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南充浩 オフィシャルブログ

2012年2月 の記事一覧 : 21件

何事もライトな消費者層の獲得がカギ

2012年2月15日 未分類 0

 昨日、縁あって、着物業界の集まりに出席させていただいた。 「着物業界の現状はヤバイ。今後どのように新しいことに取り組むか」という危機感を持った主催者だったので、活発な議論が行われた。 発言は控えて各人のご意見を拝聴した。 着物の専門学校生が、「洋装にも和装にも使える外套(コート類)」を自主制作してプレゼンする時間があった。 サンプルを遠目から拝見すると、裏

スペックの積み上げはブランド化ではない

2012年2月14日 未分類 0

 繊維・アパレル業界において、物作り体質のブランドほど「付加価値」とは「機能」や「スペック」だと思い込んでいる節があるが、はっきり言って間違いである。 「機能」や「スペック」は「付加価値」の要素の一つにはなるが、「付加価値」そのものではない。 かつてワイシャツ専門アパレルが数多くあった。 もう何度も書いているが、大手のほとんどが倒産した。 トミヤアパレル、カ

オバちゃんの冬の代表アイテム、ダウンコート

2012年2月13日 未分類 0

 冬の花形商品の一つであるダウンジャケット。 そのダウンジャケットの中でもハッキリクッキリと着用している年代層が別れるアイテムがある。 着丈が膝上くらいの「ダウンコート」「ロングダウンジャケット」と呼ばれるアイテムである。 2011秋冬ではこの「ダウンコート」を販売したブランドがほとんどなかった。 ここで、先日のアウトドアブランド「フォックスファイヤー」を展

釣りガールは来なかった。マスコミに釣られてはならない

2012年2月10日 未分類 0

 山ガールのブームも昨年夏ごろをピークに落ち着いてきた。 落ち着いてきたとはいうものの、女性の固定客も増えいまだにその市場は大きい。 30代以上の女性を「ガール」と呼ぶことには、かなりの・相当の心理的抵抗があるのだが、この用語を使うことが一番わかりやすいので使用する。 で、昨年夏ごろに日経MJだったと思うが、「山ガールの次は釣りガール」という記事が掲載された

ユニクロの底堅さが光る1月売上速報

2012年2月9日 未分類 0

 少し遅れたが、恒例の1月売上速報をまとめたい。 ユニクロは 既存店売上高が前年比7・9%増 既存店客数が同1・5%減 既存店客単価が同9・5%増 ポイントは 既存店売上高が前年比5・4%減 既存店客数が同8・7%減 既存店客単価が同3・6%増 マックハウスは 既存店売上高が前年比2・3%減 既存店客数が同7・2%減 既存店客単価が同5・3%増 ハニーズは

春物の動きが鈍りそうな寒い2月

2012年2月8日 未分類 0

今日はちょっと気分転換をば。 1月のセールが終わり、店頭を見ていると昨年の今頃よりも春物の立ち上げが早いように感じる。 知り合いのアパレル何社かに聞くと、「セールの開始当時は盛り上がりましたが、1月10日以降は失速ですね」という声が多かった。 2月4日の日経新聞にもそのように報道されている。 初売り後に小売り販売陰り 1月関西の主要百貨店 http://ww

ファッション業界は「助成金」ありきなのか?

2012年2月7日 未分類 0

 さんざん迷った挙句にこのニュースを採りあげることに決めた。 私見を書き連ねてみたい。 透明性に疑問の声…東コレ 選考委員ブランドに助成金200万円 http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/04/kiji/K20120204002568170.html  日本最大のファッションイベント東京コレクション(東

金看板に頼るプレーヤー

2012年2月6日 未分類 0

 新年明けから、購読しはじめた金融・経済系のブログがある。 「闇株新聞」である。 なかなかおどろおどろしい名前だが、金融界のプロも注目しているという。 なぜ、このブログを知ったかというと、たまたまライブドアニュースで紹介されていたからに過ぎず、筆者のアンテナが高かったわけでも情報網が広かったわけでもない。 むしろ、新年明けまでその存在を知らなかったのだから、

店舗によって値下げ率が異なる無印良品

2012年2月3日 未分類 0

 今日はひとつ皆さんに教えていただきたいことがある。 かねてから無印良品の衣服を買っている。 もちろん、このケチな筆者が定価で買うはずもなく、値下がりしてからしか買ったことがない。 よほど欲しい商品ではない限り、最終処分値まで待って買うことがほとんどである。 経験則でいうと、無印良品は上手くいけば最高で7割引きにまで値下がりする。 またカットソー類だと長袖で

リーバイスに復調の兆し?

2012年2月2日 未分類 0

 1月25日の繊研新聞によると、12月、1月と「リーバイス」が好調に推移しているという。 記事によると、12月に「501」を軸とした新たなクラシックモデルを投入したところ、1月までの売り上げは前年同期比60%増以上だという。商品の価格は1万1550円以上。 日本で「リーバイス」を展開するリーバイ・ストラウス・ジャパン社の決算は11月期であるから、12月の新年

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