南充浩の繊維産業ブログ

ファッションブログ・・・・と言いたいところだけれどもそこまでファッションに特化していないし、能力的にもできない。そこで繊維製造業、産地、アパレルメーカー、小売店など幅広く繊維産業全般についてぼちぼちと書きます。たまにマスコミ、経済問題についても書く予定。よろしくお付き合いください。 お仕事の依頼は minami_mitsuhiro@yahoo.co.jp まで。

繊維業界新聞の記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下まで担当。 同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。 現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

ネット通販

ネットで買って大失敗した商品

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 多くの会社がお盆休みなので、今回はお気楽に。

ネット通販をあまり利用しなかった当方もやっぱり、月に1度はネットで買うようになった。
ガンダムのプラモデルについては、ネットで買っても「失敗した」と思うことはないが、服や靴などの身に着ける物はやっぱり「失敗した」と思う物がある。

今回は、ネットで買って「最大に失敗した」と思っている商品を紹介したい。

昨年の6月ごろ、その年の春に話題になったスペルガの防水スニーカーを買った。
いつものように1円でも安く買うためにさまざまなウェブサイトを調べたことは言うまでもない。

買った値段は6500円ほど。

これが当時ではスペルがの防水スニーカーの最安値だった。

IMG_1453



サイズは、スペルガの同じデザインのキャンバススニーカーを持っているので確認済みだ。
27・5センチである。

この防水スニーカーの理屈は、アッパーがすべてEVAで一体成型されている。
そのため、防水性があるというわけだ。

購入してから数日で到着した。

試し履きしてみるとキャンバススニーカーとサイズ感は同じだった。

ここまでは良かった。
当方の思い描いたとおりに展開していた。

到着後すぐに雨が降った。梅雨時だった。

ちょうどその日に遠方に取材に行く予定があったので、これを履いた。

出かけて30分後くらいにすでに後悔し始めていた。
足が痛くてたまらないのである。

まず、どこが痛いかというと、足幅がきつく感じられる。
キャンバスや合皮、レザーの靴も痛いことがあるが、それでも何度も履いているうちに伸びる。
ほとんどの方がその「伸び」を実感していないのではないかと思うが、この靴を履いてみると、相当にそれらの素材は伸びていることがわかる。

EVAは逆にほとんど伸びない。

またかかとの部分も痛くなってきた。
かかと部分の「ヘリ」がアキレス腱の下あたりの皮膚を容赦なく削っているのである。

これもキャンバスや合皮、レザーならある程度使いこんでくると素材が柔らかくなって皮膚を削ることがなくなるが、EVAは容易く劣化しない。

左右から締め付けられ、かかと部分の皮膚は擦り剝け、さんざんな目にあった。

あと、このEVAは独特の成分があるのか、何か変な甘ったるい薬品のようなニオイがする。
1年以上経過した今でもニオイを発しており、この靴を入れている下駄箱にはニオイが充満している。

その後、何度か履いてみたがやっぱりEVAはなかなか劣化しないから、いつも同じ結果に終わってしまった。
そしてこの半年くらいは履かないまま収納している。

これがネットで買った「最大の失敗」商品である。
6500円もしたのでためらっているが、捨ててしまおうかと考えている。
もしくはかかと部分を何かで切り取ってスリッパとして活用するか。

実店舗で試着していてももしかしたら、試着しただけではこの欠点に気が付かなかったかもしれない。

それでも事前に欠点を発見できた可能性も数%くらいはあったのではないかとも思う。

ネット通販は安くて便利であることは十二分に理解できたが、やっぱりこういう身に着けてみてから違和感を感じることは避けられない。

身に着ける商品を買う際には、細心の注意が必要だと改めて思った。


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今後も月に2~4本くらいのペースで、アップしていきたいと思いますので、ご支援を賜ると幸いです。

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「名刺代わりのホームページ」さえ持っていない工場は存在しないのも同然

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 繊維・衣料品に関する製造加工業はいまだにウェブを軽視している人が珍しくない。
もちろんウェブ万能ではないことは言うまでもないが、ウェブ無知ではどうしようもないのが現状なのだがそのことを理解していない人が多い。

