南充浩の繊維産業ブログ

ファッションブログ・・・・と言いたいところだけれどもそこまでファッションに特化していないし、能力的にもできない。そこで繊維製造業、産地、アパレルメーカー、小売店など幅広く繊維産業全般についてぼちぼちと書きます。たまにマスコミ、経済問題についても書く予定。よろしくお付き合いください。 お仕事の依頼は minami_mitsuhiro@yahoo.co.jp まで。

繊維業界新聞の記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下まで担当。 同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。 現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

イセタンガール

JR大阪三越伊勢丹の「イセタンガール」の継続は理解に苦しむ

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 24日の土曜日に、所用があってJR大阪駅に行った。
休日の昼間に都心に出かけるのは久しぶりである。人混みが嫌いなので、いつもはなるべく休日は都心には出かけないようにしている。

さすがに土曜日だけあって人がウヨウヨしている。ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

それでも気を取り直して、JR大阪駅周辺を探索してみる。

ルクアのクリスピークリームドーナツは並んでいる。
ここのドーナツは甘みが強すぎなので筆者の好みではない。なぜ並んでまで食べたい人がいるのか不思議で仕方がない。ミスドの方が美味しいと思うのだが。

ドーナツの行列を尻目に、半年ぶりくらいでJR大阪三越伊勢丹に足を踏み入れる。
以前から気になっていたのだが、節電のためだろうか?店内が暗い。暗すぎる。

全階のエスカレーター付近のライトを外してあるように思うのだが、いかがだろうか?

そのため、ただでさえ暗い雰囲気をさらに暗くしているように感じる。
負のスパイラルという感じである。


以前、知人が「平日夕方の食品売り場に客が少なく寂しい」と言っていたので、
地下2階の食品売り場を覗いてみた。
土曜日の午後2時半ということもあり、混雑はしていないがそれなりにお客の姿はある。
現時点では「寂しい」というほどではなく、ほどほどに活気もある。

それから地下1階の「イセタンガール」に行く。
付きあたりのカフェは満席近くでそれなりの客入りだが、衣料品売り場はほぼ無人である。
立ち止まる客は少なく、どちらかというと通路として利用しているように見える。
呼び込めど客入りにつながらない販売員さんたちが気の毒であった。

あくまでも体感だが、全階の中でこの時間帯は地下1階がもっとも客入りが少なかったのではないか?

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(3月24日、午後2時半~午後3時の様子)









先日、JR大阪三越伊勢丹は早くも2013年から改装することを発表した。

日経新聞の記事によると

「イセタンガール」や「イセタンメンズ」などの売り場面積の3割を占める自主編集売り場は同店の特徴として面積などは現状を維持する。
ただ、扱う商品などは、より大阪の顧客層に合わせた値ごろ感のある商品ラインアップを強化する。


とのことである。

この現状で「イセタンガール」を継続する必要があるのか?と疑問に感じる。
JR大阪三越伊勢丹の現状の客層は、どちらかというと年配層である。
30分間ウオッチングした感想で言えば、30代半ば以上だろう。もしかすると40代以上ではないか。
その年代に向けた「イセタンメンズ」の継続は分かるとしても、客層とかい離した「イセタンガール」の継続は理解に苦しむ。

同じJR大阪駅にヤングレディースに強い「ルクア」と大丸梅田店があるのだから、アダルト向けに特化した方がよほど効率的である。
大丸梅田店の「うふふガールズ」にはブランドの集積量から見ても勝ち目はないだろう。

同じグループのJR京都伊勢丹は、ヤングレディース集積にこだわっていない。そのため初年度の不振から売上高が回復したのではないのか。
なぜ京都で出来たことを大阪でやろうとしないのだろうか。

今回は休日の昼間だったので、次回は平日の夕方をウオッチングしてみたい。




ブランドラインナップは目新しくないが、売り場作りが上手いJR大阪三越伊勢丹

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 5月4日にJR大阪三越伊勢丹とファッションビル「ルクア」がオープンした。
2つともJRグループの経営であり、当然のことながら協力関係にある。
連休中には2つのビル合計で150万人の来場があったといわれている。

