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南充浩 オフィシャルブログ

2012年10月 の記事一覧 : 22件

ジーンズ縫製工場はジーンズしか縫ってはダメなの?

2012年10月17日 未分類 0

 自家縫製工場を抱えているアパレルは大変である。 もちろん、筆者の頭の中にはジーンズ専業アパレル数社の姿がぼんやりと浮かんでいる。 いわゆるナショナルブランドと呼ばれたジーンズ各社は最盛期に比べると売上高を落としてしまった。 そうなると、自家縫製工場が回らなくなる。 工場の稼働率を上げるには3つ方法がある。 1、本業のジーンズ類をめっちゃ頑張って気合いで卸売

同質化と閉塞感

2012年10月16日 未分類 0

 大阪都心はこれから来春にかけて新商業施設のオープンが続く。 11月21日には、阪急百貨店の増床グランドオープンが、来年春にはグランフロントと近鉄百貨店阿倍野店がオープンする。 うろ覚えだが、11月下旬にJR大阪駅構内の「アルビ」の隣にも小型施設がオープンするはずだ。 あと、地味だが、JR天王寺駅のMIOプラザも来春リニューアルオープンする。 ここ2,3年オ

管理の行きとどかなさが魅力か?

2012年10月15日 未分類 0

 人気店のヨイショ記事ばかりでは面白くない。 そう思っていたときに、産経新聞に雑貨店「タイガー」の記事が掲載された。 ちょっとした批判も盛り込まれており、「スゴイ」を連発する提灯記事よりはよほど面白かった。 人気雑貨店タイガーの不思議 いつも売り切れ…店員も売れ筋を知らなかった! http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121

米国はアパレル製造が国内回帰傾向?

2012年10月12日 未分類 0

 先日の中国の暴動によって、チャイナリスクが再び顕在化したことで、チャイナプラスワンの模索が一層活発化している。 中国に代わる繊維製品の生産拠点として注目を集めているのは、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、タイ、インドなどのアジア諸国で、「日本国内回帰」という声はあまり聞こえてこないような気がする。 理由はいろいろとあるだろう。 まず、働き手が集まりにくい

国内製造業に打つ手なしか・・・・?

2012年10月11日 未分類 0

 プリーツ加工で有名な井上プリーツが10月9日、自己破産を申請した。 http://n-seikei.jp/2012/10/post-11637.html 社名はよく存じ上げているが、面識はないので記事を引用させていただく。 負債額は約9億円。 同社は、昭和11年に織物卸業を目的に創業され、昭和27年には日本で初めてプリーツ加工技術を確立、日本毛織の指定業者

生地メーカーが百貨店で期間限定販売に乗り出す

2012年10月10日 未分類 0

 先日、9月25日のことだが高野口産地の岡田織物が関西テレビのニュース番組「スーパーニュースアンカー」で紹介された。 4分少々の放送だったが、高品質なフェイクファーについて一般消費者に向けて良い告知になったと思う。 「太陽光で2度~8度発熱する」フェイクファーや、「繊維がY字になっているため手触りがより滑らかな」フェイクファーがピックアップされていた。 (岡

ニーズを聞きすぎるから後追いになるのでは?

2012年10月9日 未分類 0

 先日、パリの百貨店ボン・マルシェについて書かれたブログを読んだ。 http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-10870199123.html タイトルは「お客さまのニーズに応えだしたことで、百貨店が衰退していった」と付けられている。 筆者はパリに行ったことがなく、ましてやボン・マルシェを見たこともない。 世界最

最高級品は見せ球で

2012年10月5日 未分類 0

 最近、都心で着物姿の女性を見かけることが以前より増えたように思う。 おそらく、浴衣が定着したことがきっかけになったのではないだろうか。 しかし、着物業界は大変厳しいという。 とくに何十万円とか何百万円とかする高級着物、高級帯の世界は壊滅的だという。 可処分所得が減少傾向にある中で、あの高価格品を買うことができる人はかなり少ない。 もちろん、伝統の技法を残す

各社苦戦の9月度売上速報

2012年10月3日 未分類 0

 恒例の9月度売上速報が発表された。 今年は9月21日まで厳しい残暑が続き、秋のお彼岸から急に涼しくなった。 そのため、各社とも秋物の動きが鈍く、苦戦した印象が強い。 ユニクロは 既存店売上高が前年比2・4%減 既存店客数が同0・2%増 既存店客単価が同2・6%減 ポイントは 既存店売上高が前年比9・8%減 既存店客数が同5・0%減 既存店客単価が同4・5%

見た目は重要です

2012年10月3日 未分類 0

 今朝、日経ビジネスオンラインで「ザクとうふ」を作った会社の社長さんのインタビューが掲載されていた。 面白いので読んでいたのだが、社長のお言葉の一部分が衣料品業界にも当てはまるのではないかと感じた。 我々はメーカーですから「製造ラインに何とかシステムを導入した」とか、「工法が違う」とか「製法が違う」「原材料が違う」とか、そういう部分ももちろんやるべきなんです

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