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南充浩 オフィシャルブログ

販促

ステマの依頼の多くは広告代理店からくるという話

2024年1月30日 販促 0

インターネットが普及したことで情報の発信が企業側も容易になった。これまでは新聞・テレビ・ラジオ・雑誌というマスメディアからの発信に頼らざるを得なかった。 その後、SNSが普及したことによって、企業側だけでなく消費者からの情報発信も容易となりその力もバカにならなくなってきた。 ウェブ上での発信力・影響力がある個人をインフルエンサーと呼ぶようになったわけだが、あ

洋服の場合、品質が高いということと耐久性が高いということは必ずしもイコールではない

2022年2月14日 トレンド 8

先日、ある業者さんとちょこっと仕事のやりとりをしたのだが「洋服の品質」という文言に違和感があった。 衣料品業界の人は結構「品質」という言葉を多用するように感じる。「品質の低下」とか「高品質」とか。メディアはそれをそのまま使うので、それを読んだり見たりした消費者もそのように使う人が多い。 しかし、この「品質」という言葉が衣料品に対して使われる場合、守備範囲がか

すでに「何でもサステナブル」な状態の繊維・衣料品業界

2021年12月13日 トレンド 0

以前にも書いたが、当方は環境に配慮したり公害が出ないようにすることは必要不可欠だと考えているが、行き過ぎた環境配慮や、現在の技術レベルでは実現不可能なことを今すぐ実現しようとすることには全く賛同していない。   【ファッションとサステイナビリティー】ファッション企業の調達実態調査 97%が環境・社会配慮品を販売 | 繊研新聞 (senken.co.

ファクトリーブランドの商品説明文にありがちな悪例

2021年11月9日 ユニクロ 0

衣料品の製造加工工程が海外移転してから、国内の製造加工場は受注量の減少をカバーするために自社オリジナルブランド、いわゆるファクトリーブランドのようなものを立ち上げ始めた。 自活のためには当然ともいえる施策ではあるが、生地製造や染色、縫製という分野においてはプロだが、こと「オリジナル製品」を作るとなると、必要とされるノウハウは足りない。また、製品の営業や販売に

中華料理店とのコラボ服が増える理由が理解できないという話

2021年7月26日 トレンド 3

先日、衣料品業界人お二人とお会いし、歓談させていただいた。 おひとりは40代半ばで、お高いイタリアンメンズスーツ・イタリアンメンズカジュアルを扱う方。もう一人は40代後半の紳士服チェーン店の方。イタリアンの方とは何度かお会いしているが、実際にお会いするのは2年ぶりくらいで、紳士服チェーンの方とは初めてである。 お二人は以前からの知人同士なので、当方もそこにお

インフルエンサー起用が大きな売上高に結び付きにくい理由

2021年6月18日 メディア 2

つまるところ商品にもよると思うが、概してインフルエンサーを使ったブランドの売上高はそう大きくない。 「大きくない」と言ったところで、各人によって「大きい」と思う数字が異なるから食い違うのだが、自分の基準でいうなら、数百億円以上の売り上げ規模のブランドや企業にとってはあまり美味しい市場ではないといえる。 インフルエンサーの起用で、期間中に1型10万枚売れました

「2点○○オフ」という抱き合わせ商法を有効に活用する方法

2021年6月16日 お買い得品 0

4月から5月末までの非常事態宣言による商業施設閉鎖によって、今春物の処分と夏物の初動販売が遅れた。 6月1日から営業が再開されたが、営業再開と同時に春夏物の処分が喫緊の課題となってしまった。そのため、商業施設としては「春夏処分セール」とは謳っていないが、各テナントブランドは個々で「春夏処分セール」を営業開始と同時にやり始めている。 以前だとネット通販先行とい

物を売るには「営業担当者」と「見せ方」が重要

2021年6月9日 企業研究 2

良い物を作れば必ず売れる。 そう考えている日本人はまだまだ多い。 漫画やドラマ、映画のように、名もない会社が素晴らしい新製品を開発し、それを縁もゆかりもない大手企行が見つけて即採用し、バカ売れする。 そんなことは現実ではほぼ起こり得ない。 特に繊維・衣料品業界ではほとんどそんな事例を見かけたことがない。ゼロではないが、それは宝くじに当たる程度の低確率だと考え

そのタレントやインフルエンサー起用に効果はあるの?

2021年5月17日 トレンド 2

以前から、疑問を感じていたのが、ファッション雑誌でタレントを表紙や巻頭ページに起用し、その号が完売することである。 もちろん、売れないよりは売れた方が良いのはいうまでもない。 また売るための工夫として人気タレントを起用するのは間違いではない。 しかし、その号が売れたのは、雑誌の内容ではなくタレントのおかげであるから、次号から売れ行きが続くことはほとんどない。

衣料品ブランドの発信もYouTubeの時代

2021年5月14日 トレンド 0

ちょうど1年前の今頃のことである。 詳しい説明は専門の方にお任せするとして、平たくいうとGoogleの検索のアルゴリズムが大きく変更され、ブログより動画の方が上位に表示されやすくなった。 そのため、このブログも昨年5月から大きく訪問者数、PV数が減り、今はそのまま落ち着いて推移しているという感じである。 変更前は、訪問者数は月間でだいたい6~8万人くらい、P

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