この商業施設の感想を。

JR大阪三越伊勢丹は、ブランドラインナップは非常に陳腐であり、目新しさはまったくないが、
各ブランドのテナントショップごとの壁を取り払い、統一什器で自主編集売り場風に見せた陳列方法は
かなり秀逸である。


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ブランドネームは関係なしに購買意欲を喚起させることができる。
逆にブランドネームを見て「え?このブランドってこんなにかっこ良かった?」と驚くのではないだろうか。
5月2日の内覧会に招待されていた一般消費者を見ると、JR三越伊勢丹は40歳以上の年配層が多い。
ブランドラインナップを見ても年配向けの品ぞろえであることがわかる。

地下1階には若い女性向けのイセタンガールがあるが、こちらは上の階に比べると生彩に欠ける。
まず売り場が同じ階で2つに分断されていて分かりにくい。
次にブランドラインナップが陳腐であり、使い古された感のある「ペイトンプレイス」「ディアプリンセス」の2つは特に疑問が残る。

協力補完関係にある「ルクア」は若い客層に対応したブランドを集めているので、
そちらにすべて任せて、イセタンガールを無理に嵌め込む必要はなかったのではないかと思う。


次にルクアは、30歳前後までの若い客層に向けたブランドを集めている。
「ビームス」「アーバンリサーチストア」「トップショップ/トップマン」「ディーゼル」「エディフィス」「ルシェルブルー」などなど。
こちらは通常のファッションビルとしての造作となっており、
各テナントが従来通りに壁で仕切られて入店している。
陳列方法云々ではなく、単純にブランドラインナップを見て楽しむのが正解である。

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5月2日の内覧会当日は、狙い通りに20代・30代の若い客層が多かった。


簡単に図式化すると

40代以上の年配者・・・・JR大阪三越伊勢丹
20代・30代向け・・・・・・・ルクア


という住み分けがイセタンガールを除いて明確になされている。

一つの建物にすべての客層を取り込まず、2つに分けたJRグループの計画が光るのではないか。

大阪伊勢丹はLUCUAなしでは成り立たない

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 5月4日にJR大阪三越伊勢丹がオープンする。
この百貨店に関しては、隣接直結するファッションビル「LUCUA」とまとめて楽しむべきだろう。JR大阪三越伊勢丹単体では「ありふれた陳腐な保守的百貨店」である。


参考にLUCUAのHPを見ていただきたい。

http://www.lucua.jp/index.html

ビームス、ジャーナルスタンダード、トゥモローランド、ディーゼル、トップショップ、アーバンリサーチストアなど人気セレクト、人気ブランドが入店している。このほか買いやすいブランドとしては「無印良品」もある。大丸梅田店には「ユニクロ」が入店するので、両方を買い回りできる。


一方、JR大阪三越伊勢丹(以降、伊勢丹と表記)は、取り立てて目新しいブランドはない。伊勢丹は梅田地区の中で一番狭い百貨店として建設されている。地下1階には、ヤング向け売り場「イセタンガール」を開設するのだが、ここもあまり見るべきモノがない。新宿店と比べるとラインナップは見劣りする。
この「イセタンガール」は、大丸梅田店にオープンする「うふふガールズ」と対抗する目的だと思うのだが、ウエアのブランドは「バーバリー ブルーレーベル」「トゥビー バイ アニエスベー」「リッチミーニューヨーク」「ペイトンプレイス」「ディアプリンセス」の5ブランドしかない。
しかもラインナップにはまったく新鮮味がない。

とくに「ペイトンプレイス」と「ディアプリンセス」というブランド選びには首を傾げざるを得ない。「ペイトンプレイス」はファイブフォックスのブランドだが、DCブーム終焉以降はほとんど注目されなかったブランドだし、「ディアプリンセス」はイズムのブランドで、2000年前半の神戸エレガンスブーム以降は鳴かず飛ばずである。


近隣に大丸があり、阪急があるためブランド誘致も厳しかったのだと思うが、それにしても・・・という内容だ。
今後、ブランドの入れ替わりがあるかもしれないので、そこに期待するしかないだろう。


一般に「ファッションの伊勢丹」と呼ばれることから、この大阪伊勢丹には過剰な期待がかけられてきた。しかし、実際の「ファッション」部分は、隣のファッションビル「LUCUA」が受け持つと考えるべきだろう。
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