カテゴリー: 商品比較 (1ページ / 3ページ)

無印良品の「疲れにくいスニーカー」は本当に疲れにくかった

当方は肩凝りなので定期的にマッサージに行く。
肩を回したり伸びをしたりそういう運動はしているものの、あまり緩和されないのでマッサージに行く。
まったく行かないと、頭痛がしたり目の奥が重痛くなったりする。

先日、マッサージをしてもらっていたら、「無印良品のスリッポンを買ったら、安いのにすごく疲れにくかった」と言われた。
確かに無印良品には靴があり、当方も何度かセール品を買っている。
が、キャンバススリッポンは見落としていた。

帰宅してネットで調べてみると、その名もずばり「疲れにくいスリッポン」「疲れにくいスニーカー」がある。

いずれもキャンバスで撥水加工が施してある。
オーガニックコットンと書かれてあるがそんなものは当方にとってはどうでも良い。
オーガニックかどうかははっきり言って興味がない。

アッパーのデザイン違いでソールとインソールは同企画ではないかと思う。

ちょうど10月22日まで期間限定割引が行われており、スリッポンは2990円が1900円に、スニーカーは2990円が2490円に値下がりしている。
この期間に試してみようと思って、難波の無印良品に行くと、スリッポンはなくなっており、スニーカーのそれも白と黒のみしか残っていなかったので、黒を買った。

おまけに無印良品のアプリで200円割引も持っていたので、2290円(税込み)で27・0センチを買った。

撥水加工は施されているが、しっかりとした雨では効き目はないと思い、連日雨が続いているが、止んだり小雨になった日を選んで履いてみた。

履いてみた結果をいうと、もう少し足に馴染むとまた違った結果になるかもしれないが、たしかにタイトル通りに長時間歩いても「疲れにくい」と感じる。
マッサージ師がいうように、疲れにくい。

その秘訣はインソールにあるというのが着用してみた感想である。

で、ふたたび、無印良品のウェブサイトに行ってみた。
スマホ版はあまり大したことが書いていない上に微妙に操作もしにくいので、PC版に行くと、工夫を凝らした部分が説明されている。

インソールのことはもちろん書かれていたが、通常のソール(靴底)についてもそれなりに工夫を凝らしてある。

ソールについての解説を引用すると以下の通りになる。

①全体を重心移動に沿う横方向へ切り出し
・適切なあおり歩行を誘導
・歩行時に曲がりやすく、かつ適切な位置で曲がるように工夫

②母指球部分に円形の凹凸
・蹴り出し時のグリップ力の向上

③かかと部分に円形の凹凸
・様々な方向でのグリップ力の向上
・衝撃吸収性を向上

④外周に斜めの切り出し
・滑りにくく削れにくい意匠(デザイン)を採用

とのことである。

確かにソールはこの通りの形状だが、そんなに機能性があるとは一見したときには思っていなかったので驚いた。

同じキャンバススニーカーでスペルガを持っているが、スペルガと比べると格段に足が疲れにくい。
スペルガも履き心地が悪いというわけではないが、無印良品のこれと比べるとまったく履き心地は異なる。

ファッションにこだわる人ならスペルガなのだろうが、機能性と足の疲れを重視するなら無印良品である。

スニーカーとしての外観はコンバースのオールスター風である。
最近、コンバースはデザインについてうるさいから、完全に類似しないようにデザインは少しアレンジされている。

無印良品のPC版ウェブサイトには、「定番を目指している」と書かれてあるが、デザインといい、機能性といい、これは定番として傷んだらその都度買いなおしたくなる。もちろん価格も含めて。

先日、3990円に値下がりしたリーボックフューリーライトを買って、足が疲れにくいと書いたが、無印良品のこのスニーカーも同等に足が疲れにくい。
フューリーライトは定価だと1万円強するので、傷んだらその都度買い替えるというのはちょっと勇気がいる。
その上位モデルのポンプフューリーは2万円弱するので、試し履きしたくてもおいそれとは買えない。

しかし、無印良品のこれは定価が2990円で、しかも期間限定値引きで2490円とか1990円に値下がりするので傷んだらその都度買いなおしやすいし、傷まなくても季節ごとに違うカラーを買うことも可能だ。

ウェブサイトに書かれているように「定番」になりうる商品だと思った。

50歳手前のオッサンになると、いくらデザインがかっこよかろうが、いくらブランド名にステイタス性があろうが、そんなことはどうでもよくなり、まずは疲れにくいとか防水とかそういう機能性が重要になる。
オッサンの体はくたびれ果てている。機能性が高くてなおかつデザインが良くさらに価格が安ければそれが最上品だ。
オッサンの懐は寒いのである。

そういう意味では値下がりしたフューリーライトや無印良品の2990円の疲れにくいスニーカーはオッサンにとってのマストアイテムだといえる。

こうなると、スリッポンのほうも試してみたくなる。
ウェブで検索すると残っている店舗が少ない。
しかも1990円に値下がりしている期間は10月22日までである。

同じ試すのなら値下がりしている期間にするほうがお得である。

22日までの間に、残っている店舗に行くことができて、サイズが残っているなら1足買って試してみたいと思う。

それにしても、廉価で機能性の高い商品が続々と生まれている。
ワークマンのワークウェア、カジュアルウェアしかり、無印良品のこの靴しかり。
もう高機能・低価格はユニクロだけのものではないし、靴分野でいえば、ユニクロは何度も参入しようとして失敗を繰り返している。以前から細々と発売し続けている無印良品のほうが何日もの長がある。
しかもこういう高機能商品まで発売してきたのだから、ユニクロの靴市場参入はますます障壁が高くなったといえる。

市場競争恐るべしである。

久しぶりにNOTEを更新しました⇓
国産ジーンズ第1号ブランドは「キャントン」か「ビッグジョン」か?
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/n619df72be1bb
あと、インスタグラムもやってま~す♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro

ユニクロUのライトダウンコートに期待したい

 先日、ユニクロUが発売され、これでめでたく?今秋のユニクロのコラボラインが勢ぞろいした。
一部商品はこれから発売されるので完全にすべての品番がそろったわけではないが、ほとんどがそろったといえる。

今秋からイネス・ド・ラ・フレサンジュのメンズが加わり、J.W.アンダーソンが始まり、恒例のユニクロUの大部分の品番が投入された。

各ラインを比較して、個人的な品定めをしてみたい。

イネスについては以前にも感想を書いているのでご参照いただきたい。

ユニクロのイネスのメンズラインを独断と偏見で採点してみた

専門家・愛好家によってさまざまな評価があるが、あくまでも個人的に見ると、

一番若い人向けが、J.W.アンダーソン
一番年配向けがユニクロU
その中間がイネス

だと感じる。

どのラインもユニクロに合わせているので、形そのもので突飛なものはない。
突飛な部分は色・柄にとどめており、デザイナーズブランドを着慣れない人でも取り入れやすい工夫はなされいるといえる。
逆に形・シルエットそのものを複雑化してしまうと、縫製工賃が高くなり、ユニクロ価格を維持できなくなる。
そのため、形・シルエットはある程度ベーシックに抑えなくてはならない。

