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南充浩 オフィシャルブログ

2013年10月 の記事一覧 : 22件

継続は力なりを痛感した

2013年10月17日 未分類 0

 先日、フラッと阪急百貨店うめだ本店に出向いたら、「ハツトキ」が期間限定ショップを出店していた。 単品は何度も見たことがあるが、キチンと売り場の体をなしたのを見たのは4年ぶりのことだった。 その出来は非常に良くて、最初ショップの前を通ったときに「ハツトキ」とは気が付かなかったほどである。 筆者の知っている4年前の「ハツトキ」はもっとモサっとして野暮ったかった

富裕層の趣味か、大衆のギフト需要か

2013年10月16日 未分類 0

 老舗子供服メーカーのフーセンウサギが自己破産した。負債総額は30億円。 http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1241902_1588.html 創業は大正10年というから相当に歴史がある。 新生児向けのオリジナルブランド「セレク」のほか、ピーク時はライセンスブランドも数多く展開しており「ナイキ」「ポールスミス」「ソニア・

一貫生産できるのは国内に2社だけ

2013年10月15日 未分類 0

 レディースブランド、メンズカジュアルブランド、SPAブランド、セレクトショップなどが広くジーンズを扱う時代になって久しい。 これらのブランドの企画担当者は「うちは国内のデニム生地工場と直接取り引きしています」と胸を張ることが多いが、よく尋ねてみるとそれは生地工場などではなく、単なる生地商社や振り屋、ブローカーであることが多い。 「おいおい、あそこはいつから

急がば回れ

2013年10月11日 未分類 0

 9月13日に発表された、ジーンズメイトの8月中間決算の業績下方修正の発表を受けて、先日、東洋経済に次のような記事が掲載された。 ジーンズメイトが迷い込んだ“隘路” 5年連続で営業赤字の理由 http://toyokeizai.net/articles/-/19964 ジーンズメイトは9月13日、今年度(2014年2月期)の業績予想を下方修正した。本業の儲け

ディテールが重要

2013年10月10日 未分類 0

 製造業者や加工業者が自社オリジナルの製品化に乗り出すケースが増えた。 しかし、大半以上はあまりはかばかしい結果が出ずに終わってしまう。 まず、マーケティングがほとんどなされていない。 コンセプトは?ターゲットは?そこに向けて売るための価格設定は?将来的な売上高目標は?などなど。 こういうものがだいたい顧みられていない。 コンセプトもターゲットも明確化されて

一点突破主義を評価したい

2013年10月9日 未分類 0

 好調なカラーパンツに絞って提案し、不振であるジーンズは開発研究を続けるものの、来春は新製品を投入しないというブルーウェイの姿勢はなかなか評価できるのではないかと感じる。 http://apparel-mag.com/abm/article/trend/496 「ブルーウェイ」ブランドといえば、80年代にはブルージーンズをモデルに穿かせたポスターがショップに

人間万事塞翁が馬?

2013年10月8日 未分類 0

 先日、繊維以外のある産地の話を聞いた。 その産地も各繊維産地と同じく、この20年で倒産・廃業が相次いだのだが、その原因の1つとして、超大手とがっちりと取り組んだ先ほど倒産・廃業したという。 大手と取り組むと、1個当たりの受注金額は安いが、数量が多い。 それも1社では到底さばききれないほどの数量である。 必然的に他社からの小ロットの注文を断り、大手に専念する

告知のみでは反応・反響は得にくい

2013年10月7日 未分類 0

 企業やブランドがツイッター、フェイスブック、ブログを開始しても反応・反響がないから止めてしまう。 これに対する対策は?と聞かれたことがある。 まず、前提としてツイッター、フェイスブック、ブログを始めてもよほどの有名企業や有名人でない限りすぐに反応・反響は出ないことを認識しなくてはならない。 例えばブログも記事が500本を越える蓄積ができると、特定の分野で検

単品志向の限界

2013年10月4日 未分類 0

 いわゆるナショナルブランドと呼ばれた大手ジーンズアパレルが苦戦して久しい。 この原因について、マスコミはユニクロが引き起こした低価格化の影響だと指摘する。 もちろん、それも原因の一つではある。しかし、すべてではない。 筆者は、ブランド数が増え、ジーンズを扱う売り場が増えたことによる分散化・拡散化の影響も強いと考えている。 そして2007年に高額インポートジ

単なる販促手段ですね

2013年10月3日 未分類 0

 地場産業製品やら産地製品やらがやたらと注目されており、各地の百貨店なんかは毎週のように「○○産地フェア」だの「地場産業フェア」だのの期間限定販売会を開催している。 それはそれで産地や地場産業にとっては喜ばしいことではあるが、ちょっと安易すぎるのではないかと思える部分もある。 さて、地場産業やら産地やらの製品に共通することは「メイドインジャパン」「日本製」と

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