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無印良品の記事からわかるインフルエンサー の言葉のいい加減さ

経済系インフルエンサーとか著名コンサルタントとかいう人の言説を見ていると、「この人本当に売り場で商品を見たことがあるのかな?」と感じることがある。

例えば、先日流れてきたこの記事。

UMS主義者、かく語りき――衣のユニクロ、住の無印良品、食のサイゼリヤ
http://bunshun.jp/articles/-/7665

この人はユニクロ、無印良品、サイゼリヤを衣食住のそれぞれの分野で評価している。
個人的には、そこの好みは同じである。
ただ、当方は住、インテリアにはほとんど興味がないので、まったく買わない。
この3つのブランドはたしかに低価格・高品質を地で行っていて、低価格で良い商品が手に入る。

だから主張していることの8割方は賛同できる。

しかし、賛同できない部分もある。
出だしのApple製品がナンタラでイヤホンの音質がドウタラでという部分は当方にとってはどうでもいい。
当方は音楽にはまったく興味がないし、その微細な音質の違いなどもっとどうでもいい。
どうでもいいことで1ページ目は終わっている。

疑問を感じる箇所は2つだ。

まず、3ページ目の無印良品についてだ。ここがはっきり言って最大に疑問を感じる。

無印良品のデザインに飽きがこないのは、それが独自の基準で練り上げられているからだ。それが証拠に、無印良品の家具や生活雑貨はほとんどが超ロングセラーで、デザインの変更は滅多にない。本当に良いものをつくれば、あとから新製品を出す必要はそもそもない。

この箇所は疑問で、そこまで無印愛を語っているのに、この人は商品を見ていないのではないかと感じられる。
もしくは見ているのだろうけど、ほとんど記憶していないかのどちらかではないか。

ここに、的確な突っ込みがあった。ご紹介しよう。

まず、これ。

続いて核心を突いたこのツイート。

もうこれが答えである。

無印良品は頻繁に商品のデザインや仕様をマイナーチェンジするし、新商品も発売し続けている。
これが事実である。

インテリア商品に関しては比較できるほど見ていないので、衣料品で考えてみようか。
衣料品に限っていえば、毎年商品のデザインや仕様、素材が変えられている。
デザインの変更が滅多にないと見えるのなら、それは商品を見ていないか、昨年の商品を記憶していないかのどちらかでしかない。

例えば、昨日のブログで紹介した「脱げにくいフットカバー」。
昨年はミディアムグレーがあって、それを購入した。しかし今年はミディアムグレーは廃版となっており、再販されていない。
もっといえば一昨年の同商品とは履き口のゴムと編み方が異なっている。一昨年の同商品の方が履き口が伸びやすい。
それを昨年改良しており、今年はそれを引き継いだ設計となっている。

また、14年前の冬に買ったウールのカーディガンと、13年前に買ったウールのカーディガンは一見すると同じシリーズだが、サイズ感や生地の厚さが異なっていた。

14年前の冬にウールのカーディガンを買った。
ベージュの丸首カーディガンで前身ごろの左右に紺色のアーガイルチェック柄があった。

実はこれはVネックもあり、そちらも本当は欲しかったのである。
Vネックはミディアムグレーを買うつもりだったが、金がなかったのでベージュの丸首だけを買った。

そして、翌年、Vネックのミディアムグレーを買った。一見すると同じだが、なんか違う。

まず身幅のサイズが違う。
ベージュの丸首はほぼジャストサイズ(細すぎず大きすぎず)だが、グレーのV首は今でいうオーバーサイズっぽいゆとりがあった。

あれ?おかしいな。

生地の厚さはベージュの方が厚く、グレーは意外に薄かった。

結果としては似て非なる商品だったといえる。
無印良品の衣料品は毎年こんな感じでマイナーチェンジされていて、同じ物を買うことは二度とはできない。

これは毎年の商品をきちんと把握していれば容易にわかることで、無印愛を語りながら、それを把握していないというところに疑問を感じる。

また傾向は異なるがこの部分も疑問だ。

デフレ真っ盛りの頃に取りざたされた、ひたすら低価格を追求する商売とは一線を画している。安さだけではアジアでは通用しない。

この3ブランドがアジアや中国で好調なことに触れた部分だが、「安さだけではアジアでは通用しない」という書き口に違和感がある。
安さだけで通用しない国は日本が最右翼である。
だから安さを売りにしたオールドネイビーは売れずに撤退したし、安さだけしか取り柄のないフォーエバー21はジリジリと店舗数を減らし続けている。

97年、98年の価格破壊ブームの時に170円スニーカーを発売して注目を集めた靴のヒラキがビッグブランドに成長できなかったのも同じである。

安さしか取り柄がなかった韓国のビッグブランド「MIXXO」「SPAO」はあえなく日本から姿を消した。

そうそう、フランスのカルフールも日本から撤退してしまっている。

経済系インフルエンサーや著名コンサルタントの多くは、戦略論や概論はさすがだと唸らされるが、商品や商品価格に踏み込んだ場合、首を傾げたくなるような記述がある。

結局のところ、この手の人はそれほど熱心に商品を見比べていないし、商品にはそれほど興味はないのだろう。
そのあたりは起用する企業やブランドが人の用途を使い分けるべきだろう。

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そんな無印良品の商品をどうぞ

3足890円の無印良品の「脱げにくいフットカバー」は日本製

好むと好まざるとにかかわらず、月日は流れゆく。
今年もまた大嫌いな暑い夏がやってくる。

暑さが苦手な当方は、4年くらい前から、夏は、雨の日以外は7分丈~クロップド丈のズボンと、浅いスリッポンシューズで過ごしている。
フルレングスの長ズボンよりも裾が10センチ短くなるだけで幾分涼しくなる。

なら、もっと短い膝丈とか膝上丈の半ズボンを穿けばいいじゃないかといわれるが、足が太くすね毛がボーボーな当方としてはそれを露出するのはなんとも見苦しいと感じるので、それは穿かない。どんなに安い商品があっても買わない。