また一口にデザイナーズブランドといっても、+Jでコラボしたジル・サンダー氏のようにシンプル・ミニマムを信条とするデザイナーもいる。本来は+Jがもっともユニクロとは相性が良かったのだと思う。

ファッションが苦手な人が一番着こなしにくいだろうと思うのは、J.W.アンダーソンである。
形やシルエット自体はベーシックに寄せているが、色柄が派手な品番が差し込まれている。
チェック柄のダウンジャケット、派手なレゲエカラー・ドイツ国旗カラーのボーダーニット、ボーダーTシャツなどである。

ファッションが苦手な人に限ってなぜか派手な原色を着たがる傾向があり、アンダーソンのこれらは鬼門だといえる。
そういえば、先日、天満駅付近の天神橋筋商店街でちょっとダサめのおっさんが、アンダーソンのレゲエカラーのボーダー柄セーターを着用していて、ひどく似合っていなかった。

野暮ったい顔立ちと、赤・黄色・グリーンの派手なボーダー柄はまったく合っていない。

J.W.アンダーソンでは早速半袖Tシャツが990円に値下がりしている。
ボーダー柄の半袖Tシャツと、おばはんの横顔のイラストが描かれた半袖Tシャツはすでに990円に値下がりしており、その中では黒×グレーのボーダーとおばはんイラストはサイズさえ合えばお買い得である。

また、アンダーソンではリバーシブルのトレンチコートがあるが、裏地のチェック柄を表にして着る人はいないと思う。
全身がチェック柄ならまだしも、前立てと襟の部分は通常の無地トレンチコートのままであり、それ以外がチェック柄に切り替わっている。
これも野暮ったい顔立ちのおっさんが売り場で裏返して試着しておりひどく似合っていなかった。

同じトレンチコートを買うなら、イネスにすべきである。

J.W.アンダーソンのトレンチは綿素材の1枚仕立てだが、イネスは袖は除いて本体部分に取り外し可能な中綿入りライナーが装備されている。真冬でもスーツの上に着用できるのはイネスであり、J.W.アンダーソンのは真冬の着用は寒すぎて難しい。

また、全体的傾向でいうと、万人が着やすいのはユニクロUである。

ほぼ、無地アイテムばかりで、カラーリングも黒、紺、オリーブとベーシックな暗めのカラーなので悪目立ちしない。
しかし、気になるのはアイテムのほとんどがビッグシルエット、オーバーサイズ気味であることだ。

オーバーサイズの服を中年太りしたおっさんが着ると、絶対にかっこ悪く見える。
下手をするとバブルのころから保管していた服をそのまま着ているのではないかとさえ見える。

サイズ感は試着してしつこいくらいに確認すべきで、以前にも書いたように、ビッグシルエットTシャツは当方ですらSサイズを選ぶほどだ。

売り場で見ると、今回のユニクロUではそれほど欲しい物がなく、11月に投入されるダウン入りコートに注目している。
当方を含めた多くの人は、通常のダウンジャケットはすでに何枚か持っている。
はっきりというとこれ以上、ブルゾン型のダウンジャケットはよほどの「何か」がないと買う気にはならない。

カジュアルとスーツの兼用を考えると、ブルゾンタイプのダウンジャケットではカバーできない。
通常のウール素材のコートを買えば良いがダウンに比べると保温力が低い。
そうなると、両方を兼ね備えたダウン入りコートが一番理想的だということになる。

ダウン入りコートは何もユニクロUが発明したわけでもなく、何年も前から様々なブランドから発売されている。
個人的には、ザ・ロフトラボのダウンコートが欲しいと思っているが、値段はユニクロUの2倍ほどする。

ちなみに先日、天神橋筋商店街の顔見知りのバッタ屋で3900円の紺色のノーブランドのダウン入りコートを見つけた。
ダウン70%・フェザー30%という内容だが、値段を考えるとこれで十分ではないかとも思っている。

あとはユニクロUで発売されてから、試着してみてサイズ感を確認してから買うか買わないかを決めようと思っている。

今回のユニクロUで印象的だったのは、ウールブレンドジャケットとコートの素材だ。
ウール混の生地だが、かなりシャリっとした表面感の強撚糸使いの綾織りで、通常、学生服とか電鉄の制服とかに使われているようなものである。
好き嫌いの分かれるところだろうと思うが、当方はあまり好きな生地ではない。

そんなわけで、シルエットやサイズ感が確認できていないが、今のところ、ユニクロUでもっとも良さそうなのはダウン入りコートだと思う。

まとめると、

J.W.アンダーソンの原色アイテムは避けたほうが賢明、イネスはトレンチコートと紺ブレが、ユニクロUはダウン入りコートが、イチ押しである。
また売り場で参考の一つにしていただければ甚だ幸いである。

NOTEを更新しました⇓
「数字だけ」を見て失敗したアパレル経営者たちの事例
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/n3260aa3e5852

あと、インスタグラムもやってま~す♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro

ジーンズメイトの汗染み防止加工「ゼロステイン」Tシャツは優秀だった

 10月の1週目はかなり涼しかったから、このまま涼しくなるものだと期待していたら、真夏のように暑くなってしまった。
この暑さは木曜日くらいまで続くようだから、暑さが苦手な当方としては嫌になる。
まさに「夏死ね!高気圧死ね!」である。

とはいえ、実は暑くなる少し前に値下げされていた半袖Tシャツを買った。
正直にいうと、来年用にと思っていたが、この暑さのぶり返しで、現在着用している。
買ったのはジーンズメイトでだ。

以前から気になっていたジーンズメイトの汗染み防止加工「ゼロステイン」である。
2~3年前からこの商品が発売されていて、ずっと気になっていたのだが、投げ売りされているのを見てついに3枚買った。

買ったといえば、ノートパソコンも買った。
9月下旬から5年前に買った薄型のFMVが調子が悪くなってしまったため、難渋していたのだが、つい先日買って、今回のブログから新型パソコンを使っている。
やっぱりサクサク動くのはストレスフリーである。

さて、ゼロステインに話を戻そう。
大量の汗をかく当方にとって、夏の必須機能として、ドボドボに濡れたのが目立たないというものがある。
汗をかくのは止められないから、昔は吸水速乾を多く試していた。
しかし、給水速乾Tシャツはその上に羽織ったシャツがその水分を多く吸い込んでドボドボに濡れてしまう。
それに早く乾くとはいえ、生地がドボドボに濡れているのは隠しようもない。

着ているだけで体温を下げ続けてくれる機能素材があればうれしいが、それは現在存在していない。

汗をかくのは止められないから、それが目立たないようになってほしいというのが、汗かきの切なる願いだ。

無印良品のとか、ライトオンのとか、各ブランドの汗染み防止加工Tシャツを試してみた。
ライトオンのベーシック無地Tシャツ(1枚1000円、2枚1500円で売られていた)の黒はちょっと汗染み防止機能が弱いかなという印象を受けた。
無印良品のは買った当初は結構よかったが、もう4年くらい経過しており、その機能も繰り返す洗濯で弱ってきている。

