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南充浩 オフィシャルブログ

2013年7月 の記事一覧 : 22件

消費者は区別ができません

2013年7月17日 未分類 0

先日、おそらく再放送であろうクイズ番組を見ていたら、「百貨店の名前を10個挙げなさい」という問題で、30代前半の女性タレントと男性タレントがイオンとイトーヨーカドーと答えたので驚いた。 もちろん、不正解である。 しかし、30代前半世代には、イオンとイトーヨーカドーは百貨店に見えてるということも事実である。 たしかにイオンモールやアリオは広さといい、導入されて

ブランドファンではなく安売りファン

2013年7月16日 未分類 0

 これまで土日の2日間週末値引きを行っていたユニクロが、週末値引きを4日間に拡大したことに気が付いたのは、3月ごろになってからだ。 正確には週末値引きではなく、金・土・日・月の4日間なので、週末から週始めの値引きとでも言うべきだろうか。 で、月曜日に期間限定値引きが終わると、火曜日には一定時間が経過した在庫品を値下げするのだから、年中セールをしているような印

功利的な副賞の提示は逆効果かも

2013年7月12日 未分類 0

 世の中に洋服が溢れかえっている。 そんな状況下で、消費者に振り向いてもらうためには「新作入荷」とか「トレンド商品が入荷」とかその程度の打ち出しではまったく効果がない。なぜなら、その「トレンド商品」とほとんど同じ物が世の中には掃いて捨てるほどあるし、同じようなデザインで安い物はいくらでもある。 それでもお客に店まで来てもらおうと思うのであれば、顧客との関係性

短すぎては意味がわからない

2013年7月11日 未分類 0

 バーゲンセールが始まる直前にはいろんなブランドやショップからダイレクトメールが郵便で送られてくる。 筆まめなブランドやショップだったらバーゲンセールにかかわらず、ちょくちょくダイレクトメールを送ってくれる。 販促的な見地から言うと、送らないよりは送った方が良いのだが、漫然と送っている郵便物ではほとんど効果はない。 「夏セール開始」 「秋のシューズフェア」

売上高は単価×数量

2013年7月10日 未分類 0

 アパレル・繊維製品でもレザークラフトでも手作り職人さんのような方がけっこうおられる。 もちろん、手作りなので1ヶ月できる数量は知れている。 売上高というのは、単価×数量なので、彼らがビジネスを拡大しようと思うなら、販売単価を上げるか、生産数量を増やすかのどちらかしかない。両方を増やした場合は、売上高が飛躍的にアップする。 アパレル・繊維製品というジャンルで

「本日入荷」より「最後の1枚」が売れ易い

2013年7月9日 未分類 0

 先日、フェイスブックのお友達がこんな内容を書き込んでおられた。 「本日入荷したばかりの商品です」と書くより、最近では「これが最後の1枚です」と書いた方が売れる傾向にある。 これを読むとなるほどそうだと感じる。 たしかに自分自身の行動パターンを考えても、「NEW ARRIVED」と書かれた商品よりも「現品限り」と書かれた商品の方を購入する場合が多い。 ところ

これ以上、衣料品を集積されてもねぇ・・・・・・・・・・

2013年7月8日 未分類 0

 先日、某ジーンズカジュアルパンツメーカーの古株の部長さんとお話をする機会があった。 業界新聞に入った直後からなんだかんだで断続的にお相手していただいている。 さて、この部長さんが現在の百貨店に対して2つ提案をなさった。 1つは、ショッピングセンターでも路面セレクトショップでもメンズレディースの複合店が増えているのに、なぜ百貨店の売り場はメンズレディースで階

規模によって採るべき手法は異なる

2013年7月5日 未分類 0

 昨日に引き続き、ルミネのセールの広告を基に考えてみたい。 レディースニットブランド「フラムクリップ」の短パン社長のブログにも紹介されているように、 「もっと安かったら買うのに。は、  安くなっても多分買わない。し、  買ったとしてもなんか着ない。」 というキャッチコピーである。 ルミネというJR東日本グループの商業施設の販売姿勢に賛同できるかどうかは別とし

そのキャッチコピーには賛同しますが・・・・

2013年7月4日 未分類 0

 レディースニットブランド「フラムクリップ」を展開するピーアイの短パン社長がブログでセールについて触れられていた。 7月12日からセールを開始するルミネの広告のコピーが割合に良くできている。 「もっと安かったら買うのに。は、  安くなっても多分買わない。し、  買ったとしてもなんか着ない。」 3行に別れたコピーの前2行はとくにその通りだと思う。 最後の1行は

消費者イメージとのギャップがある

2013年7月3日 未分類 0

 消費者側の意識と製造側の経費が折り合わないアイテムが世の中にはいくつもある。 消費者からすると「これはあんまり高いと買う気が起らないなあ」というアイテムが、実は製造原価がそれなりにかかっており、消費者が望むほど安くできない場合がある。 メンズのショートパンツなんかはその典型ではないか。  2011年にスーパークールビズが登場して以来、メンズのショートパンツ

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