で、浅いスリッポンを裸足で履くのは好むところではないから、必ず靴下を履く。石田純一の気が知れない。

通常の靴下にスリッポンを合わせるという着こなしもあるが、当方にはそれは似合わない。
だから靴下がスリッポンからほとんど見えないフットカバーを夏の期間着用している。

フットカバーは通常の靴下やスニーカー向け靴下よりも浅いので、靴を履いて歩いていると脱げやすい。
物理的に脱げてしまうのが当然であるが、脱げてしまうのは不快だからできれば脱げないフットカバーが望ましい。
物理的にはかなり難易度が高いから、それを実現できているブランドは少ない。
そして、できれば価格は安い方がありがたい。

高品質・低価格を看板にするユニクロでさえ、フットカバーの出来は今一つだ。4年前に買ってあまりの脱げっぷりに1度履いただけですべて捨てた。
ジーユーは言わずもがなだ。

3足1000円未満で脱げにくいフットカバーというと、無印良品とグンゼが双璧だと思う。

グンゼのはすでに3足、無印良品のはすでに6足持っているが、今年また無印良品で3足買った。
去年は3足990円だったが、今年は3足890円だ。100円も値下げしている。

無印良品の「脱げにくいフットカバー」は文字通りに脱げないのだが、昨年買った同商品もそうだが、この価格でなんと日本製なのである。

この価格で日本製ということは工賃は相当に安いのだろうと思う。
ただし、数量が多いから成り立っているのである。
そこら辺のイシキタカイ系ブランドがなぜ高いのかというと、生産数量がミニマムロットにはるかに達していないからである。
いくら小ロット生産できるという日本の工場でも1型10枚程度じゃ、サンプル製作と同等の工賃を取られる。当たり前の話だ。
彼らのブランドの商品は決して高品質だから高いのではない。生産数量が少なすぎるから高いのであって、品質も大量生産品に比べると低い。

無印良品の靴下はバリエーションがさまざまあるが、売り場で見ている限り、日本製なのはこのフットカバーだけなのである。
あとのショート丈靴下は見る限りではすべて海外生産である。

ということは、この物理的に難しい「脱げにくいフットカバー」を生産する技術は日本にしかないということになる。

「日本製だから高くても売れるだろう」という物作り関係者や某クールジャパン関係者、流通関係者は、日本製で高品質でしかも3足890円という商品が無印良品で大量に販売されている現状を見て息をしているのだろうか?

日本製だから高くても売れるだろうというのは関係者の希望的観測に過ぎなくなっている。

このフットカバーを履いてみて、かかと部分にジェルもなく、立体的な形状でもないのに脱げにくいのは改めてすごいと感じる。

で、履いてみたときに編み目が伸びるのを見て、気が付いたのだが、一見フラットに見えるが、実は各部分で編み目を切り替えている。
通常の脱げやすいフットカバー類は編み目を部位によって変えているなんてことはない。割合に均一な編み目で全体を編んでいる。
このためかかとにジェルを付けないと脱げてしまう。さらにいうとかかとにジェルを付けていても脱げてしまう。

オッサンの汚い足で恐縮だが順番に見て行こう。

まず、足の甲の真ん中あたりで編み目が切り返されて変わっている。(赤丸部分)

で、爪先は通常の靴下のように合わせ目がある。
つまり、爪先と足の甲で縫い目を変えているのである。

側面から見るとこのように縫い目が各部位で変わっているのがわかるだろう。

で、かかと部分だ。

口ゴム部分の下を見てもらうとわかるように、かかとは編み目が切り替えられて3つの部位に別れている。(赤丸部分)

この頻繁な編み目の切り替えこそが脱げにくいフットカバーの秘密なのではないかと思う。
靴下についてはまったく詳しくないから推測ばかりになってしまうが、これほど頻繁に編み目を切り替えられる技術は恐らく日本にしかないのだろう。
そうでなくてはこの商品だけが日本製であり続けるはずがなく、他のショート丈靴下と同様にアジア工場製になっているはずである。

先日、マレーシアのクールジャパン百貨店を批判する記事が掲載された。
書かれている内容は概ね同意するが、1か所だけ賛同できない。
それは「超高価格で売られている」という点である。超高価格で売ることが悪いわけではない。商売はできるだけ安く仕入れてできるだけ高く売るのが鉄則だ。売れるなら超高価格で売ればいいのである。

問題は、超高価格で売るためにどういう仕掛けをしたのかということになる。
超高価格でも売れるための販促、広報、ファンづくりをしていて、その価格で売れるなら何の問題もない。
超高価格で売ることが悪だというなら欧米のラグジュアリーブランドはすべて悪だということになってしまう。
おわかりだろうか。超高価格で売れるための努力をしていなかったことがクールジャパン百貨店の悪なのである。

無印良品の3足890円の高品質フットカバーを見ていると、「単に日本製だというだけ」で高く売ることは不可能であるということがわかる。「日本製を高く売るためには」どうしたら良いのか?それを考えないことには衣料品の生産数量の2%しか日本製がないことをいくら嘆いていても何も事態は変わらない。

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とはいえ、グンゼのフットカバーもおすすめ。

無印良品の「疲れにくいスニーカー」は本当に疲れにくかった

当方は肩凝りなので定期的にマッサージに行く。
肩を回したり伸びをしたりそういう運動はしているものの、あまり緩和されないのでマッサージに行く。
まったく行かないと、頭痛がしたり目の奥が重痛くなったりする。

先日、マッサージをしてもらっていたら、「無印良品のスリッポンを買ったら、安いのにすごく疲れにくかった」と言われた。
確かに無印良品には靴があり、当方も何度かセール品を買っている。
が、キャンバススリッポンは見落としていた。

帰宅してネットで調べてみると、その名もずばり「疲れにくいスリッポン」「疲れにくいスニーカー」がある。

いずれもキャンバスで撥水加工が施してある。
オーガニックコットンと書かれてあるがそんなものは当方にとってはどうでも良い。
オーガニックかどうかははっきり言って興味がない。