今回、ジーンズメイトで買ったのは、アウトドアプロダクツの厚地丸首Tシャツ、薄手V首Tシャツ、ブルーススタンダードの薄手V首Tシャツの3枚である。

アウトドアプロダクツの薄手V首Tシャツ

アウトドアプロダクツの厚地丸首Tシャツ

ブルースタンダードの薄手V首Tシャツ

ちょっとブランドの解説をすると、アウトドアプロダクツは現在ジーンズメイトがライセンスを取得して各種アイテムを企画生産している。
リュック専門店はジーンズメイトの運営である。
この2種類のTシャツも企画製造はジーンズメイトである。

ブルースタンダードはジーンズメイトのオリジナルブランドで、これだけはなぜか長続きしている。

この3枚は要するにジーンズメイトのオリジナル商品なのである。

アウトドアプロダクツのTシャツは以前からジーンズメイトに並んでいたが、一昨年くらいまではめちゃくちゃにサイズ感がデカかった。
Mサイズを合わせてみても当方でダボダボというほどにデカかった。
初期のユニクロが「大は小を兼ねる」とばかりにやたらとデカかったことに似ている。
しかも去年、今年ならビッグシルエットが流行しているからまだしも、当時はビッグシルエットは流行していなかったので、そのダボダボさは余計に目立った。

期末に大量の売れ残りが発生していたが当たり前である。

今夏の商品はかなりサイズ感を縮めてきた。
Mサイズは当方の肩幅よりも狭く、Lサイズを買った。
ブルースタンダードは37・5歳のおっさんをターゲットにしている割には元から細めで当方はいつもLサイズを買っていたので、今回もLサイズを買った。3枚ともLサイズということになる。

余談だが、ユニクロのビッグシルエットポケット付きTシャツを8月の半ばに790円で買ったが、これはMサイズでも大きすぎたので、Sサイズを買った。

同じTシャツといえども、サイズ取りやシルエット設計によって、ここまで着用サイズが変わるのである。
一概に「俺はMサイズだから」とか「俺はいつもLサイズ」と決めつけて買い物をすることは愚の骨頂だということである。

今回買ったのは定価1900円がそれぞれ990円、790円、590円に値下げされていた。
アウトドアの厚地丸首が990円、アウトドアの薄手V首が790円、ブルースタンダードが590円である。

本当は3枚も買うつもりはなかったのだが、790円と590円に釣られて3枚も買ってしまった。

薄手2枚は10月1週目の涼しい時期に着用してしまったので、汗染み防止機能を実感できなかった。
しかし、着用感は悪くない。汗染み機能にこだわらない人は買っておいて損はない。
まだジーンズメイトにもけっこう店頭在庫が残っていたからこの値段なら複数枚を買っておいても良いだろう。

言い忘れたが、3枚とも素材組成は綿100%である。

残る1枚の厚地丸首をいつ着用しようかと思っていたら、急に暑くなったので早速着用してみた。
ちょうど、肉体労働をすることがあったのでそのときに着てみたら、汗染みはほとんど目立たなかった。
外見上はほぼ汗染みがゼロだったと言っても良い。

アウトドアプロダクツの厚地丸首Tシャツ

今回の暑さは30度くらいなので、毎年の35度の猛暑でも目立たないかどうかは来年夏に試してみないとわからないが、30度くらいまでの暑さならほぼ完璧に汗染みを防止してくれることが着用で体感できた。

これは来年夏用に何枚か買っておかねばなるまい。
しかも今回はアウトドアは2枚ともライトグレー、ブルースタンダードは白の薄地を買っている。どちらも汗染みが目立ちやすい。
ライトグレーでほぼ汗染みがなかったというのはかなり優秀だといえる。

990円に値下がりしているうちに他の色も何枚か買っておこうかと思うほど優秀だった。
当方はケチで貧乏性なので定価では絶対に買わないが、990円に値下がりしているなら4枚くらい買っておこうかと思う。
もし、来年夏に35度の気温で汗染みがほとんど目立たなければ定価で複数枚購入しても良いと思う。
生地が少し厚いということもあるのだろうが、それにしても優秀だといえる。あとは洗濯に何回耐えられるかだ。
これはもう少し洗濯を繰り返してみないとわからない。

世の中も業界人もとかく、「安くて良い物はユニクロとジーユーにはかなわない」とか「ユニクロとジーユーを買っておけば鉄板」と思いがちだが、探してみれば、このようにユニクロ、ジーユーを越える機能を有した安価品が存在する。

消費者がそういう態度になるのは仕方がないとしても、業界人までが同じ認識というのは「本当に衣料品のプロなのか?」とあきれるほかない。
仮にもプロたる業界人がそういう認識だから、ユニクロ、ジーユーに勝てずに、自社・自ブランドの売上高を下げ続けるのである。
消費者と同じ認識しか持てないような素人根性だからアパレル業界は衰退しているのではないのか。そんな素人の提案する商品が一般消費者から支持されるわけがない。

NOTEを更新しました⇓
「数字だけ」を見て失敗したアパレル経営者たちの事例
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/n3260aa3e5852

あと、インスタグラムもやってま~す♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro

ジョガーパンツ風ジーンズで生じている「織物」と「編み物」の錯誤

今日はかなりニッチでミクロな話を。

衣料品や生地で、誤解が生じやすい原因の一つとして「名称の定義」があやふや、誤って使われやすいということがある。

例えば、ディーゼルが先行発売し、他社が追随してあっという間に消費者にも浸透したジョガーパンツ風のジーンズ。

通常のストレッチジーンズよりもキックバック性の高いストレッチデニム生地が使用されている。

ウエスト部分がゴム入りだったり、裾がリブ使い・ゴム入りになっていたりというデザインが多いので、着想の元ネタはいわゆるスエットのズボンだったと考えられる。

スエットのズボン風のジーンズがあれば面白いんじゃないかという発想ではないかと想像する。

デニム生地にもストレッチ入りは普及していたが、スエットズボンのリラックス感を再現するためには通常のストレッチデニム生地では不十分でもっとソフトで伸縮性があることが求められる。

そこで、当初の業界には二つの商品があった。

●ディーゼルのジョグジーンズのように、あくまでも織物であるデニム生地で伸縮性の高さとソフト感を追求した商品群。

●もう1つは、スエット生地(編み物)をデニム風に見せた商品群。

とこの2つである。

当初は、デニム風スエット生地を着用した商品群がけっこう店頭に出回っていたが、今はほとんど消えた。

理由は、スエット生地(正規名称は裏毛)はいくら見た目や色合いをデニムに似せても、所詮は編み物なので、ヒゲ加工を施した際にもし、1本でも糸が切れるとそこから穴が拡大して破れてしまうという欠点がある。
また、織物のデニム生地と異なり、ヒゲ加工を施してもメリハリの効いたヒゲが表現しにくいという欠点もあった。

 

そのため、ディーゼルのジョグジーンズに追随したデニム生地使用の商品群が現在の店頭ではほとんどとなっている。
デニム風スエット生地の商品が根絶されたわけではないが、それはあくまでも「デニムっぽいスエット」として商品デザインされていて、デニムの代わりにはなりえていない。

 

各店頭をざっと見まわした感じでいうと、ディーゼルはじめエドウイン、ユニクロとほぼすべてが「ニットデニム」とか「ジョガーパンツ」とか名乗っていながら織物であるストレッチデニム生地を使用している。
だから、もともとは「デニム風ニット(スエット生地は編み物だからニット)」だったのが、現状は「ニット風デニム生地」へと逆転しているのである。

