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南充浩 オフィシャルブログ

商品比較

生地としての価値と快適さ・便利さは別物という話

2024年1月17日 商品比較 0

先日、某ジーンズメーカーのデジタルマーケティングを過去に務められた方が「某ブランドの23オンスデニムを買って穿いてみたが、硬くて重くて不便を感じる」という内容をSNS上に書き込まれた。 通常、ジーンズに使われるデニム生地は12・5オンス~14オンスなので、およそ通常のデニム生地の倍近い厚み(厳密にいうと重さ)があることになる。 コアなジーンズファンの中にもヘ

「物」ではなく「ラベル」で評価する人が多いという話

2023年9月22日 商品比較 2

衣料品に限らず「ブランドのラベル」というのは、かなり重要である。 当方も含めてほとんどの人が「ブランドのラベル」を見て物の善し悪しを判断している。そういう「ラベル」を作って刷り込ませることがブランド作りの最重要項目の1つだろうと思うし、「ラベル」に苦しめられているブランドは「ラベル無し」の状態で商品を判断してもらいたいとも思うだろう。 かつて、落ち目になった

接触冷感素材があまり好きではない理由

2023年9月15日 商品比較 0

まあ、何度も書いているが、これほど猛暑日が続くと機能性素材に頼るか、用具類・器具類に頼るかするしか対応策がない。 もちろん、我慢できる方は我慢すればいいが、当方はもう我慢できない。何よりも汗が止まらない。 そんな中、梅雨明け以降は一昨年に買ったジーユーのポリエステル100%の吸水速乾Tシャツと、Amazonで買ったポリエステル100%の吸水速乾迷彩柄プリント

リサイクル素材の使用量増加が衣料品の値上げ&ステルス値上げの一因になっている可能性

2023年9月8日 商品比較 1

今夏物のTシャツ類に関しては、例年に比べるとユニクロ、ジーユ―での買い物が例年に比べて著しく減った。(自分比) 理由は「生地が昨年よりも薄くなったと感じた」からである。 当方は汗っかきである。最高気温24度で15分くらい歩くと汗ばむ。30度を越えると汗が止まらない。湿度が80%を越えていれば最高気温20~23度でも15分も歩くともう汗が止まらない。 なので、

外資低価格ブランドが日本市場で伸び悩んだ理由は機能性服が無いからでは?

2023年8月4日 商品比較 1

連日の猛暑である。 最高気温32度までくらいなら暑いなあと思いながらもさほど苦痛ではないが、最高気温35度となると屋外を歩くことすら苦痛である。 個人的には汗っかきなので最高気温25度を越えると少し歩いただけで汗ばむが、35度だと汗をかく量が体感的に何倍にも増える。 そんなわけで、最早当方の頭の中は今現在は吸水速乾素材の服のことしか考えられなくなっており、厚

涼しくなる服は存在しないから猛暑で使えるのは吸水速乾Tシャツだという話

2023年7月26日 商品比較 4

梅雨明けした途端に猛暑日が続いている。大阪よりも東京の方が猛暑日が始まった日が早いのが今夏の特徴で、一昔前は「東京は大阪と違って比較的涼しい」と言われたものだが、2010年代半ば以降は大阪とほとんど同等の暑さ、もしくは大阪よりも暑い日が多いのではないかという気候に変わっている。 天気予報によると、大阪の猛暑日は土曜日まで続き、日曜以降は最高気温35度未満にな

ワークマンの防水スニーカー「ストームランナー」の防水性の高さを体験した話

2023年7月20日 商品比較 2

大阪とその周辺地域では昨夜の激しい雷雨によって猛暑が終了した。 本当にバケツをひっくり返したような凄まじい豪雨だった。雷が鳴っていたので長時間は降り続かなかったが。 最近は特に仕事の打ち合わせなどがなければ、雨の日は極力外出しないことが多いが、昨夜は久しぶりに豪雨の中を帰路についていたのだが、事前に天気予報で雨が降ることを知っていたので、あらかじめ雨の日用の

定価が1000円値上がりしたユニクロのギアショーツの昨年物と今年物を比較してみた

2023年7月19日 商品比較 0

大阪では今日から猛暑がおさまって、普通の真夏日になるようなのでホッとしている。ここ10年間くらいで最も猛暑日が少なかった夏になるのではないかと感じている。 2010年代後半と比べると、最高気温32度くらいまでは今年になってから冷房無しで我慢できるようになった。体質が変わったのかジジイになって暑さに強くなったのかはわからない。しかし、大量の汗をかくことは変わら

「同じ物・似たような物なら安い方で買う」という話

2022年11月24日 商品比較 1

最近、毎日のように「スギ薬局」から15%オフクーポンがアプリに届く。 15%オフというと税抜き前価格よりも安くなる。そのため、スギ薬局の利用頻度が高まった。 これまでドラッグストアは医療品や飲み薬以外は利用しなかったが、15%オフクーポンは大きい。使わない手はない。飲み薬はもちろん、肩凝りなので「ロイヒつぼ膏」は逐一スギ薬局で買うようになったが、それ以外でも

「嘘表記」が横行するダウン商品とレザー商品

2022年11月21日 商品比較 2

「ダウン」「レザー」あたりは商品名やメディアが掲載するプレスリリース、ネット通販の組成表記などが信用しにくい最右翼の素材名だろう。 実にエー加減な表記が多い。 それが得体の知れない怪しげなブランドなら「さもありなん」と納得できるが、そこそこ名の通ったブランドや企業でさえ、実にエー加減な表記が横行している。 直近の例でいえばこれ。 ファミリーマート/「コンビニ

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