社長自らがブログを書くとか、SNSで発信するとかよりもその前段階として「名刺代わりのホームページ」すら持っていない企業・工場は世間が想像するよりもずっと多い。

今の世の中、調べようと思えば最初に「ウェブで検索」する。
「名刺代わりのホームページ」すら持っていなければ、その検索に引っかかることさえない。
つまるところ、仕事の問い合わせが来る可能性はゼロ%である。

「名刺代わりのホームページ」さえ持っていれば、まだ新規の仕事の問い合わせが来る可能性は高まる。ゼロ%ではない。

自らが自らを窮地に追い込んでいながら、仕事がないと嘆いている業者・工場のなんと多いことか。
挙句の果てに「業界構造がおかしい」とか「みんながモノづくりをわかっていない」とか「ファッションが変わった」とか愚痴をこぼすが、それって「名刺代わりのホームページ」さえあれば、何%かは解決できたはずである。

こちらから言えば、完全なる自業自得であり、おかしいのは「名刺代わりのホームページ」さえ持とうとしないそちらの時代遅れの認識である。

先日も、モノづくり系のコンサルタント?プロデューサー?から、「いろいろな工場の強い技術を合わせて商品開発をしてウェブで販売したい」という相談を受けたが、それは大賛成なので、ぜひともやってみればよいのである。

ただし、自社のホームページさえ3年近く更新していない人が、ウェブでどれほど売れるのかはなはだ疑問でしかないが。(笑)

断っておくと、このコンサルタント?は製造にはそれなりに長けておられる。また工場との商品開発も悪くはない。その部分では大いに評価できるが、問題はウェブに対する認識が甘すぎるところである。

モノづくりに長けている人は、思考方法までが「産地のオッサン」化してしまうのだろうか。

おそらく、商品開発はそれなりに成功すると思うが、ウェブでの販売は大失敗するだろう。
ホームページすら持たない者同士の連携して、自分たちが主導するのだから、結果は目に見えている。

ウェブやウェブ販売に強い業者と組むなら成功の可能性は高まるが、それを介さない現在の構想のままで動けば、失敗に終わる可能性は極めて高い。個人的には99%失敗すると見ている。

それはさておき。

日経トレンディの記事で、新興の「Knot(ノット)」という手ごろな腕時計ブランドが掲載されていた。

手ごろな国産腕時計「ノット」、意外な誕生の秘密
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1033760/073100012/

当方は3年前まで腕時計をしていなかった。
今でも仕事以外ではあまり腕時計をはめない。

腕時計は嫌いだし、めんどくさい。
あと、夏は手首が蒸れて汗をかく。

それでもあれば便利だし、仕事上スマホを取り出して自国確認できない場合もあるので、それに備えて3年前にホームセンターダイキで腕時計を買った。3000円くらいである。

腕時計がめんどくさいのは、電池交換という部分にもある。
ダイキには、セイコーQ&Qというラインがあり、ここには太陽発電腕時計があった。

電池交換不要である。
しかも10気圧防水なので、これを買った。

しかし、3年も使えば飽きてくる。
先日、Amazonでためしに太陽光発電腕時計を調べてみた。

セイコーのQ&Q
カシオ
シチズンのアルバ

という3国内メーカーの商品を見つけた。
一応検索の縛りは、太陽光で1万円以内という条件を自分で設けた。

だいたい2500~10000円くらいまでの価格帯の商品が3メーカーともある。
もちろん、もっと高い5万円、10万円、20万円以上という商品もセイコー、カシオ、シチズンともにある。

その検索で見つけたのがこのKnotというブランドだった。
ほんの3週間ほど前のことである。

価格は1万8000円くらいだ。

それがたまたま記事に掲載されていたので、何とも運命を感じてしまう。

この記事を読むと、時計の国内製造業も繊維製品と同じだということがわかる。

かつて何十社もあった製造業がいまでは1社になっていて、それも大手の丸抱えだから製造を断られたとある。
いろいろと探して廃業寸前の工場を見つけて作ってもらうことに成功したそうだ。

繊維製造業は1社とはいわないが、数が年々減っていることは同じだ。

工場を探すのにひどく苦労したというが、その理由は

ところがそういうところはウェブサイトすら持ってないわけですよ。電話帳にも載ってない。そこで弊社の役員で某大手時計メーカーの開発責任者だった人間の昔のつてをたどったりしていろいろな工場にご連絡をしたんですが、やはりほとんどの工場は時計の生産をやめていました。