「ニットデニムパンツ」ではなく「ニット風デニムパンツ」が正しい。

まあ、以上のような状況を頭に入れて、続きを読んでいただきたい。

しかし、業界人でもこの「ニット風デニム生地(織物)」と「デニム風裏毛生地(編み物)」の区別ができない人が相当数存在する。
それは、製造方法の違いだけでなく、見た目でも判別できていない。

例えば、名実ともに国内ナンバーワンブランドといえるユニクロでさえそうだ。

現在、ユニクロは「イージージーンズ」というソフトでストレッチ性の高い生地を使用したジーンズを発売している。

そのソフト感、ストレッチ性はほとんどスエットやTシャツなどと変わらないので、ニット(編み物)のように感じられる。
生地の裏面を見ても、パイル状っぽくなっているので、トレーナー類と同じ裏毛生地なのかと見誤ってしまう。

しかし、このイージージーンズに使われている生地はれっきとした「織物」なのである。
経糸と緯糸で構成された織物だ。
純然たるデニム生地ではなく、二重織の技術を応用したデニム風織物というのが正式な生地の説明になる。

それをユニクロでさえ「ニット生地」と認識しているようで、「裏地パイル」と説明してしまっている。
それは弛んだ緯糸で決して、タオル生地のような「パイル」ではない。

ユニクロのイージージーンズ

イージージーンズに使用されている生地の裏面が白くて裏毛状になっている理由は、

1、二重織なので表面と裏面に出てくる色や柄が異なる
2、ループ状に見えるのは緯糸が弛んでいるから。
それは不良品ではなく、ストレッチ性とソフト感を出すためにわざと緯糸を弛ませている

というこの2つである。

実は同じ技法で織った二重織り生地でも緯糸をもっとピンと張ることで、裏面の見え方はまったく異なる。

過去の他社製品に使用された二重織りの裏面

しかし、ピンと張るとソフト感とストレッチ性は幾分か損なわれる。

結局どこまでソフトにするのか、ストレッチ性を高めるのか、で緯糸の張り具合を変えるのであり、それを考えることが本来の商品企画である。

ソフト感とストレッチ性を幾分か殺しても良いのか、逆に高めたいのか。
ならそれを実現できる生地はどのように織るのか。緯糸は弛ませるのか張るのか。

それが企画の仕事だ。

ユニクロでさえ見分けができないということは、そういうことをすべて生地問屋や生地メーカー、製造業者に丸投げしているから、わからないのである。

かくして、安易な誤った説明が流布され、消費者も混乱するし、メディアも混乱する。
だからファッション、衣料品業界は「ええかげん」とみなされがちになる。

noteで有料記事を更新しました~♪

アパレル業界は丸投げ体質か?
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/n7d4a58f99afe

あと、インスタグラムもやってま~す♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/

9月に買ったお買い得なユニクロとライトオンの半袖Tシャツ

 関西視点の気温でいうと、朝晩はめっきり涼しくなったが昼間は蒸し暑い。
そんな感想を持っていたら昨夜は蒸し暑かったので1週間ぶりにクーラーを入れて寝た。
クーラーの設定温度はいつも25度であり、真夏のピーク時は24度か23度にしている。

昨年よりも2週間以上早く朝晩が涼しくなった(気温21度くらい)ので、半袖で過ごす期間も短くなるのか?と危機感を抱いていたら、昨夜も蒸し暑く今朝も蒸し暑いので、例年通り10月10日ごろまでは半袖で過ごせそうだ。

そんなわけで9月に買った半袖Tシャツ3枚もたっぷりと1か月間は着用できるので安心した。

今夏最後(9月は夏だ!)の買い物として買った半袖Tシャツ3枚だが、生地の面でいうと相当に品質が高い。そこら辺のセレクトショップのオリジナル品なんてはるかに及ばない。

上っ面で薄っぺらな業界人が言う「安物は品質が低い」というのはもはや当てにならない。
むしろ大量生産できる低価格品の方が、商品によっては品質が高くなっていることもある。

3枚のTシャツについては満足度は100%といえる。

1、ユニクロのポケット付きビッグシルエットVネックTシャツ

これは今春からユニクロが大々的に販売していたビッグシルエットTシャツで、綿100%の肉厚天竺生地を使用している。

ビッグシルエットなので、当方が試着してみてもMサイズでかなりゆとりがあった。
当方は顔がデカくて、肩幅が広いので、Mサイズを着用すると単なるゴツイおっさんにしかならないので、今回はSサイズのグレーを購入した。

IMG_3348

Sサイズでも通常ラインのMサイズと同じくらいの身幅がある。

定価1500円が、790円に値下がりしている。
店舗によって在庫の多寡があるが、残っている店舗は紺とグレーが山盛り残っている。
ハリウッドセレブ(笑)が愛用しているような薄っぺらい生地のTシャツは好きじゃない。
厚手生地が好きな人は790円なら何枚か買い占めておいても損はない。

丸首の方が人気があるのか、990円(9月7日現在)までしか値下がりしていない。

Vネックは狭め。

丸首とV首のどちらが着まわしやすいかについてはいろいろと意見はあるが、基本的には20年前にメンズクラブが主張していたように「首が短い人はネックが大きく空いている方が首が長く見える」というのが真理で、当方は首が短いうえに顔がデカいのでVネックを着用することが多い。

同じ丸首でも深い丸首やU首ならVネックと同じ効果が得られる。

首が短くて顔のデカい人は、喉元まで詰まった丸首Tシャツを着用するのが最も不格好に見える。

2、ライトオンで買った1枚990円・2枚買うと20%オフTシャツ

これはたしか8月末までは2枚1500円だったのだが、月が変わって販売方法が変わったということになる。
2枚買うと1700円くらいになる。

8月末から目星を付けていた2枚を購入した。それにしても両方とも残っていたのはラッキーだった。

1枚目はVネックのカリフォルニアコットンTシャツ。

これはユニクロのポケット付きビッグシルエットTシャツと非常によく似た素材感といえる。
違いはユニクロほどビッグシルエットではない。
だから当方ならMサイズを着る。

IMG_3354

あと、両脇の裾にはスリットが入っていない。
ユニクロのビッグシルエットTシャツにはスリットがある。

ユニクロでグレーを買ったので、こちらはダークネイビーにした。

Vネックだがユニクロのよりも狭い。かなり詰まったVネックである。
生地は同じくらい肉厚な天竺。

ユニクロよりもコスパが高い部分としては、生地に消臭加工が施してあるところだ。
これで華麗なる加齢臭も防ぐことができる。

定価1900円が990円に値下がり。

2枚目は、レインスプーナーのライセンス生産Tシャツ。
こちらは無地ではなく、身頃にロゴプリントが大きく施されている。

「RSHT」の四文字がデカデカと並んでいて、レインスプーナーのRSとHTはハワイアンTシャツということだろうか?

