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南充浩 オフィシャルブログ

2017年8月 の記事一覧 : 20件

「安い」ということさえ消費者に伝えられていないアパレルブランド

2017年8月17日 売り場探訪 0

 お盆休み中は久しぶりに梅田のヨドバシカメラに行った。 最近、衣料品はあべのキューズモールでほとんど買っているし、備品やガンプラはネットで買うことが増えたので、本当にわざわざ梅田のヨドバシカメラに行くことがなくなった。 7階の「ビューティフルライフ コムサイズム」へ行くと、「閉店セール」の貼り紙があり、ほとんどの商品が投げ売りされていた。 この「閉店」が改装

ネットで買って大失敗した商品

2017年8月14日 ネット通販 0

 多くの会社がお盆休みなので、今回はお気楽に。 ネット通販をあまり利用しなかった当方もやっぱり、月に1度はネットで買うようになった。 ガンダムのプラモデルについては、ネットで買っても「失敗した」と思うことはないが、服や靴などの身に着ける物はやっぱり「失敗した」と思う物がある。 今回は、ネットで買って「最大に失敗した」と思っている商品を紹介したい。 昨年の6月

「今の若者の服装には個性がなくなった」という主張は本当か?

2017年8月10日 トレンド 0

 以前に書いたものと重複する部分があるが、20年前、25年前の若者は本当に「個性的」だったのかという疑問がある。 これに対比されるのが、「今の若者の服装は個性的ではなくなっている」という議論なのだが、それはどこかピントがズレていると個人的には感じられてならない。 我が国で、欧米では見られないような「奇抜な」着こなしが生まれたのは事実である。 その理由はさまざ

「名刺代わりのホームページ」さえ持っていない工場は存在しないのも同然

2017年8月9日 ネット通販 0

 繊維・衣料品に関する製造加工業はいまだにウェブを軽視している人が珍しくない。 もちろんウェブ万能ではないことは言うまでもないが、ウェブ無知ではどうしようもないのが現状なのだがそのことを理解していない人が多い。 社長自らがブログを書くとか、SNSで発信するとかよりもその前段階として「名刺代わりのホームページ」すら持っていない企業・工場は世間が想像するよりもず

「奇抜な服装=個性」という考え方こそカビの生えたステレオタイプだ

2017年8月8日 デザイナー 1

 「お客は一定の水準を越えている商品ならどこの商品でも良い」という意味の発言があったがまさにその通りだと思う。いわゆる衣料品に対しても同じことである。 もちろん、こだわりの愛好者を否定するつもりはないし、それはそれで愛好者同士仲良くやってくれよという感じしかない。 例えば、先日プラモデルを作る際、セメダインがなくなってしまったことに気が付いた。 Amazon

「機能性追求」には限界がある

2017年8月7日 産地 0

 今回もそうだが、第一織物の吉岡社長の記事はいつも製造業にとって良いサジェスチョンを与えておられると思う。 高級ブランドが頼る繊維の匠「第一織物」の正体 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278209/080400148/ まあ、タイトルは陳腐だし、個人的には「匠」という形容詞が嫌いだ。 「美人すぎる

清水の舞台から飛び降りたつもりで、「ラ・ループ」のグラスホルダーを買った理由

2017年8月4日 お買い得品 0

 毎日暑い。 最高気温30度くらいなら我慢もできるが、30度を越えると耐え難い。 叫びだしたくなるほどに耐え難い。 まさに「夏死ね」である。 気温が30度以上あって、大気が熱いこと自体が耐え難いが、夏には耐え難いことが多い。 その一つに、大量に汗をかくことだ。 体は言うに及ばず、頭から汗が大量に流れ落ちる。 うなじ、もみあげ、額から大量に汗が流れ落ちる。 顔

「販売員は五年で使い捨て」では人員は集まらない

2017年8月3日 企業研究 0

 景気回復の実感は伴わないといわれながらも人件費は上がり始めている。 アルバイトの時給は上がっており、現在の大阪市内では800円台の時給の店にはアルバイトの問い合わせはほとんどない。 例えば、先日、バッタ屋の聖地である天神橋筋商店街で顔見知りのバッタ屋のお兄さんと立ち話をした。 「求人を出してもさっぱり問い合わせがない」とのことだった。 時給はおそらく最低賃

ミンティアは100均よりもコンビニの方が安い

2017年8月2日 お買い得品 0

 今日は本当にみみっちくてセコい話でも。 元来が甲斐性なしの貧乏人だから実態を晒すだけの話である。 100均(100円ショップ)を頻繁に利用するようになったのは、ここ2年くらいのことだ。 それまではほとんど100均を利用したことがなかった。 理由はさまざまある。 昔は都心に店があまりなかったというのもその1つだ。 わざわざ、たかが10円ほどを節約するためにそ

これまでの産地コンサルタントが失敗した理由

2017年8月1日 産地 0

 「作ってくれる人に申し訳ないと思わないのか」というのは、先日、報道されたルミネ社長の言葉だが、先日も書いたようにこの言葉にはナンセンスさしか感じない。 「産地保護のためにセール後倒し」 とか  さんざん、ウェブで先行値引きをやっておきながら、「実店舗のセール後倒し」 とか 以前からルミネの社長の言動は全く賛同も共感もできない。 だれがこの人を支持しているの

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