アッパーのデザイン違いでソールとインソールは同企画ではないかと思う。

ちょうど10月22日まで期間限定割引が行われており、スリッポンは2990円が1900円に、スニーカーは2990円が2490円に値下がりしている。
この期間に試してみようと思って、難波の無印良品に行くと、スリッポンはなくなっており、スニーカーのそれも白と黒のみしか残っていなかったので、黒を買った。

おまけに無印良品のアプリで200円割引も持っていたので、2290円(税込み)で27・0センチを買った。

撥水加工は施されているが、しっかりとした雨では効き目はないと思い、連日雨が続いているが、止んだり小雨になった日を選んで履いてみた。

履いてみた結果をいうと、もう少し足に馴染むとまた違った結果になるかもしれないが、たしかにタイトル通りに長時間歩いても「疲れにくい」と感じる。
マッサージ師がいうように、疲れにくい。

その秘訣はインソールにあるというのが着用してみた感想である。

で、ふたたび、無印良品のウェブサイトに行ってみた。
スマホ版はあまり大したことが書いていない上に微妙に操作もしにくいので、PC版に行くと、工夫を凝らした部分が説明されている。

インソールのことはもちろん書かれていたが、通常のソール(靴底)についてもそれなりに工夫を凝らしてある。

ソールについての解説を引用すると以下の通りになる。

①全体を重心移動に沿う横方向へ切り出し
・適切なあおり歩行を誘導
・歩行時に曲がりやすく、かつ適切な位置で曲がるように工夫

②母指球部分に円形の凹凸
・蹴り出し時のグリップ力の向上

③かかと部分に円形の凹凸
・様々な方向でのグリップ力の向上
・衝撃吸収性を向上

④外周に斜めの切り出し
・滑りにくく削れにくい意匠(デザイン)を採用

とのことである。

確かにソールはこの通りの形状だが、そんなに機能性があるとは一見したときには思っていなかったので驚いた。

同じキャンバススニーカーでスペルガを持っているが、スペルガと比べると格段に足が疲れにくい。
スペルガも履き心地が悪いというわけではないが、無印良品のこれと比べるとまったく履き心地は異なる。

ファッションにこだわる人ならスペルガなのだろうが、機能性と足の疲れを重視するなら無印良品である。

スニーカーとしての外観はコンバースのオールスター風である。
最近、コンバースはデザインについてうるさいから、完全に類似しないようにデザインは少しアレンジされている。

無印良品のPC版ウェブサイトには、「定番を目指している」と書かれてあるが、デザインといい、機能性といい、これは定番として傷んだらその都度買いなおしたくなる。もちろん価格も含めて。

先日、3990円に値下がりしたリーボックフューリーライトを買って、足が疲れにくいと書いたが、無印良品のこのスニーカーも同等に足が疲れにくい。
フューリーライトは定価だと1万円強するので、傷んだらその都度買い替えるというのはちょっと勇気がいる。
その上位モデルのポンプフューリーは2万円弱するので、試し履きしたくてもおいそれとは買えない。

しかし、無印良品のこれは定価が2990円で、しかも期間限定値引きで2490円とか1990円に値下がりするので傷んだらその都度買いなおしやすいし、傷まなくても季節ごとに違うカラーを買うことも可能だ。

ウェブサイトに書かれているように「定番」になりうる商品だと思った。

50歳手前のオッサンになると、いくらデザインがかっこよかろうが、いくらブランド名にステイタス性があろうが、そんなことはどうでもよくなり、まずは疲れにくいとか防水とかそういう機能性が重要になる。
オッサンの体はくたびれ果てている。機能性が高くてなおかつデザインが良くさらに価格が安ければそれが最上品だ。
オッサンの懐は寒いのである。

そういう意味では値下がりしたフューリーライトや無印良品の2990円の疲れにくいスニーカーはオッサンにとってのマストアイテムだといえる。

こうなると、スリッポンのほうも試してみたくなる。
ウェブで検索すると残っている店舗が少ない。
しかも1990円に値下がりしている期間は10月22日までである。

同じ試すのなら値下がりしている期間にするほうがお得である。

22日までの間に、残っている店舗に行くことができて、サイズが残っているなら1足買って試してみたいと思う。

それにしても、廉価で機能性の高い商品が続々と生まれている。
ワークマンのワークウェア、カジュアルウェアしかり、無印良品のこの靴しかり。
もう高機能・低価格はユニクロだけのものではないし、靴分野でいえば、ユニクロは何度も参入しようとして失敗を繰り返している。以前から細々と発売し続けている無印良品のほうが何日もの長がある。
しかもこういう高機能商品まで発売してきたのだから、ユニクロの靴市場参入はますます障壁が高くなったといえる。

市場競争恐るべしである。

久しぶりにNOTEを更新しました⇓
国産ジーンズ第1号ブランドは「キャントン」か「ビッグジョン」か?
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無印良品の「脱げにくいフットカバー」は本当に脱げにくかった

 5月末から本格的に暑くなっており、今年は例年より暑くなる時期が早い。
暑さが苦手な筆者にとって早くも嫌な気分である。
本当に夏が嫌いだ。

毎年、夏は7分丈から8分丈パンツにして、足首を出している。
フルレングスのパンツにくらべて足首を出した方が涼しい。

じゃあ、もっと短いパンツを穿けば良いじゃないかといわれそうだが、オッサンの汚い脚なんぞ剥き出しにしても誰も喜ばないし、オッサン本人も汚い脚なんぞ見せたいとも思わない。

だから7分丈よりも短いパンツは自宅以外では穿かない。

7分丈、8分丈パンツにローファーっぽい靴というのが毎年のお決まりのスタイルなのだが、そうなると問題は靴下である。
ローファーとかスリッポンは足の甲が少し短い。

通常のスニーカーソックスでは中途半端に靴下の見える面積が大きくなる。
また足首も中途半端に隠れてしまい、バランスが悪い。

従って靴下の面積を狭くしようとすると、フットカバーを履かざるを得なくなる。
4年前くらいから断続的にいろいろなところでフットカバーを買って試しているが、買って失敗だったのが半数近くになる。