IMG_3347

正方形に収まる文字配置は、ちょっと「パーフェクトスーツファクトリー(PSFA)」のブランドロゴを思い出させてしまう。(笑)

このTシャツは手で触ると上の2商品に比べると生地が薄いと感じるのだが、着用してみるとそうでもない。3年くらい前まで流行っていたハリウッドセレブ(笑)もどきのテロテロTシャツよりもはるかにしっかりしている。
おまけにちょっと鈍く光沢まである。

これは相当に良い生地だと思う。
綿糸の段階から引きそろえたのではないかと推測される。

定価2900円が990円に値下がりしているのも破格値である。

こちらもダークネイビーを選んだ。

触ると薄手だが着用してみると、凡百のテロテロTシャツとは比べ物にならない厚みがある天竺というのは近年ちょっと見たことがない。

ロゴプリントの好き嫌いは度外視すると、そこら辺のセレクトショップオリジナルTシャツなんぞ足元にも及ばないほどの品質だ。

このクオリティの商品が790円とか990円で手に入るのだから、ブランドネームに踊らされなければ格安で高品質な商品が簡単に手に入る時代だといえる。

他分野の商品についてはド素人なのでわからないが、大量生産の低価格ブランドは見た目と品質がかなり向上している。
逆に「お高く止まっている」ブランドの方が、売り上げ不振からの小ロット生産で、品質を下げている。セレクトショップオリジナル品なんてそれこそ品質の低さは折り紙付きだ。

昨年秋だったと思うが、「109系のブランドより、ジーユーのベロアパンツの方が安いのに良い生地を使っている」と一般消費者の女の子がツイートしていたことがあったが、そりゃ生産ロットが100倍くらい違うのだから、価格が安いのにジーユーの生地の方が品質が高いのは不思議でもなんでもない。

衣料品の分野において「高価格=高品質」という構図は特殊なブランドを除いては、2005年ごろまでで終わっている。

いや~、それにしても良い買い物をした。

noteで有料記事を始めてみました~。

鎌倉シャツのビジネスモデルが秀逸なポイントを考えてみた
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/na76c612e6d37

あと、インスタグラムもやってま~す♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/



ユニクロのイネスのメンズラインを独断と偏見で採点してみた

 9月1日にユニクロのイネス・ド・ラ・フレサンジュのメンズが発売された。

このラインでメンズが発売されるのは初めてとなるので、ちょうど時間があったから商品を店頭に見に行った。
今回は、この商品を見た感想を書いてみたい。

もちろん、個人的な好き嫌いに基づいているのでこの評価が絶対ではない。
商品を買う際の参考になれば幸甚である。
当然、まったく参考にしなくてもよい。
洋服なんてその程度の代物である。

商品の第1印象としては、いわゆる見た目はトラッドベースに欧州テイストを組み込んで上手くまとめていると思う。
だから「見た目」はかなり良いと思う。

商品を一つ一つ見てみると、ちょっと当たり外れが大きいかなあというのが、正直な感想である。
あと、ユニクロUと同じでストレッチ混の素材は一切使われていない。
ストレッチ混に慣れた当方のような人にはあまりお勧めできない。とくにズボンは。

じゃあ、まずは「当たり」「合格点」だと思った商品から挙げていこう。

1、ウールブレンドジャケット

ボタンがシルバーでいわゆる紺ブレ調で使いやすい。
地の紺色はユニクロUでもよく使われる黒に近いダークネイビーで、最近のユニクロはこの色がどうも好きなように感じる。
それとも染色ロットの関係上、莫大な数量を染めているからあちこちのラインに使用しているのだろうか。

69_402987

紺ブレといっても差し支えないデザインなのである程度のフォーマルにもカジュアルにも両方使用できる。生地の風合いもまずまずで、定価は9990円なのでいくらか値下がりしたら買おうかと思う。

ちょっと意外だったのが、素材の組成で、ウール40%・綿40%・ポリエステル20%となっている。この手の表面感のフラットなドレスアイテムにウール綿混という組成の生地を使うのは珍しい。
乏しい当方の経験の中ではあまりお目にかかったことがない。

もしかしたら、違う事例もあるのかもしれないが、ご存知ならご教授いただきたい。

ウール綿混のジャケットというと、多いのは、ナチュラル系とかカジュアル系での使用が多く、もっと粗野な風合いが主流だ。

通常の国内アパレルだと、ウールポリエステル混という素材が多い。

2、ウールブレンドチェスターコート

チェスターコートじゃなくて、チェスターフィールドコートだと何度言えば・・・・。

呼び名はさておき、定価12900円という価格は買いやすい。
素材組成はウール55%・ナイロン30%・ポリエステル15%で、この値段でこの組成なら、まあそんなもんだろうと思う。

69_402991

ユニクロの通常ラインのカシミヤブレンドチェスターコートが14900円であることを考えると、こちらの方が価格が安い。

69_400518

「カシミヤがブレンドされてるじゃないか」と言われるかもしれないが、カシミヤ10%混なんて入っていないのも同然である。

通常版はウール90%・カシミヤ10%の組成なので、2000円の価格差はウールの含有率の差と理解するのがもっとも正解に近いのではないかと思う。

3、カシミヤセーター

定価9990円で、通常のユニクロ版と同じくらいの価格。
見た目もベーシックで普通。
可もなく不可もないという印象。

では次に個人的には絶対に買わないものを挙げてみる。

1、ウールブレンドシャツジャケット

画像だとハウンドトゥース柄(千鳥格子柄)のツイードっぽく映っているが、実際はかなり密度の甘い生地を使用している。
シャツジャケットと名乗っているくらいなので生地は薄い。

01_404074

素材組成はウール70%・ポリエステル30%で、着る季節に困る。
真冬だと寒すぎるだろうし、今の時期だと暑すぎる。
当方の体質でいうなら、最高気温が20度前後で湿度は50%以下のときに着用するのが最も適していると思うのだが、そんな時期は年間に何週間もない。

もっと暑くて湿度が高いか、もっと寒いかのどちらかの日が多い。

そして、何より嫌なのが、袖に裏地がないことである。

この生地は密度が甘くてコシがないわりに、少し起毛感があり、摩擦力が高い。
要するにセーターやトレーナーの上から着用するときには袖のすべりが悪いということになる。
袖のすべりが悪い上着を脱いだり着たりするのはひどいストレスになる。

値下がりしても絶対に買わない。

ユニクロは以前にもこれに近い商品を作ったことがある。
ウールが高騰していた2012年とかそのあたりだったと記憶している。
その当時はシャツジャケットではなく、ライトジャケットと名乗っていたが、商品の作りはいわゆる芯地などを省いたシャツジャケットである。

IMG_3361

おそらく、ウールの価格が高騰していたために、ウールの使用量を抑えた商品として開発されたのだと思う。
素材組成はウール100%で、ウールガーゼ生地に起毛加工を施し、それらしく見せている。

が、かなり薄い生地なのでこれも着る時期を選ぶ。
その中途半端さがたたったのか、最終的に1990円とか990円に投げ売りされていたので、思わず買ってしまった。

しかし、このライトジャケットはイネスのシャツジャケットより優れている。袖にポリエステルの裏地が貼り付けられているところである。

だから厚手のセーターの上から着用するときにも袖のすべりが良いし、着脱がスムーズである。

この点が気に入っていまだに捨てずに残している。

今回のイネスラインの中で最も劣っていると個人的に見ているのがこのシャツジャケットで、ライトジャケットよりも作り方は劣化している。
これを9990円で買うことはあり得ない。むしろタダでも要らないくらいだ。

