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南充浩 オフィシャルブログ

FLAG

大手企業の平均年収でアパレル業界を判断してはダメ

2016年3月29日 FLAG 0

 The FLAGが「ファッション業界マネー事情」と題して、有力企業の初任給と公表されている範囲での平均年収を一覧表にまとめている。 公表されている範囲なので公表されていない企業の平均年収は当然空欄である。 就職や転職を考える際には指標の一つにはなるだろう。 https://theflag.jp/blog/73 この一覧表を見て「意外に業界の平均年収は高いの

若者がファッション業界を目指さないのは業界に入るメリットがないから

2016年3月15日 FLAG 0

 The FLAGのイシューを久しぶりに。 「なぜ若者がファッション業界を目指さなくなったのか?」に対するカウンター連載が行われているが、 そもそも「なぜ若者はファッション業界を目指す必要があるのか?」である。 魅力がないと映るなら別に目指さねばならない理由はこれっぽっちもない。 「なぜ若者がファッション業界を目指さなくなったのか?」という理由を考えてみよう

ECの速さ競争にそんなに意味があるの?

2016年2月9日 FLAG 0

 アパレルブランドにおけるEC化というのは消費者の利便性を考える上では不可欠なものといえる。 例えば全国の大都市圏に20店舗しかないブランドだとすると、それ以外の地域の人が買えるための手段としてEC化は必要である。 しかし、EC化比率を闇雲に高めることが優れた経営指針ではないことは昨日も書いた。 個人的にはどんなにEC比率が高まったとしても50%以上にはなら

EC比率の高低だけを論じるのは意味がない

2016年2月8日 FLAG 0

 アパレル業界というのは「小手先の目新しさ」に飛びつくという悪癖を持った業界である。 アイテムのトレンドに対して飛びつくのは元々がミーハーでなければ務まらない業界なので、それはそれで良いと思うが、経営方針や新規開発事業も同じ傾向なのでいささかどうなのかと思う。 もっとも、ミーハーだった現場担当者が年を取って、経営陣になるわけだから「三つ子の魂百まで」というよ

ゼロにはならないが今後も国産工場は減り続ける

2015年12月3日 FLAG 0

 昨日に続いて連続でFLAGのお題を考えてみる。 ファクトリーブランドは国産比率を高めることができる? http://goo.gl/P4zy5E 「日本製が盛り上がっている」と言われながら、その実、日本製衣料は3%しかないというのが事実。 これは繊研新聞でも書かれていたからググれば元記事はすぐに発見できる。 数年前は4%と言われていたから、その当時よりも25

アレンジすら禁止すればアパレル・繊維産業が消滅する

2015年12月2日 FLAG 0

 たまにはThe FLAGからのお題について考えてみる。 『本物と偽物がある中で、購入の際に、本物を買うメリットを感じていますか?』 http://theflag.jp/blog/36 基本的にはファッションはパクリ合いみたいな側面がある。 これは絶対になくならない。 例えば、ある時期から一斉にメンズウェアのシルエットがタイトになった。 この傾向はいまも根底

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