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南充浩 オフィシャルブログ

2017年2月 の記事一覧 : 20件

大手の「前年実績脳」に無理にお付き合いする必要なし

2017年2月14日 展示会レポート 0

 2月10日、11日と久しぶりに仕事で東京に行った。 多くの人にとって、こんな禿げかけたオッサンの動向なんてそんなに興味もないだろうが、追って詳細は公表させていただく。 また、昨年の10月下旬以来ストップしていた仕事があるのだが、これの再開が決定したので、また3月か4月に東京に行くことになる。 さて、今回の上京のタイミングでも東京では多くの展示会があり、その

若者がファッション業界を志望しなくなるのは当たり前

2017年2月13日 考察 0

 「若者のファッションに関する知識が浅い」という類の老害の嘆きは百害あって一利なしではないかと思う。 老害感丸出しのこんな事例が繊研プラスのコラムに先日掲載されていた。 http://www.senken.co.jp/column/eye/assistant0125/ あるプレスルームがアシスタントのアルバイトを募集したところ、20人を超える応募があったとい

アパレル業界は丸投げ体質

2017年2月10日 考察 0

 以前、某所で勝手に消されたのと同じ内容をもう少し詳細に書いてみる。(笑) 繊維業界に携わるようになってからもう23年くらいになるが、何年間か繊維業界とはほとんど接触しない仕事をしていた時期がある。 レストランや飲食店を取材に行ったり、ギフト問屋や雑貨メーカー、雑貨店に取材に行ったり、そこに向けて営業をしたりという仕事をした。 扱う物が異なれば商習慣も当然異

ユニクロのリペア加工ジーンズの圧倒的コスパ

2017年2月9日 お買い得品 0

 先日、ユニクロのリペア加工ジーンズを買った。 定価3990円が期間限定で2990円に値下がりしていたからだ。 リペア加工とダメージ加工、クラッシュ加工は似ていて混同されやすいが厳密にいうと違う。 ともにジーンズを破ったり擦り切れさせたりするところは同じだが、ダメージ加工・クラッシュ加工はダメージを与えっぱなし、壊しっぱなしで終了する。 一方、リペア加工は破

量産既製服は「作品」などではなくすべて「商品」である

2017年2月8日 デザイナー 0

 アパレル・ファッション業界にはアートへの劣等感をこじらせたのか、やたらと「作品」と呼びたがるアートスト気取りの人がいて、苦笑・失笑・冷笑を禁じ得ない。 量産既製服は工業製品であり、すべからく「商品」である。 何をもって「作品」、「商品」と区別するのかは個人によって定義が異なるだろうが、すくなくとも量産工業品は「作品」ではないという部分は多くの人が共通してい

所謂「ファッション」は「趣味の逸品」化しているように見える

2017年2月7日 考察 0

 どんな事物でもその道の好事家や数寄者は金に糸目を付けない。 外野から見ればガラクタも同然の品物に驚くほど高額な価格を付けて取引をしている。 骨董品しかり茶道具しかり古切手しかりガンプラしかり超合金魂しかりである。 衣料品もそういう好事家や数寄者のための「趣味の逸品」になっていると感じる。 筆者は好事家でも数寄者でもないから、そういう逸品に興味はないが、それ

「ECサイトを開設しさえすれば労せずして売れる」と考えるのは大間違い

2017年2月6日 ネット通販 0

 今時、「SPAブランドって流行ってるらしいな。俺も何のノウハウもないけどちょっとSPAブランド立ち上げてみるよ。バカ売れするかもしれない。やってみれば何とかなるだろう」なんて軽い気持ちで、SPAアパレルブランドを開始する人はいないだろう。 いるとしたらよほどのおバカさんではないかと思う。 新しくSPAアパレル事業に参入する企業や個人はあるだろうが、相当の覚

アパレル業界の「よいときを知っている人間」はあまり期待できない

2017年2月3日 企業研究 0

 先日、こんな記事が掲載された。 ライザップは「第2のユニクロ」を狙っている アパレルで6社目のジーンズメイトを買収 http://toyokeizai.net/articles/-/155794 ライザップグループによるジーンズメイト買収に対する未来予想記事なのだが、正直この見出しは外れていると思う。 第2のユニクロなんて狙っていないし、狙う資格もないし、

2枚抱き合わせると1枚で買うよりも安くなったぞ!

2017年2月2日 お買い得品 0

 今日はお気楽に。 例えば、「1枚〇〇円・2枚合わせるとさらに×割引」という場合、みなさんならどうされるだろうか? 筆者の場合は、欲しい物があれば2枚買ってさらに割り引いてもらう。 どうしても欲しい物がもう1枚見つからなければ、1枚だけ買うという人が多いだろう。 しかし、筆者は、抱き合わせて割り引いてもらってそちらの方が安くなるなら、不要な商品でももう1枚選

Rニューボールドの撤退は、90年代の手法が通用しないことを証明している

2017年2月1日 企業研究 0

 相変わらずブランド廃止ラッシュが止まらない。 ジョイックスコーポレーションのRニューボールドは2016春夏物でブランド廃止となった。 https://www.wwdjapan.com/375791 この記事によると、 渋谷店と京都店は同社が撤退を決めた「アールニューボールド(R.NEWBOLD)」の路面店を「サイコバニー」に業態転換する。 とのことで、他の

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