2、ツイードジャケット

画像を見る限り、すごくかっこよく見える。
しかし、実物はそれほどでもない。

素材組成はウール80%・ナイロン20%でシャツジャケットと同じくかなり糸の密度が低いツイード生地を使っている。

08_402988

画像はかなりしっかりした生地に見えるが、実際はそんなことはない。
かなり甘くてコシがない。

従来のツイードを想像して触るとがっかりするだろう。

これも2005年ごろだが、ユニクロは店舗限定でツイードジャケットを作っていた。
このころのユニクロのツイードはイネスジャケットよりも糸の密度が高い。

IMG_3362

だから今でも持っていてたまに着用する。
ただし、このころのジャケットはディオールオムの影響が全盛だった時期でかなりシルエットがタイトである。そのため、ジャケットの下にセーターが着にくい。

だが、このイネスのジャケットと比べると物がしっかりしているので、肥満しないように気を付けながら着用したい。

定価9990円は微妙だ。まあ、シャツジャケットよりはずっとマシだが。

このほかのアイテムは可もなく不可もなくというのが個人的な見方である。

シャツも普通、ネルシャツは生地が薄めで重ね着には適している。
ネルシャツと言っているが、本当は起毛加工を施したビエラ素材のシャツというべきである。
ほとんどのブランドがわざとなのかそうでないのかわからないが、ネルと起毛したビエラを混同して使用している。

コーデュロイジャケットとセットアップのパンツも見た目重視なら買っても良いかもしれない。
ただしノンストレッチなので細めのシルエットのズボンはちょっと動きにくさを感じるだろう。

ウールブレンドジャケット(紺ブレ)と対になるセットアップ用パンツもノンストレッチである。しかも細身シルエットだ。

ストレッチ素材に慣れてしまったので、ノンストレッチの細身シルエットのズボンは投げ売りされても絶対に買わない。タダでも要らない。

今回のイネスのメンズラインは、見た目は良いが、当たりはずれが大きいので、総合すると100点満点中で、50点というのが個人的な意見である。

noteで有料記事を始めてみました~。

鎌倉シャツのビジネスモデルが秀逸なポイントを考えてみた
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/na76c612e6d37

あと、インスタグラムもやってま~す♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/



ユニクロ対ZARA
齊藤 孝浩
日本経済新聞出版社
2014-11-20


「スペックの高さ&コスパ」競争は、必ずいずれ越えられる

 ちょっと前のことになるが、ユニクロでブロックテックパーカを買った。
今年の初めのことだ。

ブロックテックパーカの定価は7990円(税込み)で、ユニクロにしてはちょっと高い値段が付けられていた。
それが去年末から今年初めにかけて頻繁に5990円に期間限定値引きされることが増えた。

今春以降のブロックテックパーカの定価は税抜き5990円(税抜き)だから、それに向けての在庫品の価格調整だったというわけである。

もちろん、定価の7990円では買っていない。
5990円かさらに値下がりした4990円で買ったか、どちらの価格だったのかは不覚にも覚えていない。

IMG_3171

(買ってみたブロックテックパーカ)

で、何度か着用してみた。
ブロックテックパーカの売り文句は防水透湿性にある。

要するに外側からの水は防いで、内側からの汗は発散するというわけだ。
この機能で有名な素材はゴアテックスだが、あいにくとゴアテックスは高いから、様々な素材メーカーから廉価な代替素材が発売されている。

ユニクロはもちろん、ゴアテックスではなく、廉価な代替素材を使用している。
だから7990円という価格で発売できたし、それを5990円に価格改定することもできた。

着用してみた感想だが、たしかに雨は弾く。
ある程度の防風性もある。
中綿のない薄手生地だから冷気は遮断できない。
冷気を遮断するには中綿の類を入れないと無理だ。

ただ、透湿性についてはあまり実感できなかった。

まるっきりないわけではないが、それほど高機能とも思えなかった。

それでちょっとネットで調べてみたら、こんな記事を発見した。

ユニクロのブロックテックパーカの透湿性、撥水性を調べてみたよ!
http://www.humbert-tomoyuki.com/entry/uniqlo-block-tech-parka

ユニクロに問い合わせをして調べてみた人の記事である。
やりとりは以下の通りである。

Q:商品の性能について質問させていただきます。
ブロックテックパーカは透湿性と撥水性を兼ね備えているようですが、
耐水圧、透湿性のデータは何かありますでしょうか?
 
するとしばらくして答えが返ってきた。
メールをそのまま添付するのもあれなので、簡略するよ。
 
A:ブロックテックパーカ/品番:167506について回答します。
環境によって異なりますが、耐水圧は<8000~10000mm>となっております。
透湿性につきましては、社外秘のため案内できませんが、社内の基準をクリアしております。
 
わたしは大人なので「社内の基準はいくらか?」などは聞いたりしなかった。
聞いてもどうせ教えてくれないしね。

耐水圧はかなり高いが、透湿性については「社外秘(笑)」だそうだ。
社外秘(笑)の社内の基準をクリアしているということで、ほとんどないと考えた方が適切である。

まあ、しかし、昔のビニールのカッパよりは随分と着心地も良いし、ムレも少ない。
5990円なら良しとすべきだろう。

最近自分は、衣料品について、生地の風合いやアジよりも、機能性を重視している。
いくら生地の風合いやアジが良くったって、機能性が無ければ着ていて不快である。
50歳手前のオッサンはそんな不快な物を着用し続けられるほど忍耐力はない。
「見た目が良いだけで機能性に乏しい服なんて博物館に展示でもしていろ!」としか思えなくなっている。
これが老化である。( ̄ー ̄)ニヤリッ

そんなわけで、ちょっと興味を持って、他社の商品も調べてみた。
もちろん、ノースフェイスとか本格的なアウトドアブランドは除外する。
なぜなら高額すぎて貧乏人で甲斐性無しの筆者には手が出ないからである。

ユニクロレベルの価格帯に絞るなら、もうワーキングメーカーとかワークウェア専門店しかない。

ちなみに調べてみると、ワークマンはワークウェア専門店の中では高い部類に属する。
もっと廉価なワークウェアはいくらでもある。

そのワークマンで、いくつかレインウェアが売られているが、一部を除いてブロックテックパーカよりも安い。

その中で気に入って今度買ってみようと思っているのがこれだ。
3900円の「イージス」レインパーカである。

http://store.workman.co.jp/item/item.html?i=1741

耐水圧15,000mm
透湿度3000g/㎡ (24時間)

と透湿性を明記してある。

要するに、24時間で1平方メートルあたり3000gの水分を放出できるという意味であり、「社外秘(笑)」よりはよほど具体的であり、街中の日常生活くらいならこれで十分だろう。

また耐水圧(防水性)はブロックテックパーカよりも高い。

しかも価格は2000円安い。

何が言いたいかというと、スペックと価格競争では完全にユニクロの方が負けているということである。
これで、ワークマンの商品の見た目が致命的にダサければ、デイリーユース民はユニクロを買う理由がある。

しかし、画像を見た限りにおいては、ワークマンの「イージス」の見た目のデザインも決して悪くない。
普通レベルであり、ユニクロのブロックテックパーカのデザインだって見た目のデザインがすごく良いわけではないから、イージスを買った方がお得だと思う。