足先を覆う面積が少ないフットカバーという商品はそもそも靴を履くと中で脱げやすい。
物理的に仕方がないのだが、歩くたびに脱げていては気持ち悪い。

そこでなるべく脱げにくいフットカバーを探してあちこちのブランドを試しているのだが、半数くらいは使い物にならない。

昨年は、ジーユーで3足790円になったものと、ユニクロの3足990円を両方買ったが両方ともダメだった。
1度履いたきりで放置している。近々捨てるつもりだ。

何年か前にたまたまライトオンで値下げされてて買ったカモフラ柄のフットカバーはなかなか良い。
またグンゼの商品も良かったが、紫色のトゥシェは何度も履いてつま先が破れてきたので廃棄した。

昨年買った中でもっとも具合が良く脱げにくかったのが、無印良品の「脱げにくいフットカバー」だった。
通常のフットカバーはかかと部分にすべり止めのゲル剤みたいなのが塗られているが、この商品はゲル剤みたいなのは一切塗られていない。
普通の靴下と同様に生地のみである。
それでいて、文字通り「脱げにくい」。

これを3足990円(税込み)で買ったのだが、3足だとやっぱり不便なので今年も買い足すことにした。

無印良品で探してみると、今年もほぼ同じバージョンの「脱げにくいフットカバー」が売られていた。
値段も3足990円(税込み)で据え置かれていたので、迷わず買った。
売り場でチェックしたところ商品の設計は昨年商品とほぼ同じだった。

IMG_2951

(無印良品の脱げにくいフットカバー)

ためしに1足だけ履いてみると、去年の商品より生地が少し柔らかい。
もしくはゆとりのあるシルエットに設計されているのかもしれない。足先への締め付け感が昨年より少ない。

そのままユニクロUで990円に値下がりしたスリッポンを履いて1日中過ごしてみたが、たしかに脱げない。

無印良品の「脱げにくいフットカバー」は今年も素晴らしい性能だった。
3足990円(税込み)という価格を考えると、かなりコスパが高い。

これもコスパオブザイヤー2017候補商品である。

もう3足買い足しておこうかなと思うほどの出来である。
脱げにくいフットカバーを探している人には絶対にお薦めしたい。

あと、試してみたいのが、ABCマートで専用商品として販売されているグンゼが製造する「ストッキズム」である。1足400円と無印良品よりは割高だが、グンゼの中の人が自信作と言っていたので、こちらも今年こそは一度試してみたいと思っている。

もし、ABCマートでストッキズムを買ったら、また評価をまとめてみたい。

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続、2点抱き合わせると1点で買うより安くなったぞ!

 今日は考えもそんなにまとまらないので、お気楽に。

1月いっぱいはまだしも、2月に入るとセールも中だるみする。
店頭に残っているのはかなりの不人気商品が多いし、春物もまだ本格的には動かない。

そんな状況だが、上手く探すとときどき破格値の掘り出し物がある。

以前、2点買った方が1点買うよりも安く買えたことを書いたが、先日も同じことがあった。

無印良品でのことだ。

無印良品は2点買うと20%オフセールを開催していた。
各店舗で開催していたが、品ぞろえは店ごとに異なる。

無印良品の難波店で、ウィングチップの合皮スニーカーが値下げして売られていた。
これは今秋冬物ではなく、記憶では2015年秋冬商品であり、その在庫を格安値引きして販売しているのだろう。
定価は6980円で、3000円に値下がりしているから半額以下である。

IMG_2470

まあ、これで買っても良いのだけど、ちょっと考えて店員さんに尋ねてみると、そのスニーカーも2点割引対象だという。同じ物なら安く買うに越したことはない。

例によって、最安値に近い物を探してみた。

ところで、年を取ってから革靴を履くのがつらくなってきた。
クッション性が高くて歩きやすいスニーカー類に慣れてしまうと、足が疲れる。
年を取っているのでそんなに回復も早くない。
そして腰や背中に痛みが出てしまう。

だからなるべく革靴は履きたくない。
冠婚葬祭は別として、それ以外は何とか革靴を履かずに済ませたい。

昔あったエアクッション入りのコールハーンだとかそういう革靴を買えばよいのかもしれないが、そこまで革靴に対しての情熱もない。

ぶっちゃけていえば、革靴っぽく見えるスニーカーがあれば個人的にはありがたい。

このスニーカーは理想形に割合に近しい。

だから2016年の年始に値下がりしたときに買おうかどうしようか迷っていたので、それが在庫処分とはいえ、さらに値下げされているのだから買いたくなったわけである。

で、探すと273円に値下がりした靴下を発見した。
3足よりどりマークがついているので1足は定価で330円とか400円とかするのだろう。

IMG_2469

靴下は消耗品なので何足ストックがあっても良い。
とはいえ、靴下のストックもかなり自宅にたまっているのだが。

3000円と273円を合わせると3273円。
3273円の2割引きで、3273×0・8=2618円である。
税込み2618円でウィングチップスニーカーと靴下が買えてしまった。

厳密にいえばMD的には失敗なのだろうが、2015年秋冬物であることを考えると、こういう売り方で処分するのもありなのではないかと思う。

そんなわけで在庫処分品と筆者のニーズが一致してしまったということだと思う。

1月の成人の日の3連休を過ぎると、めぼしいセール商品がなくなってしまうというのが、定説だがあながちそうでもない場合も多い。

たしかに「あの〇〇のグレーのMサイズ」みたいなピンポイントの商品は1月の3連休を過ぎるとほぼなくなってしまうが、もう少し漠然とした感じで探してみると意外な掘り出し物がある。

そのためには、自分の手持ちにどんな服があるのかを把握して記憶しておく必要があるが、これができる人とできない人がいるらしい。
筆者は幸いにして8割がたの手持ちの服を記憶できているので、こういう買い方をするが、元嫁はその記憶ができなかったので、ピンポイントの買い方が中心になっていた。

