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南充浩 オフィシャルブログ

大手紡績が消費者に役立つ素材開発の姿勢へシフトしている

2023年9月21日 素材 1

糸でも生地でもメーカーの展示会や工場にお邪魔すると、知らない事だらけで勉強させてもらうことばかりである。 ただ、ともすると「技術論」に終始することがあり、それはそれで勉強になり興味深いのだが、製品化を担当するブランドやひいては消費者には伝わりにくいというきらいがある。 もちろん、その「技術論」に終始する姿勢こそが物作りを支えている長所であることは間違いないが

エドウインが503をリニューアル

2016年4月1日 ジーンズ 0

 今回は展示会レポートを。 エドウインが定番ジーンズの「503」を今秋冬からリニューアルする。 最大のリニューアル点はデニム生地。 強撚糸で織って、そこに液体アンモニア加工を施すことで、綿100%でありながら緩やかなナチュラルストレッチ性と光沢感、ソフト感が出た。 個人的には、そのソフト感が印象に残っている。 14オンスデニムなので市場に出回っているデニム生

東京シャツの買収で感じた日清紡の施策の冴え

2015年3月2日 未分類 0

 日清紡HDがシャツSPA店「ブリックハウス」を展開する東京シャツを100%子会社化すると発表した。 これには正直、驚いた。 日清紡HD/メンズシャツSPAの東京シャツを買収 http://ryutsuu.biz/strategy/h022725.html 東京シャツは全国で約200店舗を展開しており、年商規模は125億円で、シャツSPA店では国内最大手であ

国産デニム生地を伝統工芸品にしないために

2014年11月18日 未分類 1

 今日はWWDの日本製デニム生地に関する記事が割合に面白かったのでご紹介したい。 http://www.wwdjapan.com/focus/column/denim/2014-11-17/2493 ここではこれまでの国産デニム生地生産大手だったカイハラ、日清紡、クラボウの現状と、最近のデニム生地の潮流が書かれているが、何となく尻切れトンボで終わっている感が

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