もちろん、それぞれ、用途が異なるので、同列に論ずるのはおかしいのだが、デイリーユース民が「イージス」を
買うという選択をすることは十分にあり得る。

結局、スペックと価格を競うということはこういうことになる。

社外秘(笑)という基準は論外だとしても、一定の基準をクリアしていれば、そこをむやみに競う必要はない。
世の中、必ず上には上があるし、現在トップだったとしても何年か後にはそれを上回る商品が必ず発売される。

価格競争にしたって同じだ。

だから、ユニクロは最近、ブランドイメージを高める販促を行っている。
松浦弥太郎という人が、商品と旅行を絡めたエッセイをユニクロのサイトで連載し始めている。
読んでみても何の感銘も共感もないのだが、まあ、これまでのように「スペックの高さガー」「価格の安さガー」「素材の希少性ガー」とばかり言っているような販促よりはわかりにくいが、イメージは良くなる。

物作り系のブランドが陥っているのはまさにそこではないか。

「職人のこだわり」も「匠の技」もわかるが、それだけだと埋没してしまうし、いずれ必ずそれらは越えられてしまう。

あまりにもストーリーを作りすぎると胡散臭くなってしまうが、イメージを打ち出すことは必要だ。
旅行記が適切かどうかは知らないが、やろうとしていることは理解できる。

逆にユニクロがそういうことをやりだしたということは、これまで空虚なイメージだけで売っていた中途半端なブランドは根こそぎやられてしまう可能性があるということだ。

ユニクロといえどもコスパとスペックは越えられてしまうし、そのユニクロはイメージ戦略を取り始めており、イメージだけで売ってきたブランドの牙城を浸食しようとしている。

いやはや、この世はまさに焼肉定食 もとい弱肉強食である。

インスタグラム始めました~♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/





グンゼ「ボディワイルド」のフットカバーも脱げにくかった

 毎日暑い。
汗が止まらないから夏は嫌いである。

夏の間、ズボンは少し短めの8分丈~7分丈を穿いている。
足首が露出するだけでかなり涼しい。

昨今流行りの膝上短パンや膝丈短パンを穿く勇気はない。
オッサンの足を露出させるのは、個人的にも嫌だし、世間にも害悪だろうから。

足首が10センチほど見える丈のズボンを穿くと、靴と靴下とのバランスが難しい。

通常の長さの靴下を穿くとちょっと間抜けて見える。
また靴も浅めのスリッポンを履くと通常の靴下だと靴下の見える面積が大きくなってかなりおかしい。

よほどのイケメンでモデル体型の男性なら別だが、50歳手前で髪も薄くなったオッサンではちょっとサマにならない。

そこで、以前にも書いたように夏の間は、スリッポンを履いても靴下がほとんど見えないくらいの長さのフットカバーを愛用している。

しかし、フットカバーは足先を覆う面積が少ないので、靴の中でかなりズレやすい。

下手な商品を履くと、靴の中でズレてズレて足先にかろうじてかかっているだけの状態になる。
そうするとかなり不快だし、少し歩いてはフットカバーを上げてを繰り返すこととなり、ストレスがたまる。
早い話が、イラっとする。

そんな中、もっとも脱げずらく優秀だったのが、昨年買った無印良品の「脱げにくいフットカバー」だった。
3足で990円(税込み)という値段。
しかも、かかと部分にはジェルなし。完全に編立だけで脱げにくいさを実現していた。
難を云えば、生地に伸縮性が少し足りない感じくらいである。
まあ、触感的にいえば、「伸びにくい」のである。

そこで、今年も新たに今年版「脱げにくいフットカバー」を買ってみた。
かかとにジェルのある商品もあったが、昨年と同様にジェルなしタイプを買った。
脱げにくさは昨年と同じだが、今年の方が、編立を改良したようで、生地が柔らかく伸縮性が増している。
今年版のジェルなしタイプはかなり優秀で、これさえあれば他ブランドのフットカバーは要らないと感じる。

昨年買った、ユニクロとジーユーのフットカバーはまるでダメだった。
めちゃくちゃ脱げやすい。近々捨てる。

さて、そんなこんなだったが、たまたまグンゼ「ボディワイルド」の深履きフットカバーを3足組で買ってみた。
かかと部分にはジェルがあるタイプである。

なぜ買ったかというと安かったからだ。

Amazonで3足550円くらいに値下がりしていた。
ちょうど、ヘインズのジャパンフィットTシャツ2枚組が1500円に値下がりしたので、それと抱き合わせて送料無料にするために買った。

IMG_3155

筆者は今でもAmazonのプライム会員にはなっていない。
今後もなるつもりがない。

先日、ためしに履いてみた。

感想をいうと、無印良品の「脱げないフットカバー」に匹敵するくらい脱げにくかった。

生地は無印よりも薄くてツルっとした感触がある。
難を云えば、かかと部分がもう少し深ければさらにホールド感は高まったと思うが、同じ商品に「さらに深履き」タイプがあるから、そういうのが欲しい人はそちらを買えということなのだろう。

IMG_3160

逆に「深履き」と書かれてあるにもかかわらず、着用感は「浅い」と感じたので、「浅履き」ならどれほど浅いのかと不安になる。

まあ、しかし、値下がりした価格からすれば、上出来だといえる。
値下がり後は無印良品よりもはるかに安いのである。
通常のそこらへんのブランドのフットカバーよりははるかに脱げにくい。

そういえば、一昨年に買ったグンゼの「トゥシェ」ブランドのフットカバーも脱げにくく優秀だったし、グンゼが生産を請け負ったイトーヨーカドーのフットカバーも脱げにくい。

そういう過去の実績から鑑みて、グンゼ商品には高い信頼感があるから、不安はほとんどなかった。

無印良品のジェルなしフットカバーも不安なく、今年版を買ったが、これら以外のブランドの商品を買うときはかなり不安がある。

フットカバーは試着できないから、脱げにくさを試すわけにもいかない。

ウェブ上で商品のレビューを読んで判断するしかないが、そのレビューとて正反対のことが書かれてあったりすると判断に迷う。

結局のところ、半ば博打的に買うしかない。
それで成功したことも多いが、失敗したこともある。

そんなわけで、無印良品のジェルなしフットカバー以外だと、グンゼの商品しか、今後は選ばないと思う。

過去の経験から、グンゼ商品なら安心と思えるというのは、一つの立派なブランディングといえる。
グンゼは歴史ある名門企業でありそれなりに知名度もあるが、今一つ、注目度が低いと感じる。
Amazonの値引きという要素もあるが、3足500円台まで値下がりして、このクオリティならもっと注目されても良いはずなのだが。

そこらへんのブランドの脱げやすいフットカバーを買うくらいなら、値下がりしたグンゼのフットカバーを探して買う方がよほどコストパフォーマンスが高い。

インスタグラム始めました~♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/




塩が白く噴き出るTシャツとそうでないTシャツの違いがわからない

 今日は単なる愚痴である。

7月に入ってからさっそく、最高気温34度という日があった。
暑さが苦手なのでなんともつらい。
空気が熱いということ自体が耐えがたいほど不快だし、汗っかきなので、四六時中ずっと髪の毛が濡れて、襟足を汗が流れているという状態が不快である。

