止した。


これまで「+J」を4枚購入した。
薄手のプルオーバーパーカと半袖ポロシャツ、ジーンズ2本である。
プルオーバーパーカは1990円に下がったときに、
半袖ポロシャツも1990円に値下がりしたときに、
ジーンズは2990円に下がったときに購入した。

自分から見れば、「+J」はネームバリューがそこそこあるものの、
シーズン末に大幅値下げしたときに、各安で買えるブランド
という位置付けだった。

さて、「+J」の販売は今秋冬も続くのだが、
心斎橋店に並んでいた今春夏物の大量の在庫はどこへ移動したのだろうか?
ついこの間まで、ネットで「+J」の期間限定値下げ販売を行っていたので、
ネット販売用の在庫として格納してあるのだろうか?

また、最終商品となる今秋冬物は、「グローバル旗艦店」である心斎橋店では販売されないのだろうか?
だとしたら全ラインナップがそろわない「グローバル旗艦店」とは一体何なのだろうか?



ユニクロ心斎橋店に1000人が行列。

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 ユニクロ心斎橋店がオープンして、開店前に1000人が並んだという。

日本初のグローバル旗艦店「ユニクロ心斎橋店」開業-1,000人が行列 /大阪http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101001-00000009-minkei-l27

3月に「H&M」難波店がオープンした時よりは行列の人数は少ない。しかし、午後4時ごろにユニクロ心斎橋店の前を通ると、50人前後の行列ができていた。
地下1階から地上4階までの5層構造で、入場制限をしているということだから来店客数の多さがわかる。
さらに、午後6時半ごろ再び店の前を通ると、行列はさらに伸びており、何百人単位となっていた。

関西に1店舗しかない「H&M」で行列ができるのはわからないでもないが、全国に店があるユニクロになぜこんなに人が並ぶのだろうか。よく分からない心理だ。
行列ができた目当てはオープン当日の「ヒートテック」インナーのセールであろう。
長袖ヒートテックインナーが990円、半袖が790円、子供用長袖ヒートテックインナーが590円、子供用半袖が390円である。しかもこの価格は心斎橋店だけ。

しかし、心斎橋店の近くで仕事をしている人、近くの学校に通っている人、通勤通学の途中の人が並ぶのであればまだわかるが、中には電車賃を使ってまで来ている人がいるから、わけがわからない。
長袖ヒートテックインナー990円は定価1500円だから、約500円の値引きになる。しかし、往復の電車料金は500円を越えるだろう。それなら、地元のユニクロで並ばずに定価でヒートテックインナー1500円を買った方がずっとお得だし、時間の節約にもなる。

日本人の行列好きには、その非効率性にいつも驚かされる。

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