2011年6月 の記事一覧 : 22件
対前年同期比の罠
2011年6月16日 未分類 0
今回は自戒も込めて「対前年同期比」の罠について。 例えば、ユニクロの毎月次売上速報がある。 これは○○億円という「絶対額」ではなく、前年同期比○○%の増減という数字で表される。 決算発表以外には月毎の売上金額は表示されていない。 仕方がないので、マスコミや株主は前年同期比の増減でその企業の好不調を推し量るしかない。 マスコミも株主も時には経営者自身も「前年
あべのキューズモールの好調
2011年6月15日 未分類 0
4月にJR天王寺駅前にオープンした「あべのキューズモール」はなかなか好調と聞く。 実際に平日昼間覗いてみると、近隣のお年寄りや専業主婦、子連れの主婦などがかなり来店しており、 にぎわっている。 JR天王寺駅はターミナル駅であると同時に、すぐそばには多数の住宅がある。 6月7日付の繊研新聞によると、 「あべのキューズモール」は、開業1カ月で56億円の売り上げ
付加価値額を向上させるには?
2011年6月14日 未分類 0
前回、5月16日の「プレジデント誌」に掲載された藻谷浩介さんの「企業は人件費を上げるべき」だという記事をご紹介した。 その続きなのだが、 この記事では「付加価値」についても述べられている。 人件費が安ければ安いほど良いのは、単純な製造業である。 反対に人件費を上げるなら、「付加価値」の高いサービス業が求められる。 ビル・エモット氏によるとここでいうサービス
企業は人件費を上げるべき?
2011年6月13日 未分類 0
国内産業において、バブル崩壊後から一貫して「コスト削減」が進められてきた。 それでもいまだに経済は良くならない。最大のコストは人件費だから、これをさらに削れば良いという風潮があった。人件費をドンドン切り下げて例えば中国や、東南アジア諸国並みに抑えたとして、それで経済が復活するのだろうか?残念ながらまったくそんな気がしない。 5月16日のプレジデント誌に日本
革命的半ズボン主義宣言
2011年6月10日 未分類 0
スーパークールビズが始まって10日が経過したのだが、 6月1日・2日は最高気温20度以下で非常に涼しかった。 にも関わらず環境省の職員は寒さに震えながら半袖通勤するという出来の悪い喜劇のような行動を見せつけてくれた。「そんなアホな」としか言いようがない。 さて、そのスーパークールビズについて 日経ビジネスオンラインの小田嶋隆氏のコラムが秀逸なのでご紹介した
ブランドロゴ入りの襟ネームを復活したユニクロ
2011年6月9日 未分類 0
ツイッターを通じて知り合い、その後交流させていただいている@funkfumi氏に教えてもらったのだが、 1990円のオックスフォードシャツに「ユニクロ」ブランド名の襟ネームが復活している。 さっそくユニクロのHPに行くと、メンズのオックスフォードシャツのディテールアップで、 襟裏にくっきりと「ユニクロ」ネームが縫い付けられているのを確認できる。 その仕様に
年間売上計画が高すぎるJR大阪三越伊勢丹
2011年6月8日 未分類 0
大阪市内の大型商業施設のオープンラッシュから1カ月が経過した。 売上が順調といわれているのは、ルクアと阿倍野キューズモール。 大丸梅田店も好調だと聞く。 小型ながら「ヌー茶屋町プラス」もほぼ計画通りなので堅調といえる。 また意外なことに阪急メンズ館は好調を維持している。 評価が分かれているのが、JR大阪三越伊勢丹。 上記の5つは誰に聞いても「好調」との答え
パターンオーダーではボブソンは再建できない
2011年6月7日 未分類 0
東洋経済オンラインで、金森努さんが、 ボブソンの再生計画について提言をされているのだが、 個人的見解を言わせてもらうなら、金森さんのプランではボブソンは再生できないと考えている。 ジーンズの「ボブソン」はいかに再生すべきか? http://www.toyokeizai.net/business/management_business/detail/AC/0
牛丼の価格について思うこと
2011年6月6日 未分類 2
外食産業で消費者にとってもっともコストパフォーマンスが高いのは牛丼だと思う。 関東と関西で値段の違う店舗があるのだが、 すき家、松屋、吉野家いずれもほぼ同列であろう。 (企業業績に優劣はあるが) 個人的には、松屋の牛めしは味噌汁がセットされて250円なので、 もっともお得だと思う。 2年ほど前、牛丼各社は値段を元に戻した。 だいたい400円弱である。 こう