そのあたりは記憶できる・できないという個体差もあるようだ。

だから、筆者は意外に2月に破格値で投げ売り品を買うことが多い。
買ってから後悔する可能性がゼロとは言わないが、あまりない。

逆に年末や年始に買った商品のほうが後悔することが多い。
「ああ、雰囲気に流されて買ってしまった割にはあまり着用しなかったなあ」とそういう後悔である。

そのあたりの心理というのは我ながらなんとも面白いものだと感じる。




無印良品のチェック柄ネルシャツを30%オフで買ったった

 今日はお気楽に。

関西では10月21日になってから、やっと秋らしい涼しさになった。
10月8日の深夜に台風の影響で大雨が降ってそこからやっと涼しくなったのだが、突如として10月17日の雨上がりから季節外れの高気温となった。

10月20日まで完全に半袖・クロップドパンツという夏服で過ごしていたが、10月21日からやっと半袖Tシャツの上から長袖シャツを羽織るようになった。

9月は言うまでもなく高気温だったということもあり、8月・9月は全般的に洋服の売れ行きが悪かったと耳にしている。もう一つの理由はビッグトレンドがなかったことも挙げられている。

10月に入っても高気温も手伝って各商業施設は苦戦が続いており、あるアパレルの幹部は「消費増税直後よりも悪くて、異次元レベルの悪さ」と話している。
このまま「異次元レベル」が続くと、百貨店の閉店や店舗売却はまだまだ続くし、それに伴ってクラッシュしてしまうアパレルも来春以降は多数出てくるだろうと推測される。

まさに業界的な危機に陥っているといえる。
景気については様々な見方があるが、良くはなっていないが、すごく悪くもなっていないというところだと見るのだが、衣料品販売はそういう状況下でも大苦戦を続けており、業界の構造や考え方に根本的な欠陥があるのではないかと見たほうが適切な答えを得られるのではないかと思う。

それはさておき。10月21日にしてようやく長袖シャツに手を通したのだが、やっと秋物を買う気が起きた。

涼しくなるちょうど2日前に、無印良品で今季のネルシャツを1枚買った。
アパログでブログを好評連載中の佐藤正臣さんが一押しするのが、無印良品のシャツ類である。
低価格の割に高品質が理由で彼はユニクロのシャツよりも無印良品を推す。

阿倍野アンドに無印良品の大型店があるが、これが10月末日で閉店してハルカスへ移転する。
そのために「全品レジにて30%オフ」セールをここだけで開催している。
たくさんの荷物を詰めて運ぶよりも、売り切ってしまって身軽に移転したほうが良いという判断だろう。

今季の無印良品のネルシャツの中で、狙ってた2柄がある。
大き目のチェックのブルーと赤である。

筆者もネルシャツはユニクロよりも無印良品派である。
ユニクロのネルシャツは5年位前に3枚くらい買った(990円に下がったときに)のだが、どうも丈が長すぎると感じる。ズボンにタックインするには適しているのかもしれないが、ネルシャツをタックインする人はよほどのアメカジファンか超オタクかのどちらかであり、筆者はどちらでもないからそんな着こなしはノーサンキューである。

それ以降は、ネルシャツだけは無印良品で買っている。

そのレジにて30%オフセールで、狙っていた赤のチェック柄が残っていたのを発見した。
定価2980円が2086円(税込み)に値下がりしており、迷わず買った。

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(30%オフで買った赤チェック)

狙っていたブルーは残念ながら売り切れていたので、年明けのバーゲンで買おうと思う。

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(狙っていたが売り切れていたブルーチェック)

サイズはMサイズで、もしかするとLサイズの方が良かったかもしれないが、着れないことはないので買ったが、今以上に太ってしまうと着用できなくなるので、なるべく節制を心掛けなくてはならない。

ネルシャツについてはもっとヘビーオンスの本格的なネルシャツが正統だとされている。
その認識についてはその通りであり、それを別に否定するつもりはない。
しかし、自分自身の着こなしとして、上から防寒ブルゾンを着る以外に、もう一枚セーターを着ることを考えると、無印良品くらいの厚手で十分でそれ以上厚ければ重ね着しにくくなる。

だから、正統派のヘビーオンスネルシャツにはちょっと手が伸びない。
このあたりは完全に好みの問題である。

それにしても阿倍野アンドの「レジにて30%オフ」は凄まじい威力で、平日昼間にも拘わらずレジには長蛇の列ができていた。
すでに完売した棚もある。お買い得品が多いので、近隣の人は閉店までに一度覗いてみることをお薦めする。




無印良品で1350円に値下がりしたグレーのジーンズを買ったった

 今日は少しお気楽に。
それにしても関西は連日蒸し暑い。今日の台風が過ぎるとどうやらやっと涼しくなるらしい。
夏終われ、今すぐ終われ、暑いの嫌い。

今日は最近買ったお買い得品を。

今夏のバーゲン末期に、無印良品のジーンズが1500円に値下がりしているのを知っていた。
定価は3980円である。

スリム、スキニー、レギュラーストレートと見ている限り、3つのシルエットがあり、スリムとスキニーはストレッチ混のデニム生地で、レギュラーは綿100%である。
9月に買いそびれていて、10月になってから買いに行った。

ストレッチ混デニムに体が慣れてしまったので、綿100%のレギュラーストレートは頭から買う気がない。
スリムかスキニーのどちらかだが、足が太いのでスキニーは回避してスリムにするつもりだった。

店頭を見ると、ブルージーンズは綿100%のレギュラーしか残っていない。
スリムとスキニーはグレージーンズしか残っていない。

あまり色を落としていないグレーが大量に残っている反面、ヒゲ加工を施したグレーが少し残っている。
ペタっとしたグレーのデニムはあまり好きではないので、ヒゲ加工を施して少し色が薄くなったグレーのジーンズを買った。

IMG_1811

レジに持っていくと、無印良品週間なのでさらに10%引きされて、1350円(税込)になった。
試着してみた感想を言えば、生地の厚みが少し薄い気がしたが、この値段ならつべこべ言う必要もない。

この見た目、この品質で1350円はかなりのお買い得である。

ところで、米国市場に詳しいマックスリーさんがこんな内容をブログアップしておられた。

143年の史上初、リーバイス501の素材に変化!
http://www.apalog.com/maxre/archive/244

従来、ストレッチジーンズは女性向けの素材と考えられてきましたが、アスレジャーの影響でジョガーパンツや、それに台頭する商品が増加してきたことで、リーバイス社も一大決心。

