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南充浩 オフィシャルブログ

繊維製品における日本製の強みとは?

2016年5月23日 産地 0

 先日、素材関係のある会社の人と話した。 この会社はすでに海外にも営業所を複数進出させている。 近頃、「メイドインジャパン」「日本製」「クールジャパン」を売り出そうとする機運が強まっている。 国威発揚は基本的には賛成だし、自虐の100倍以上マシだと思っている。 生地、製品での繊維製品における「日本製」の長所・利点というのは何だろうか? それはいまいち曖昧模糊

「伝統」一辺倒では飽きられる

2015年9月17日 未分類 0

 クールジャパンも含めてにわかに国産製品が見直されているという風潮が醸し出されている。これもキャンペーン臭と勘違い臭が漂っているのだけれども。(笑) 各ブランドが日本製だとかメイドインジャパンだとかメイドインニッポン(笑)だとかを続々と打ち出し始めている。 これらの多くは、「伝統の技法」とか「匠の技」をウリにしており、どちらかというとやや民芸品、伝統工芸品的

難問である

2013年9月4日 未分類 0

 クールジャパン政策についての議論が盛んである。 部外者からすると、もとよりこれは結論の出ない議案であるので、全方位が納得できる結論が議論で出るとは思えない。 部外者なので識者の言説を読むほかはないのだが、そもそもどうなれば成功型なのかということも明確ではない。 これが企業や業界の話なら簡単で、売上高を10%伸ばしますとか、利益率を2%高めます、というような

コスプレイヤーが集まり始めたATC クールジャパンは掛け声倒れ

2010年12月29日 未分類 0

 大阪の南港にATCという複合商業施設がある。バブルのピーク時に作られたのだが、バブル崩壊後は凋落の一途をたどり、アウトレットモール「マーレ」を施設内に開業したものの、客足がさっぱり伸びず、テナントも退店しておりゴーストタウンのようになっている。バブル時の第3セクターの無責任な開発の見本のような建物である。 この1年はATCに行っていないのだが、先日、知り合

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