とのことであり、ここも繊維製品とまったく同じである。

ウェブサイトすら持っていない。

これは現在のビジネス環境において致命的な失策だ。
ちなみに「ホームページ」という名称はひどく幼稚なので、正しくはウェブサイトと呼ぶ。
永江一石さんではないが、「ホームページ」なんて呼び方をしているウェブ業者は信用するに足りない。
レベルの低い相手にわかりやすく説明するために「ホームページ」を方便として使うことはあっても、「ホームページ」という呼称に何の疑問も持っていない業者はド素人と変わらないといえる。

それにしても分野は違えど、製造加工業というのは押しなべて考え方は似てしまうものなのだろうか。

廃業することが決定している場合は別として、まだまだ工場経営を続けたい、息子や孫に経営を譲りたい、と考えている工場経営者がいるなら、今すぐ「名刺代わりのホームページ」くらいは作るべきである。

良い物を作っていたらどこかから評判を聞きつけて有名な人が注文してきてくれる、なんていう情景は漫画かドラマか池井戸潤の小説の中だけにしか存在していない。


あと、繰り返すが、今現在ウェブをやっていない業者が、いきなりウェブ通販をやってもそれはほとんど失敗するだろう。いまだにウェブを簡単に考えている「モノづくり脳」が多すぎることも、国内の製造加工業者が衰退する理由の一つだろう。

そしてそれは自業自得でしかない。



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清水の舞台から飛び降りたつもりで、「ラ・ループ」のグラスホルダーを買った理由

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 毎日暑い。
最高気温30度くらいなら我慢もできるが、30度を越えると耐え難い。
叫びだしたくなるほどに耐え難い。

まさに「夏死ね」である。

気温が30度以上あって、大気が熱いこと自体が耐え難いが、夏には耐え難いことが多い。
その一つに、大量に汗をかくことだ。

体は言うに及ばず、頭から汗が大量に流れ落ちる。
うなじ、もみあげ、額から大量に汗が流れ落ちる。

顔を大判のタオルハンカチで拭き続けるのだが、7年位前からちょっと不便なことが発生した。
眼鏡が邪魔なのである。
汗は常に流れ落ちるが、眼鏡が邪魔で拭けない。
うなじはともかくとして顔を流れる汗は眼鏡をはずさなければ拭けない。

常に流れ落ちるからかけたりはずしたりを繰り返さねばならない。
とくに歩いているときなんかは不便だ。
片手にはバッグや荷物を持ったりしていることが多いので、眼鏡をはずして顔を拭こうと思うと、腕が1本足りない。
こういうときには、いつも阿修羅像を思い浮かべる。

腕が6本あれば便利だろうなと。

眼鏡歴の長い人は、こんなことに慣れっこなのだろうが、当方の眼鏡歴は浅い。
外出時に常にかけるようになったのは本当に7年くらい前からである。
近視が進んだからなのだが、それまでは裸眼で生活していた。
正直なところ視力は徐々に悪くなってきており、0・7くらいで推移していたのだが、今はもう少し悪くなっている。それで眼鏡を外では常にかけるようにしているが、いまだに慣れない。

自宅では眼鏡をかけずに過ごしているから、ときどき眼鏡をかけるのを忘れて出かけてしまう。

で、どうにも顔を滑り落ちる大量の汗と眼鏡とのジレンマにイライラはこの夏頂点に達した。

なにか良い手はないものか?

すると、ネックレス型のグラスホルダー(眼鏡をひっかけるタイプ)が存在することを思いだした。
一時期、アクセサリー的に着用している人を多く見かけたが、そういえば最近は見かけない。

その昔、5年くらい前、歩きながら汗を拭くために眼鏡をシャツのポケットに入れていたら、どこかで落として紛失してしまったという苦い経験がある。

また、全然違う状況だが、酔っぱらったまま、帰宅するために歩いていたら、街路樹だか電柱だかに顔面からぶつかって、眼鏡が外れたのも気が付かずに紛失したこともある。もちろん顔面には擦り傷ができた。