1%のスパンデックス混の501デニムをブログ上でアナウンスしました。 反感を持つデニムファンもいるでしょうが、リーバイス501は今の所、1%のみの混率で、見た目は普通の商品と変わらないが、はき心地は格段に良くなっているというのが売りの様だ。

とある。

あのリーバイス501にストレッチ混デニム生地が使われ始めたという。
文中に書かれているように反感を持つデニムファンもいる。
実際に筆者のフェイスブックでもこれに関しては批判的なコメントも見られた。
批判的に見ているのはだいたいが35歳以上の年配のファッション関係者・ファッションファンである。

まあ、気持ちはわからないではないが、綿100%デニムが大衆にあまり受けが良くないことは、無印良品の値引きジーンズの売れ行きが物語っている。
ブルーデニムでいうなら、ストレッチ混デニムは完売して、綿100%デニムのレギュラーストレートが大量に残っている。これが消費者ニーズの答えである。

もちろん、マーケティングの結果、コアなファンに売って、小規模な売上高でビジネスを展開したいと考えるブランドがあってもそれはかまわない。
年商5億円でコアなファンに綿100%ジーンズを販売して、数人の仲間で食べていければ良いと考える人がいても当然である。

しかし、リーバイスのようにナショナルブランドともなると、そんなわけにはいかない。
無印良品やユニクロのような大衆向けブランドなら需要の多い方を選択するのは当然だろう。

そういう大規模ブランドがこのご時世で頑なに「綿100%以外はデニムじゃない」みたいなことを主張していても、意味がない。せいぜい売上高を減少させてお終いである。

筆者は46歳のオッサンだが、もうストレッチ混ではないズボンは穿きたくない。
夏用のペラペラの薄い生地ならノンストレッチでもまだ我慢できるが、そうではない厚手生地のズボンはストレッチ混素材しかこの3年は穿いていない。なぜなら穿いていてしんどいからだ。
もうこの年になると着心地が悪い服を我慢してまで着たくない。
ストレッチ混大いに結構。なんならもっと機能性を付加してくれても良いくらいだ。

今回、リーバイス501にストレッチ混デニム生地が採用されたことは当たり前で、遅すぎたくらいだともいえる。
逆にそういうコアなファンのおかげで衣料品や衣料品業界の進歩が止まってしまっているのではないかとも思えてしまう。

あと、まだ買っていないが、抜群のコスパを誇っているのがジーユーのM65ジャケットだと思う。
定価4990円が2990円まで値引きされている。

この価格のM65ジャケットは大概が一重仕立てである。
しかし、厚手生地の一重仕立てだとセーターなどの摩擦係数が大きいインナーを着た際には、腕のすべりが悪く、着用時に苦労する。

このM65 ジャケットは、この価格で裏地付きで、しかもその裏地はポリエステル比率が高いツルッとした生地なのである。他社のM65 ジャケットよりもすべりが良い。

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これが2990円に値下がりしているのはかなりのお買い得だ。
腰骨が隠れる長さの丈で、老若男女を問わず誰が着てもある程度のさまになる。
MA-1ブルゾンよりもよほど万人向けのアウターである。

今現在のジーユーの店頭ならこのM65がもっともお買い得だろう。



今夏のバーゲンで買ったお買い得品

 三越伊勢丹を除いて、セールが始まって長くて3週間、短くて10日くらいが経過している。
通常いわれるのは、「目ぼしい商品はほぼ売り切れて、残っているのは人気が低い商品ばかり」だと。

しかし、個人的には今の時期から8月のお盆が終わるころにかけて、投げ売りされている夏物を買うのが好きである。
これから、今年も五月雨式にさらなる投げ売り品を買うことになると思う。

そんなわけでさっそく3種類を買ってしまった。
今回はユニクロと無印良品である。

まず無印良品で、このスニーカーを買った。
定価3980円(税込み)が半額で1990円である。
形からするとおそらくニューバランスのコピー商品だと思うのだが、この1990円はお買い得だ。
ネイビーとグリーンとこのボルドーの3色があったが、たまたま筆者の足に合うサイズがこのボルドー1足しか店頭に残っていなかったのでこれを買った。

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ボルドーのスニーカーは持っていないので即決した。

翌日に履いて外出してみたが、クッション性もよくなかなか履き心地は悪くない。
耐久性がどれくらいあるかだが、仮に1年かそこらで破損したとしても価格から考えると十分である。
初回の履き心地の良さから考えると1990円は十分にコストパフォーマンスが高いといえる。

サイズが合って、気に入った色があるならお勧めである。

次はユニクロで2点。

先日、ドライタックイージーパンツを買ったことをこのブログで書いた。
ブルーのギンガムチェック柄の商品である。
買ったときは1290円だったが、今週火曜日からさらに300円値下がりしたようで、990円で販売されていた。
その中で、濃紺のストライプ柄と濃紺のウインドーペン柄があった。
濃紺のストライプ柄はまったく同じ生地でジョガーパンツも作られていたのだが、そのジョガーパンツも1990円に値下がりしていた。

最初はそのストライプ柄のジョガーパンツを買おうかと思ったのだが、この生地はストレッチ性がない。
腿が太いので、ストレッチ性がないジョガーパンツは動きにくいと思われるのでやめた。
タックイージーパンツはジョガーパンツよりも腰回りと腿にゆとりがあるし、価格も1000円安いので、そちらに切り替えた。ストライプ柄とウインドーペン柄があって迷ったのだが、ストライプよりもチェック柄の方が基本的に好きなのと店頭在庫がそちらの方が残り少なかったのでウインドーペン柄を買った。

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定価2990円が990円なので超お買い得である。
ドライタックイージーパンツは990円の今なら何本か買っておいて損はない。
1290円の時点でも十分にコストパフォーマンスが高かったが、990円なら本当にお値打ち品である。
違う色柄をあと何本か買ってみようと思う。

話は横道にそれるが、ユニクロは同素材異種商品を意識的に増やすことで製造コスト引き下げを行っている。
このタックイージーパンツとジョガーパンツもそうだ。
同じ濃紺のストライプ柄でまったく同じ組成である。