で、中高年男性はけっこう汗っかきの人が多いから、先日「嫌な季節が始まりましたね」という会話で盛り上がった。

お互いの悩みの種は、「着る服を厳選する必要がある」ということ。

大量の汗をかくので、薄グレー、ミディアムグレーはまずダメだ。
常にボトボトに濡れているのが丸わかりでみっともない。

水色やピンク色なども同様である。

汗で濡れていても比較的目立たないのは経験上、白、紺、黒の3色である。

ただし、白は生地が薄いと濡れてスケスケになるからこれもまたみっともない。
近年は生地の薄いTシャツ、ポロシャツが増えているから、そういう白は1枚では着用できず、タンクトップやグンゼYGカットオフなどと重ね着する必要がある。

6オンス以上の分厚い生地でない限り、白は濡れるとスケスケになる。

イケメンなら良いだろうが、50歳手前のオッサンでは見せられる方も迷惑である。

紺と黒は少々薄い生地でも濡れてもスケスケにはならないが、こちらはこちらで困ることがある。

大量の汗をかくと、乾いたときに生地に白い塩の結晶が残ってしまうことがある。

今まで、いろいろな紺色、黒色のTシャツを着用してみたが、塩が残る商品とそうでない商品がある。
この因果関係はよくわからない。

もし、ご存知の方がおられればぜひともお教えいただきたい。

生地の厚さは関係がないようだ。

ぶ厚い生地でも塩が残る商品もあるし、薄い生地でも塩が残らない商品もある。
組成もあまり関係がないようだ。
綿100%でも残る物もあれば残らない物もあるし、ポリエステル混でも残る物もあるし残らない物もある。

また、吸水速乾素材でも塩が残る物もある。

この差は何だろう?よくわからない。

業界のベテランにも折に触れて聞きまわっているがわからない。

この謎が解明できれば、紺と黒のTシャツ、ポロシャツを買う際にも随分と失敗がなくなるのではないかと思う。

汗で濡れているより、塩で白くなる方がみっともない。

例えば、この無印良品の紺のフェイクレイヤードポロシャツ。
生地は鹿の子ではなく、通常のTシャツみたいな生地である。
多分5オンス未満の薄さではないかと思う。

IMG_3136

買ったのはもう5年以上前で、今時このフェイクレイヤードっぽいデザインはちょっと流行遅れで着用にはためらいを感じる。

しかし、どんなに汗をかいても今まで塩が噴き出たことがない。
だからついつい着用してしまう。
まあ、50歳手前のオッサンだから流行遅れの服を着ていてもそんなに問題はないだろう。

こんな感じで、何度か着用してみて、塩が噴き出ないことを確認してから、レギュラーとして着用するようにしているが、こればかりは実際に着用してみないとわからない。

汗をあまりかかないという羨ましい人や、通勤以外はほぼ内勤でそれほど汗をかかないという人は、そこまで深刻な悩みではないだろうが、外回りをしたり外で作業をしたりする人は、塩が噴き出るというのは結構深刻な悩みではないかと思う。

夏に向けた機能商品は様々発売されている。

一番多いのは吸水速乾だろう。
続いては消臭だとか防臭ではないか。
あとは着た瞬間だけヒヤっとする接触冷感というのもある。

しかし、根本的な「暑さ」は解決できないし、汗は止まらない。

最近は汗で濡れているのがわからないという「汗ジミ防止加工」のTシャツやポロシャツが各社から発売されている。

実はこれが現段階では、もっとも夏に適した機能商品ではないかと思う。

今日も最高気温は31度になるらしいので、塩の噴き出ない服を選ぶしかない。
やれやれ。

インスタグラム始めました~♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/




低価格代替品の向上

 さまざまな主観はあるだろうが、最近の低価格品は品質的にも見た目的にもそれなりの商品が多いと感じる。
だから、多くの人が低価格品を買うのは当然である。

土日祝日に走り始めて、6年強になる。
以前にも書いたように、1時間で7・5キロ程度しか走れない「なんちゃってランナー」である。

なんちゃってランナーのくせに靴下は一応、専用の靴下を買って履いている。

ずっとタビオの1600円の靴下を買っていたが、今は、サンプルでいただいたコーマのフットマックスも履いている。
それ以外に、昨年の秋に、チュチュアンナが新発売したランニング専用靴下も履いている。
タビオ、フットマックス、チュチュアンナとローテーションを組んで履きまわしている。

コーマのフットマックスも価格は1600円だが、チュチュアンナのは3足1000円なのでためしに買ってみた。

IMG_3130

(昨年秋に買ったチュチュアンナのランニングソックス)

見た目は普通で、履いてみた感想も普通である。
タビオやフットマックスは着圧がかなり強力だが、チュチュアンナはあまり着圧がない。

しかし、3足1000円ということを考えると、それで十分だといえる。

実際に履いて走ってみると、筆者のごとき「なんちゃってランナー」では、別に支障がない。

本格的に走る人や競技をする人にとってはもしかすると物足りないのかもしれないが、50歳手前のオッサンが自己流で7キロほど走る程度なら十分な性能といえる。

それに3足1000円だから、それ以上の機能や性能を求めるのは筋違いである。

今回は、例として3足1000円のチュチュアンナのランニングソックスを出したが、他の衣料品や服飾雑貨も同じ状況にある。

一昨年に無印良品で買ったストレッチデニムのスキニージーンズはかなり優秀で、いまだにほとんど膝が出ない。

定価3980円でも十分すぎるほどのクオリティだといえるが、これを半額に値下がりしているときに買った。

4年くらい前のモノ比較雑誌「MONOQLO」で低価格ジーンズの品質比べで、1位を獲得したのはユニクロではなく無印良品だった。

それほどに無印良品のジーンズのクオリティは高い。

こうなってくると、わざわざ高いブランド品を買う必要性がなくなってくる。

それにしても、20年前、10年前と比べると、低価格品の見た目に雲泥の差がある。

20年前、25年前にも低価格衣料品は存在していた。
ジャスコやイトーヨーカドーなどの大型スーパーが低価格衣料品を売りに売って、高額な利益を稼ぎ出していた。

しかし、ブランド商品と比べると、デザインソースは同じだが、コピーしきれずに全然違う見た目になっていた。
生地も異なり、薄かったりぶ厚かったりしているし、色柄の色彩トーンもなんだか異なっている。
ここまで微妙なズレが重なると商品としてはまったくの別物になってしまっていた。

だから、ブランド品を買うほかなかった。

低価格品は代替品にはなりえなかった。

現在は、低価格品は容易に代替品になりえる。

ユニクロにせよ、無印良品にせよ、生産ロットが大きいからこそ、ブランド品よりも低価格でありながら、中には生地や縫製の品質が高い商品もある。

家電や自動車、パソコン、スマホなど多くの商品には低価格代替品が登場しており、それが広く消費者に普及する理由にもなった。
衣料品や服飾雑貨もそれらと同列になったということであり、なぜ、衣料品やファッション用品だけを別だと考えられる人がいるのかが、理解に苦しむ。

インスタグラム始めました~♪
https://www.instagram.com/minamimitsuhiro/



1 / 3ページ

©Style Picks Co., Ltd.