MENU

南充浩 オフィシャルブログ

2019年2月 の記事一覧 : 19件

製造加工業を支援することの難しさ

2019年2月28日 ネット通販 0

繊維業界に限らず、いわゆる製造加工業に対する支援というのは本当に難しいと感じる。 地方自治体によっても支援体制がものすごく手厚いところと、ものすごく薄いところがある。京都府とか京都市なんかはすごく手厚い。わかりやすく大雑把にいうと補助金や助成金が他地域に比べて出やすい。 一例として出したが、それ以外にも出やすい地方はある。逆にほとんどカットされてしまった地方

アパレル各社は全勝するつもりで全ての品番を生産していないか?

2019年2月27日 ネット通販 0

ネット通販を眺めているとけっこうおもしろい。 いろんな商品があるし、値下げされた商品も見かける。個人的には多数のブランドを集めたモールよりも個別企業、個別ブランドのECサイトの方が見やすい。 ただし、Amazonは別で、なんでもそろうので最も見てしまうサイトである。逆に服しかないZOZOTOWNはほとんど見ない。 ユニクロ、ジーユー、アダストリアのドットエス

未来は予測できないから確率の高い方を選んで組み立てるべき

2019年2月26日 考察 0

ちょっと気温の話でも。 2月18日くらいからめっきり気温が上がってきて、ここ2~3日の昼間はダウンジャケットを着ていたら暑いくらいである。(あくまでも大阪・東京基準。東北・北海道は除く) この分だと、今年も去年に続いて3月末には桜が散ってしまって、葉桜の中での入社式・入学式になるのではないかと思う。(あくまでも大阪・東京基準) こんな話をしたら、10人中4人

組織に有力なナンバー2は必要か?不要か?

2019年2月25日 企業研究 1

今日はオチのない話を。 いつもオチなんてないじゃないかと言われるかもしれないが、それは置いておいて。 先日、某新興企業のナンバー2がトップに反旗を翻して、退職してその企業と類似の業種を始めたと聞いた。組織作りとは難しいものだと改めて感じた。 強力なトップの独裁体制の方が、物事が迅速に進むのは、企業のみならず国も同じである。しかし、人間は必ず死ぬからそのときに

トップバリュは雑誌とのタイアップでイメージを高められるか?

2019年2月22日 お買い得品 0

低価格衣料品が市民権を得て久しいが、大手総合スーパー(GMS)の自社ブランド(PB)への人気はさほど高まっていないような気がする。 たまに近所の西友を覗くこともあるが、よく探せば、単品としてはそれなりにファッショナブルで使えそうな商品もあるが、トータルの売り場として見ると、やはり安物臭さが漂っているし、売り場作りもモサっとしている。 これは、あべのキューズモ

メンズジョーカーの大幅な部数減少に驚いてしまった話

2019年2月21日 メディア 0

メンズファッション雑誌の「メンズジョーカー」が2月9日発行号で休刊となった。     雑誌の休刊というのは実質廃刊であり、休刊から復活した雑誌というのはほとんど見かけない。 創刊は2004年4月なので、15年弱発行していたことになる。 休刊の理由は部数の減少だそうだが、儲かっているなら発行を続けている。恐らくは部数の減少による採算の悪化だ

ブランドと製造加工業者の溝を埋めるためには・・・・?

2019年2月20日 産地 0

個人的には、ファッションのイシキタカイ系が主張する「産地を守れ」とか「製造加工業を守れ」っていうのはなんだか違う気がして、ずっと距離を置いている。 下手をすると彼らの主張だと、国がもっと手厚く保護をすべきだというようにも見えてしまうが、実際、繊維の製造加工業に関してはそれなりに行政は助成金やら補助金でサポートしている。 もちろん、それを受けられていない事業者

製造加工業とブランド側の埋まらない需給バランス

2019年2月19日 考察 0

そういえば、以前「経糸バンク」なる構想を聞いた。 ご存知のように(知らない人も多いが)、生地を特注で織ってもらう場合(編みは基準が別)、10メートルだけ織ってもらうなんてことは通常できない。 織物は経糸と緯糸で構成されており、緯糸を10メートル単位で変えることはできるが、経糸は長ければ長いほど効率が良い。逆に10メートルごとに経糸を変えるなんてことは非効率極

デザインもできないオッサンが初めて商品企画に協力した話

2019年2月18日 ネット通販 0

かねてから交流のあったブリッツワーククスのクラウドファンディングが2月15日から始まった。 拝啓 ビジネスマン 空気の力で『涼しい』を体感する【空冷式スーツ】はじめました!     今回の商品企画には当方も協力させてもらっていて、正式に商品企画に参加するのは初めてのことである。 しかし、当方は商品のデザイン画も描けないし、仕様書も書けない

ビッグサイズ服の需要 スモールサイズ服の需要

2019年2月15日 トレンド 0

ニッチながらも確実に需要があるのがイレギュラーサイズの洋服である。 計測用ZOZOSUITが盛り上がったのは、このイレギュラーサイズへの対応に期待が集まったところも大きかったといえるが、度重なる計測ミスと計測精度の低さからその期待は雲散霧消してしまった。 それはさておき。 大手がジワジワとこのイレギュラーサイズの取り込みを始めている。 ただし、すごく大きなマ

南充浩 オフィシャルブログ

南充浩 オフィシャルブログ