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南充浩 オフィシャルブログ

終わるべくして終わったZOZOSUIT

2022年5月25日 ファッションテック 0

ネット社会になって、ブームが短期間に拡散して短期間で終了してしまうことが増えた。 ノームコア論争もそうだし、ネット通販ブームもそうである。D2Cや売れない売らない店なんかも近々死語になってしまうと見ている。 そんな一つにこのZOZOSUITも挙げられる。 鳴り物入りで始まり論争を巻き起こしたZOZOSUITだったが、2020年にはすでに忘れ去られた存在となっ

ZOZOのオーダースーツがホールガーメントで作られるという完全なるミスリード

2018年7月6日 ネット通販 1

スタートトゥデイがオーダースーツを開始することが発表された。 生地が伸び縮みして多少のサイズ違いなんてどうとでもできるTシャツとは異なり、メンズのスーツ、ワイシャツというのはそれこそ「ミリ単位」は大げさでも「1センチ単位」での正確さが要求される。 首回り39センチの男が、40センチのワイシャツを着るのはひどくだらしなく見える。 それほどの精度が求められる。

ZOZOSUITがサイズ計測を正確にできない理由

2018年6月18日 ネット通販 0

泰山鳴動して鼠一匹。 サイズ計測システムのゾゾスーツに関してはこの言葉がぴったりではないかと思う。 着用して数秒で自分のサイズが計測できるという触れ込みだったが、何のことはない。 勝手に仕様を変更して数秒どころか何回も計測しないといけないシステムになった。 当方は元から興味がないので最初のゾゾスーツも今回のレモンスカッシュの缶みたいなデザインのゾゾスーツも取

「単なる手段」を「目的」だと履き違えたゾゾスーツ狂騒曲

2018年5月2日 ネット通販 0

連休の合間なので、昨日に続いてゾゾスーツについて。 ゾゾスーツ自体は計測するための道具であり手段に過ぎないが、ゾゾスーツへの支持・話題性の高さは、この「手段」が評価されたためといえる。「目的」を果たすにはゾゾスーツである必要性すらない。 とくに旧ゾゾスーツは、スーツ自体に近未来性があり、「手段」自体が高評価された。もしくは、多くの支持者が錯覚を起こした。 本

決して盤石ではないゾゾの足元。有力ブランドのゾゾ離れが起きる可能性

2018年4月4日 ネット通販 0

いまだに経済紙やらIT系オピニオンからは、ZOZOTOWNへの賞賛が相次いでいるが、現実的にはそれは盤石で強固なものとはいえない。 むしろ、何かのきっかけでそれが崩壊する可能性も十分に秘めている。 少し以前に東洋経済オンラインにこんな記事が掲載された。 「ゾゾ頼み」から脱却へ、アパレル企業の苦闘 https://toyokeizai.net/articles

プライベートブランド「ゾゾ」のすごさは商品ではなく、そのプロモーション手法にある

2018年2月6日 ネット通販 0

プライベートブランド「ゾゾ」が発表され、各報道を見ると、矛盾した言説・受け答えが溢れており、読めば読むほど整合性がなくなる。 長らく交流している方から、ゾゾ商品のサイトが完成していると教えていただき、直接自分の目で確認することにした。 http://zozo.jp/pb/ 基本的に、ゾゾという商品はフルオーダーではなく、パターンオーダーだということがわかる。

怪しさと矛盾点が際立つプライベートブランド「ゾゾ」の発表

2018年2月1日 ネット通販 0

ようやく、延び延びになっていたZOZOTOWNのプライベートブランド「ZOZO」の一端が発表になった。 どんな商品なのかなと一応興味を持って外野から眺めていたが、第1弾はTシャツ(1200円)とジーンズ(3800円)だと判明し、正直期待外れだと感じた。 価格面でいうと、ユニクロに合わせてきたという感じだが、体型測定スーツ「ZOZOSUIT」で得られることにな

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