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南充浩 オフィシャルブログ

「ウールのフェイクファー」とか「本物に見えるフェイクファー」をもっと売り込むチャンスなのに

2018年7月26日 産地 0

リアルファーに対する風当たりが強まってきたが、リアルファー業界からの反撃も始まった。 リアルファーVSフェイクファーの宗教戦争は、ドイツ30年戦争のようにこれから長い間続くのだろうと思う。 個人的には右翼と左翼の対立のように、どちらかがどちらかを殲滅するまで終わらないだろうと思う。 まあ、それはさておき。 だったらこの隙に乗じて、ウール100%のフェイクファ

名称変更も一つの効果的な販促手段

2012年12月3日 未分類 0

 ヨーロッパでは最近、動物愛護の観点からフェイクファーのことを「エコファー」と呼び始めている。 最近と言っても2、3年ほど前の会議でそんな話をした記憶があるから、その辺りのことである。 その会議はフェイクファーの一大産地である和歌山・高野口産地で開かれたものなのだが、その席上で「フェイクファー」という呼び名を改称しようという提案をした。 フェイクというのは、

生地メーカーが百貨店で期間限定販売に乗り出す

2012年10月10日 未分類 0

 先日、9月25日のことだが高野口産地の岡田織物が関西テレビのニュース番組「スーパーニュースアンカー」で紹介された。 4分少々の放送だったが、高品質なフェイクファーについて一般消費者に向けて良い告知になったと思う。 「太陽光で2度~8度発熱する」フェイクファーや、「繊維がY字になっているため手触りがより滑らかな」フェイクファーがピックアップされていた。 (岡

知られざる実力派企業

2012年8月24日 未分類 0

 先日、久しぶりに高野口産地の岡田織物を訪問した。 何度も書いているように高野口産地は、和歌山県の高野山のふもとに位置し、カットパイルと呼ばれる素材を活かしてフェイクファーやモケット、金華山織りなどの素材を製造する産地である。 この岡田織物はほとんどフェイクファーに特化して製造販売する企業だ。 繊維業界の中でも高野口産地はそれほど知られていない場合がある。

機能性素材に見た目と触感が加わった

2011年12月31日 未分類 0

 今日で2011年が終わるのだが、日本の生地メーカーでもっとも注目度が高い分野は機能性素材であろう。 業界外の方に「機能性素材」と言っても、「何やそれ?」と思われるだろうが、涼しいとか、暖かいとか、すぐ乾くとかそういう類の生地である。 おなじみのユニクロだと、ドライとかヒートテックとか防風ジーンズだとかそういう商品だ。 この直接的な機能だけでなく、肌触りが素

生地産地のインターネット販売

2011年12月8日 未分類 1

 通り一遍のインターネット賛美は好むところではない。 別段インターネットによって人類が飛躍的に進歩したとも思わない。 ただ、便利になったことは部分があることは認める。 しかし、インターネットは万能ではないので、ネットを介してよりも直接会った方が早い場合も多い。 さて、インターネットの整備によって、生地産地のメーカーが直接消費者への販売を始めたことは、良い事例

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