加速するワールドの縮小政策
2021年2月4日 ネット通販 1
昨日、ワールドが追加でのブランド廃止と大規模な店舗閉店、100人の人員削減を発表した。 「 構造改革の追加実施について」 00.pdf (eir-parts.net) 興味のある方は、こちらの発表をご自分でお読みになられた方が良い。 めんどくさいという方に向けて、それぞれ抜粋してご紹介する。 まず、廃止の7ブランドは
大手総合アパレルの店舗数が一般的に想像されているよりもはるかに多い件について
2020年11月11日 企業研究 2
気付いておられる人は気付いておられるだろうし、気付いておられない人はまったく気付かれていないと思うが、今年3月から毎月1回、BLOGOSというウェブメディアに寄稿している。 あちらの読者は、衣料品業界以外の人が多いのではないかと思うので、そちら向きの話題を書き口を自分なりに変えて書いてみている。 お題に関してはこちらが提案することもあるし、向こうからの提案も
オゾックとアクアガールの廃止で一時代の終焉を感じた話
2020年8月6日 企業研究 2
ワールドが「オゾック」「アクアガール」など5ブランドの廃止を発表したので、今回はそれについて感想などを書いてみようと思う。 ワールドが「オゾック」「ハッシュアッシュ」など5ブランド廃止で358店閉鎖、希望退職200人募集 廃止するのは「ハッシュアッシュ・サンカンシオン(HUSHUSH 3CAN4ON)」「アクアガール(AQUAGI
「生産リードタイムの短縮」って具体的にどうやるつもりなの?
2020年5月12日 決算 4
株式公開をしているアパレルの決算発表に出席することが今でもたまにある。 業界紙記者をしているときは当たり前だがもっと多かった。決算発表時期というのは重なることが多いので、一人で数社の決算発表のハシゴをしている業界紙記者は珍しくない。 そんなわけで、決算発表の雰囲気というのはだいたいどこも同じで、十分に肌感覚として理解しているのだが、企業側から具体策を伴わない
ワールドや三陽商会などの大手総合アパレルの現状を駆け足でまとめてみた
2018年12月14日 企業研究 0
早いもので、当方が繊維業界紙記者になって20年が過ぎた。正確には今年で21年ということになる。 そりゃジジイになるはずである。 とはいえ、気が付いてみるとジジイになっていたわけで、毎年はそれほど大きく変わったと感じないのだが、その年数が積み重なるとジジイになってしまっている。 業界も同じで、毎年はそれほど大きく変わらないが、年月が積み重なるとまったく様相が異
ワールドの投資案件が冴え始めるも過去の失敗を繰り返さないことが望まれる
2018年6月5日 企業研究 0
先日、ワールドがクラウドファンディング大手のキャンプファイヤーとの資本業務提携を発表した。 ワールド/クラウドファンディングのキャンプファイヤーと資本業務提携 https://www.ryutsuu.biz/strategy/k060120.html 今年に入ってからのワールドの投資案件は冴えていると感じる。 4月にもラグタグとサスティナの買収を発表した。
ワールドとオンワード樫山の新しい動き。成功できるのか?失敗を繰り返すことになるのか?
2018年4月10日 ネット通販 0
2008年以降、さっぱり良いところがなかったアパレル業界の2トップのワールドとオンワード樫山にこのところ新しい動きがある。 起死回生の手札になるのかどうか外野から見守りたいと思う。 まず、ワールドは有力企業を2社買収した。 ワールドがラグタグとレンタルサービス「サスティナ」のM&Aを発表 https://www.wwdjapan.com/594621
社名の知名度が低くて、ブランド育成に失敗しているのは三陽商会だけではない
2017年6月19日 企業研究 1
バーバリーを失った三陽商会の危機を伝える報道は数々あるが、歴史の順を追ったこの記事はなかなか資料的価値はあるのではないかと思う。 三陽商会、バーバリー喪失ではない失速の本質 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278209/061400129/?n_cid=nbpnbo_fbbn どこでも書かれている
ワールドの持株会社の新社名を見て感じること
2017年2月17日 企業研究 0
かねてより4月1日から持ち株会社に移行すると発表されていたワールドだが、その各社の新社名が発表された。 数が多すぎて覚えきれないので以下を参照してもらいたい。 http://www.senken.co.jp/news/corporation/world-170214/ さて、一覧表でみてもらってもわかるように「ワールド」の冠が付く会社と、そうでない会社があ