使用素材をまとめることで、その素材の買い付けメーター数が長くなり、1メートルあたりの価格がさらに安くなる。

今夏の商品でいえば、セオリーとのコラボ商品もそうだ。
4型あるが、素材は2種類しかない。
それぞれの素材で2型ずつを製造している。こうすることで素材の使用量が増えて、生地1メートル当たりの価格が安く抑えられる。

こういう素材の集約がユニクロは非常にうまい。

もともと他のアパレルも素材集約を行っていたはずなのだが、近年は各型の生産数量が減りすぎているためかあまりこういう手法で作られた商品を見かけることが少ない。
1型100枚未満程度しか作れないブランドがわざわざ素材を集約する必要もなく、それこそ生地問屋から着分だけを購入すれば良いのである。
そういうことだろう。

最後に買ったのが、プレミアムリネンシャツ(定価2990円)で、このネイビーのチェック柄だけがなぜか1290円にまで値下がりしている。よほど不人気商品なのだろうか。

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ネイビーがちょっと濃すぎるという気もするのだが、コーディネイトしやすい柄だと思う。
なぜこれだけが店頭に溢れかえっているのかちょっとよくわからない。
筆者の感覚が一般消費者とズレているだけかもしれないが。

さて、これ以外にもいくつかショップを見て回ったのでその感想を。

目玉商品なので現在あまり値下がりしていないが、値下がりしたらぜひ買ってみたいと思う商品は、汗ジミ防止Tシャツである。
吸水速乾機能は広まったが、大量に汗をかいたら濡れて変色することは防げない。
逆に吸水速乾機能はないが、汗ジミを表に出さないようにする機能がこの汗ジミ防止機能である。

何年か前に無印良品で何枚か買ったが、今年の夏は無印にはない。

ジーンズメイトとレイジブルーにある。
レイジブルーは無地だけだがジーンズメイトはプリントTシャツもあるので、値下がりしたらジーンズメイトで買ってみたいと思っている。

あと、コーエンのTシャツ類は結構良いと思う。
今夏は〇〇コットンという素材にこだわった打ち出しをしており、なかなか良い仕上がりになっている。
生地もがっしりしたのが多い。
定価が1800~3600円なので、ユニクロと比べると(定価1000~1900円)と1・5倍くらい高いが、ユニクロのグラフィックプリントTシャツはあまりセンスが良いとは思えないので、現在20~40%引きのコーエンがさらに値下がりしたら何枚か買ってみたいと思っている。

アメリカンイーグルのTシャツは生地が薄くて柔らかすぎて頼りない。

多汗症か更年期障害かわからないが汗を大量にかく筆者にとってはアメリカンイーグルのでは心もとない。
そういう意味ではコーエンのTシャツは良いと思う。

これから、あと1ヵ月間、断続的にバーゲンの「落穂拾い」が続けてみる。




10年着続けられる低価格ブランド

 今日はお気楽に。

某社で「100年着られる〇〇」という打ち出しを行っている。

衣料品不振に陥っている業界だから新しい切り口の模索は必要だし、これはその一環だと理解している。

で、最近は「低価格衣料品は長持ちしない」みたいなことを言う人もいて、低価格品との差別化を「耐久性」「不変性」に見出そうとする取り組みもある。

しかし、実際のところ「耐久性」は素材や縫製の仕様が一定水準をクリアしていて、着用回数・選択回数が少なければ少ないほど実現できる。
別段、高価格商品である必要はない。
低価格でも十分に耐久性がある商品もある。

不変性はトレンドに左右されないということが条件だから、一部のレディースベーシック商品と、多くのメンズ商品がそれに当てはまる。
これも別に高価格商品である必要もない。

同じ服を100年着たいとも思わないし、それを正絹の着物のように息子、娘に引き継がせたいとも思わない。

そんなわけで100年は実現できずとも低価格品でも10年~20年は着続けることができる。
この「耐久性」と「不変性」を実現しているブランドは無印良品とユニクロだと思っている。
あとは、シーズンごとの各ブランドに挿し込まれている商品にたまに当たりがある。

グローバルファストファッションはあまり買わないし、10年も着続けたことがないが、素材感からするとちょっと実現は難しいのではないかと思う。

そんなわけでまた恒例の誰得企画だが、手持ちの低価格衣料品で10年以上着ているアイテムを紹介したい。
2004年~2006年のどこかで購入したユニクロのボーダー柄ファインメリノカーディガンである。
たぶん990円くらいに値下がりしていたので買った。

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なぜ、そのころの商品だとわかるのかというと、襟裏のタグがLとかMのサイズ表記のみだからである。

これは玉塚社長時代のディティールであり、玉塚氏が社長を退任した後はブランドのロゴが復活している。

つぎに無印良品のラムウールカーディガンである。
これも2003年とか2004年にはすでに着用していた記憶がある。

先に2002年か2003年の冬のバーゲンで丸首の方を買った。
価格は覚えていないがおそらく1900円内外だったと思う。
その翌年にVネックを買ったのだが、たった1年くらいで素材感がえらく変わっている。
丸首の方が生地が厚くてVネックの方が薄い。
そしてサイズ感も大きく変わっており、VネックはMサイズにもかかわらずえらくルーズなシルエットである。

つい先月、業を煮やして、このVネックをネットにも入れずに洗濯機にぶち込んで洗ってやって天日干ししたが、わずかしか縮まなかった。
もっと劇的に縮むことを期待したのだが、ウォッシャブルマークのついていないウールニットでも無印良品のは意外に縮まないかもしれない。
他の製品でも試してみたい。

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(洗濯して天日干ししても縮まなかったVネックカーディガン)

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(Vネックの前年に買った丸首カーディガン)

ウールのセーターについて、この2ブランドの品質は高いと思う。
また価格は割安感があり、最終処分価格で買うならさらにコストパフォーマンスが高い。

一方、綿のTシャツ類はそこまで耐久性のある物は少ない。
肌に近くて汗の吸収量が多く、洗濯回数も多いから早い年数でヘタる。
とはいっても、だいたい3年~5年くらいは着続けるのだが。
もちろん中価格帯のブランドのTシャツもそれくらいでヘタってくる。