酔っぱらっての紛失はともかくとして、シャツポケから紛失した失敗を繰り返さないためには、グラスホルダーが有効ではないかと思い至った。

で、そういえば、昔、取材した人が「外れにくいグラスホルダー」を首から下げていたことを思い出した。

通常、ネットでグラスホルダーを探すと、丸っこい金具に革紐を縛り付けただけの物が多く表示される。
これは最低限の機能はあるものの、関節部分が1つしかないので、眼鏡をかけたまま歩くと外れて落としやすい。価格は安いが機能性は今一つで、ホルダーに眼鏡をかけたまま歩くと、いつの間にか外れてしまう可能性が高い。

そこで、当時の記憶を頼りにググり続けると、発見した。

「La Loop(ラ・ループ)」というブランドだ。
2001年からスタートしたと書いてある。取材したのが2004年だったから、その人は割合に早めに購入していたということになる。

革紐の先にリング状の金具がつけられているのは通常の物と変わらないが、関節部分が二つある。

このため、体の揺れに合わせて、リングも動きやすく、逆にひっかけている眼鏡が外れにくい。
この機能性が評価されたと、たしか2004年に取材で教えてもらった。

さて、お値段は?
ギャーーーーーw(゚o゚)w オオー!である。

デザインが何種類かあるが、だいたい2万円~4万5000円くらいである。

おお、甲斐性なしの貧乏人にはとても払えねえ。

もっと安い品番はないのか?
もっと安く販売されているウェブ通販はないのか?

この2つの要素を何日もかけてググり続けた。

その結果、一番安い商品はだいたい15000円くらいだということがわかった。

そして、その商品の最安値で売られているだろうショップも見つけたが、それでも14040円(税込み)だった。


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岩手県盛岡市の眼鏡店のウェブ通販で、送料は864円くらいかかる。
合計は14904円となる。

http://www.matsumura1914megane.com/


Amazonでも出品を見つけたが、15735円だった。
送料無料としてもこちらの方が安い。

さらに何日間か悩んだ挙句、清水の舞台から飛び降りるつもりでネットの購入ボタンを押した。

スーツを除いて、単品で1万円を越える服飾雑貨品を購入したのは、13年ぶりくらいだろうか。
2004年の秋に、ラベンハムのキルティングジャケットを何を思ったのか29000円(当時価格)で買って以来である。なんでこんな高い物を買ったのだろう?

最近だと単品で5000円を越える商品ですらめったに買わない。

甲斐性なしの貧乏人にとっては、恐ろしく高い買い物をして肝が冷えた。

オーダーからわずか2日で到着した。もちろん「お急ぎ便」なんてものは使っていない。
すごいぞ日本の運送会社。

革紐の長さは63センチくらいで意外に短い。当方の頭がもう少し大きければ、くぐれなかったとことだ。

ただ、長さに関しては、これはわざと短くしてあるのだと思う。
あまりに長すぎると、かけやすいが、歩いたり走ったりすると、プランプランと揺れ幅が大きくなり、そのぶん、ひっかけてある眼鏡が外れやすくなる。

短いと歩いていてもほとんど揺れない。

早速かけてみるとこんな感じだ。

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10月の中頃までは汗が流れる日が続くので、これを首から下げて、眼鏡をいつでもはずせる状態にしようと思う。
思う存分、タオルで顔が拭ける。

それにしても我ながら思い切った買い物をしたと思う。(ノ◇≦。) ビェーン!!


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やっぱり、インターネット通販では服と靴は買いにくいと思う

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 Amazonをはじめとするインターネット通販市場の拡大によって、配送サービスがパンク状態であることは、各社から報道されている。
それもそのはずで、10年前まで5兆円だった通販市場規模は、現在16兆円くらいにまで膨れ上がっている。ということはそれだけ多くの荷物が配送されているということになる。

Amazonは年会費3900円を払ってプレミア会員になると、送料無料で当日配送してくれるが、これがさらに配送サービスを圧迫している。
このあおりを受けたのか、ZOZOTOWNは当日配送から撤退している。

まあ、今すぐにどうしても欲しいというような品物はそこまでないと思うが、そんなに当日配送って必要なんだろうかと思ってしまう。

2~3週間も経過すればすっかり注文したことを忘れてしまいそうだが、4~5日くらいかかっても構わないと思うのだがどうだろうか。

当方はインターネット通販に本格デビューをしてまだ3年ほどである。
5年ほど前に子供へのプレゼント用で、国内の書店では手に入りにくい本をAmazonで注文したことがあったきりである。
それ以外はインターネット通販を利用することに抵抗があった。

