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南充浩 オフィシャルブログ

マッキントッシュとクレストブリッジが売れなかった理由

2020年4月10日 企業研究 11

三陽商会が2015年で英国・バーバリーとのライセンス契約が終了し、その後、未だに赤字を続けている。 やはりバーバリーの抜けた穴は大きく、マッキントッシュでは埋められないというのが正直なところだろうと思う。 とはいえ、「5年が過ぎようとしているのに穴埋めができないのはなぜだ?」という論調には違和感しか感じない。 5年やそこらでバーバリーと並ぶほどのステイタス性

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」というが、己を知ることは難しい

2016年8月2日 企業研究 0

 日本全国にはさまざまな生地産地がある。 著名な産地からマイナーな産地までさまざまある。 しかし、産地のおじさんたちはすべからく「我々の産地はそれなりに知名度がある」と本気で思っている。 本気でそう思いこまねば事業なんてやっていられないという側面はもちろんあるが、あまりにも現状とそれに対する認識がかけ離れている場合は失笑を禁じ得ない。 そして実情と自己の認識

ファッションショーに起きた収斂進化

2016年2月22日 考察 0

 バーバリーがコレクション発表時期を後倒したことが話題となっている。 バーバリー大胆「新商法」の大きすぎる波紋 半年前倒しのコレクションを廃止へ http://toyokeizai.net/articles/-/105213 ファッションブランドの新作発表の場であるニューヨーク・ファッション・ウイークの開幕を目前に控えた2月5日。英高級ブランドのバーバリー

何事もライトな消費者層の獲得がカギ

2012年2月15日 未分類 0

 昨日、縁あって、着物業界の集まりに出席させていただいた。 「着物業界の現状はヤバイ。今後どのように新しいことに取り組むか」という危機感を持った主催者だったので、活発な議論が行われた。 発言は控えて各人のご意見を拝聴した。 着物の専門学校生が、「洋装にも和装にも使える外套(コート類)」を自主制作してプレゼンする時間があった。 サンプルを遠目から拝見すると、裏

2015年以降のバーバリーはどうなる?

2011年9月14日 未分類 0

 海外ブランドのライセンス生産は危険だと言われる。 日本企業がライセンス生産でブランドを育てると、契約が打ち切られ、海外直轄の日本支社が作られてしまう。 年配のアパレル業界の方なら、「カネボウのディオールショック」と「デサントのアディダスショック」を思い浮かべられるのではないか。 「クリスチャン・ディオール」というブランドは90年代まで、あのカネボウが展開し

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