日本の低価格ブランドはオーバークオリティだと言われたこともあったが、やっぱり消費者の立場とすればありがたい。
なにせ、安くて長持ちするからだ。
その長持ち故に洋服全体が売れなくなっているという部分もある。

品質という観点で見ると、グローバルブランドはイマイチ信用できない。
素材感は悪い物が多いし、縫製だっていい加減だ。
セーターの部位が縫製されていなかったブランドもあった。

国内ブランドに限って言えば、「安物=粗悪品」とは言えないのが現状である。
むしろ2008年以降の原材料費の高騰で、百貨店向けブランドの素材クオリティが低下した分、低価格ブランドとの品質の差がなくなったように感じられる。

洋服は品質の高低だけで買うものでないことは十分に理解しているが、それでも、「黒の無地のセーターみたなベーシック商品なら低価格ブランドでも構わない」と考える消費者が多く現れることも当然だと思う。

まあそんなわけで、これからもユニクロで990円くらいの投げ売り価格で買ったセーター類を大切に着続けたいと思う。



オッサンらがスリッポンを好んだ理由を体感した

 今日もお気楽に。

先日、また破格値商品を買ったので、晒してしまう。
恒例の誰得企画である。

無印良品のあべのアンド店で、1000円(税込)に値下がりしていた合皮スエードのスリッポンシューズを買った。
最初に黒を買ったのだが、あまりに安いので後日、紺も買ってしまった。
写真だと上手く色が出ていないが、紺は本当はちょっと緑がかっている。
青緑みたいな感じに見える。

元値は5980円である。

写真 18

(黒のスリッポン)

写真 28

(紺のスリッポン)

1か月ぶりにあべのアンド店に行ってみたのだが、元々メンズがあった場所が大々的に子供服に変わっていた。
メンズは通路を挟んだ対面のコーナーにまとめられており、「メンズ服の需要って少ないのかな~?」ということを改めて痛感してしまった。

実は、筆者はスリッポン型の靴をこれまで履いたことがなかった。
今年の2月にJR天満駅前で999円で投げ売られていた紺色のスリッポンを買ってから、その快適性がわかったので、破格値商品を買い足したわけである。

それまでスリッポン型の靴(ローファーも含めて)を履かなかった理由は、オッサンが愛用している靴というイメージがあったからだ。

バブル期のオッサンはたしかにスリッポンをよく履いていた。愛用していたと言っても過言ではないだろう。
カジュアルフライデー時代には、チェック柄のゴルフスラックスに紺ブレ、スリッポン(ローファーも含めて)といういでたちのオッサンが町中にあふれていた。

その反発もあって、筆者はほとんどヒモ靴、もしくは面ファスナー(マジックテープのこと)の靴しか履いてこなかった。

ちなみにマジックテープの方が世間一般には分かり易いと思うが、これは商標なので、新聞が記事を書く際には一般名称として「面ファスナー」を用いる。
「クレラップ」や「サランラップ」が商標であり、一般名称としては書けないことと同じである。

スリッポンはたしかに着脱が楽である。
その着脱感は小学生、中学生のころの上靴を思い出した。
かつてのバブルオヤジたちがスリッポンを愛用したのは、アイビーテイストやらプレッピーやらの影響もあったのかもしれないが、最大の理由は着脱が楽だったからではないだろうか。
45歳のオッサン(初老の男)になった筆者はそう感じてしまった。

もともとこらえ性のない男だが、最近はとくにこらえ性がなくなり、加齢を実感している。

最近は快適さを追及した機能繊維使いや、機能面に特化したディテールの服がいろいろと発売されているが、それでもまだ「ファッション=我慢」みたいな部分は残っている。

この「我慢」が極度にできなくなってきた。

暑いなら冬でも夏服を着たいし(実際に11月下旬くらいまでは夏用スーツを着ている)、寒いなら春先でも冬物を着る。
汗っかきなので真夏に着るなら吸水速乾機能があって汗じみが目立たない服が望ましい。
冬なら軽くて暖かい服が良くて、いくらかっこよくても重くて硬いのは嫌である。

まあ、そんな感じである。

それとこれも加齢のせいなのかどうかはわからないが、トレンドを追求する熱意が極端に低下してきた。
もともとそれほどトレンド追求は熱心ではないが、さらにそうではなくなってきた。

とはいえ、シルエットがあまりに古臭い物は捨てるが、自分にとって似合わないトレンドを追いかけることはまるっきりなくなった。

そういえば、世間一般でもトレンド追求の熱意は一時期よりは落ちているのではないかと感じる。

この7年くらいはそこまで大きなトレンドもなかった。今春夏のガウチョパンツは久しぶりの大ヒットと呼べるのではないか。

それでもスキニーっぽいパンツを穿いている人も珍しくないし、いまだに花柄パンツを穿いている人もいる。
2005年前後に大流行したブーツカットジーンズを愛用したままの女性もチラホラと見かけるし、ピークアウトしたといわれているナチュラル系の着こなしをする人もいる。

10年くらい前までなら、そういう人たちを見て「あ、ちょっとトレンドに遅れてるな~」なんてことを感じていたのだが、今はあまりそうも思わなくなった。

そういう人たちはトレンド云々に関係なく、そういう物が好きなのだろうと思う。

ただ、筆者自体はトレンド追求の熱意がほとんどなくなっているからそう思うだけかもしれない。他の人は「トレンドに乗り遅れている」と感じるのかもしれない。

テレパシー能力者じゃないから他人の考えはわからない。

トレンドへの熱意がなくなったのは筆者の加齢によるものかもしれない。しかし、世間一般の人たちも同じような風潮なのだとしたら、新鮮なトレンドを提案し続けるブランドはますますビジネスがやりにくくなっているのではないだろうか。

そのあたりについて実際、現場にいる人はどのように感じておられるのだろうか?
意見や感想を教えてもらえれば幸いである。


 


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本多 さおり
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-09-05


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