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南充浩 オフィシャルブログ

中価格帯の国産品がもっと必要なのではないか?

2015年4月17日 未分類 0

 先日、と言っても3月末のことになるがエドウインの今秋冬展示会にお邪魔した。 そのことは以前にも書いたが、そのときに書いていなかったのが新ラインの「Eスタンダード」である。 エドウインのほとんどの商品は生地から縫製、洗い加工まで国産なのだが、それに加えて海外輸出を視野に入れた新ラインである。 価格はちょっと幅が広くて、8000~12000円くらいである。 ク

国産品としてのコストパフォーマンスに優れるエドウイン

2015年3月31日 未分類 0

 先日、エドウインの今秋冬展示会にお邪魔した。 エドウインのコストパフォーマンスを改めて認識した。 今春夏は「来るぞ、来るぞ」と言われ続けてきたデニムがやっとトレンドとなった。 この「デニムトレンド」はかれこれ3シーズンくらい言われ続けてきたことであり、正直「やっと来たのか」という感覚である。 ジーンズをわざと破るクラッシュ加工や、そのクラッシュ加工をもう一

オススメはエドウインの「キープブルー」

2015年3月10日 未分類 0

 今春からユニクロからストレッチセルビッジジーンズが発売された。 タイトストレートやテイパードスリムなどの細身シルエットが主流となっている状況ではストレッチ素材は必要不可欠である。 綿100%デニム生地で作られた細身ジーンズを我慢して穿き続けられるのはよほどのマニア層に限られている。 そんなマニア層を標準とした商品をマスブランドが開発する必要もない。 ジーン

自家工場を所有していることを消費者にアピールしよう

2014年10月20日 未分類 0

 昨今、日本製が注目を集めており、アパレルブランドが国内自家工場を持っていることが今までとは反対に付加価値になりつつあるように感じる。 国内自家工場で工員を確保することの難しさについては今回は置いておく。 純粋に販促的価値について考えてみたい。 アパレルブランドは国内に数あれど、自社縫製工場を所有しているブランドは少ない。 いずれも協力工場、下請け工場へ縫製

改めて自社の顧客層を見直してみよう

2014年9月16日 未分類 0

 9月12日、エドウインが自社のレディース向けレギンスパンツブランド「ラディーバ」の初直営店をグランフロント大阪南館4階にオープンした。 来月には東京駅店をオープンさせるとともに、来年5月までに残り5店舗をオープンさせて計7店舗体制となる計画である。 その内容はこちらにまとめてみた。 エドウインが「ラディーバ」の直営店を初出店。来年5月までに7店舗開設を計画

価値が正しく伝わっていない

2014年3月26日 未分類 0

 先週の日経ビジネスオンラインで伊藤忠によるエドウインの経営支援問題について書いた。 伊藤忠の支援で、国産最後の砦「エドウイン」は甦る http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140317/261293/?n_cid=nbpnbo_leaf_bn 思うところはあらかたそこに書いたので付け加えることはあま

新会社でも自家工場群は残してもらいたい

2012年12月31日 未分類 0

 年明け早々にどう決着するのか話題を集めているのがエドウインの再建問題だろう。 12月14日の新聞報道によると、伊藤忠商事、豊田通商、ワールドが支援に名乗りを挙げているという。 ジーンズ業界に長く携わった者として、エドウインの再建問題の衝撃は大きい。 ジーンズナショナルブランド各社の売上高が年々縮小していく状況下で、最後の砦とも言える企業だった。 支援に名乗

品番数を増やし続けたのは店頭占有率を高めるため?

2012年11月29日 未分類 0

 先日、ジーンズナショナルブランド(NB)はシルエット違いの品番数が多いのではないかと書いた。 すると、某NBで営業職を務めた経験のある知人が 「NBのSKUが増えたのは、他社との売り場シェア争奪戦=壁面、中島、ハンギングのフェースをいかに他社より多く取るか、そんな側面での品番、色番の展開を乱発した。特に90年代の10年間は多かった。 結局、常に上位20品番

エドウインの損失隠しの衝撃

2012年8月27日 未分類 0

 8月24日にエドウインの投資損失隠しが新聞に掲載された。 ジーンズのエドウイン、200億円投資損失隠し http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120823-OYT1T01583.htm 大手ジーンズメーカー「エドウイン」グループが、証券投資の失敗を隠すために不正経理を繰り返していた疑いがあることが、関係者などへの

ジャージデニムは第二のレーヨンジーンズとなるか?

2012年6月7日 未分類 0

 デニムアイテムのOEM事務所を経営する友人の話なので、業界全体に通じるかどうかはわからない。 友人の事務所は、平均すると月産数千枚くらいである。 今春からジャージデニムの注文が立て続けに舞い込んでいるという。 以前にも書いたが、デニムアイテムは通常だと春と秋に売れて、夏と冬は動きが止まる。 ところが今年は6月・7月投入アイテムの受注も順調で、中でもジャージ

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