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南充浩 オフィシャルブログ

今回の新型コロナ禍でバッタ屋の販売力も正規アパレル同様に低下している

2020年4月14日 企業研究 1

新型コロナの影響で、非常事態宣言が出された7都道府県ではほとんどの大型商業施設が休業している。 その前の3月から休業や定休日が増えたり、在宅勤務の会社が増えたりしていたから、大阪の都心でも人通りは減っていて、アパレル各店舗の売上高は如実に低下していた。 こうなると、不良在庫が増えてしまう。 その分、ネット通販の需要は伸びているが、それでも大手アパレル企業だと

オフプライスストアってバッタ屋とどう違うの?

2020年3月26日 企業研究 0

最近、オフプライスストアというものがメディアの話題に上るようになってきたが、正直なところ、大阪市内の商店街にあるバッタ屋と何が違うのかよくわからない。 バッタ屋の呼び名を変えただけとちゃうんか?としか思えない。   バッタ屋というのは、メーカーやブランド(最近だとセレクトショップやSPAも含む)の売れ残り在庫を安く買って、安く売る、もしくは安く転売

欠品を恐れて数量を作りすぎるからアパレルは過剰在庫を抱えてしまう

2018年12月6日 誰がアパレルを殺すのか 1

某ファッション専門学校の生徒が毎週金曜日にシュプリームの新作を買うために授業をサボって並んでいるのだという。 8月には猛暑にもかかわらずカナダグースのダウンジャケットを買うために行列ができた。 衣料品不況と言われながら、中には行列を作ってまで買わなくてはならない衣料品もある。もちろん、そのブランド自体が「ブーム」という側面もあるが、そういうブランドは「数量を

洋服の製造を完全受注生産にしても廃棄問題・売れ残り問題はなくならない

2018年8月3日 トレンド 0

洋服の廃棄が話題になっているが、なぜか「焼却」という言葉が頻繁につかわれているが、洋服が生地だけで作られているなら焼却も可能だろうが、付属や副資材が使われているから焼却は無理で、産業廃棄物として処理される。 もしかして「償却」という言葉を聞いて「焼却」と変換されてしまったのだろうか。 それ以外に、日本には何十年も前から「バッタ屋」という職種があり、さまざまな

バッタ屋について

2017年4月25日 お買い得品 0

 各社の不良在庫を格安で引き取ってきて、安く売る店を俗に「バッタ屋」と呼ぶ。 丁寧にいえば在庫処分屋といえるが、業界ではバッタ屋と呼ばれる。 子供のころから周りでは、ブランドのコピー商品などを「バッタもん(物)」と呼んでいたが、バッタ屋と語源は同じあろうと考えられる。 ところでここでいうバッタとはなんだろう? 昆虫だろうか? バッタ屋の語源についてググってみ

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