当方の買い物は服や靴が多いから、実際に試着できない通販にはけっこう抵抗があり、これは今でも変わらない。
今でも通販で服や靴はあまり買わない。
サイズ感・素材感がわからないからだ。

ユニクロのネット通販はたまに利用する。
なぜなら、店頭で試着してサイズ感・素材感が分かっているからである。

とはいえ、先日、Yahoo!でスニーカーを買った。(Amazonよりも安かった)
試着したことがなくサイズ感がわからないので、かなり迷った。

アディダスのクライマクールクロベという水陸両用のスニーカーである。

何故買ったのかというと、今年は結局、関西は比較的雨の少ない梅雨だったが、いつも雨の日に履く靴を迷う。
防水靴以外の通常の靴は、雨がしみ込んで靴下が濡れてしまう。
すぐに帰宅できればそれでもかまわないが、濡れたままで一日過ごさねばならないことになるとなかなか不快感はマックスである。

そこで、3年前にこれもインターネット通販で防水スニーカー、コンバースエヴォブーツを買った。
聞いたことのない新潟の靴屋のサイトで、1足4600円と破格に安かったので、白と黒の2足を買った。

3年が経過すると、ちょっと劣化気味で、ときどき雨がうっすらとしみ込むことがある。
また、防水靴は気密性が高いため、夏場はかなり足先が暖かいことになる。
頭寒足熱とはいうが、夏場に足熱することは暑さが倍増するので、できれば履きたくない。

そこで、梅雨に備えて買おうと思った。
このクライマクールクロベは逆に濡れることが前提になっている。
これを素足に履けば、濡れても構わないのではないかと考えた。

秋冬にこれを履くとおそらく寒すぎて足先がしもやけになるが、夏場はこちらの方が快適ではないかと考えた。

そこで、6月の初めにインターネットで最安値を探した。
同じ物を買うならできるだけ安く買うのが当然である。

結果、消費税込み・送料込み・貯まったポイント(100ポイントくらい)使用で3990円というところを見つけて購入した。

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迷ったのはサイズ感である。
サイズ表を見ると、27センチの次は28センチになっている。

通常、筆者はアディダスやナイキ、プーマのスニーカーはほとんどの場合、27・5センチを買っている。

しかし、27・5センチがない。

27センチと28センチのどちらを買うべきだろうか。
そこで今度は商品の消費者レビューを読み始めた。

サイズ感は小さめと書かれているレビューが多く、それなら「28センチだ」と思いきや、何割かの割合で「ちょうど良い大きさ」とか「ちょっと大きめでした」というレビューもある。

足の形は人それぞれ個人差が大きいがここまで意見が割れると、決めかねてしまう。

悩みに悩んで、結局27センチを買った。

もし小さかったら交換してもらうのがめんどくせえなあと思いながら。

送られてきて試着してみると、27センチは素足に本当にピッタリで、靴下を着用すると履けないくらいのフィット感だった。

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(クライマクールクロベの着用感)


言ってみれば、ゴム底が付いた靴下を履いているようなフィット感と言えば通じるだろうか?

アッパーは合繊のニット地なので、おそらく着用を繰り返すうちに幾分かは伸びると考えられるので、気長に使っていこうと思う。

7月になってから、昨年からトレンドになっているロングシャツを買おうとネットで検索した。
Amazonで安値の商品をいくつか見つけたが、結局は買わなかった。
素材感や生地の厚さが皆目わからなかったからだ。
そのほとんどが生地の組成を書いていなかったり、生地の厚さに言及していなかったりした。

なるほど、着用写真だけはかっこいいが、そんなもんだけでは買う決め手にはならない。
そんな小手先の手練で売れると思ったら大間違いである。
この手のアホな業者には腹立たしささえ感じる。

結局、Amazonをはじめとするインターネット通販で買うのは、着用感を必要としないガンダムのプラモデル、本、それから雑貨、日用品消耗品ばかりで、まれに服や靴があるという感じで、靴は今回が2度目しかない。

逆にガンダムのプラモデルなら、安値になっていればインターネット通販で買う。
6月には2600円に値下がりしたマスターグレード「ジムスナイパーカスタムⅡ」を買った。

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(ジムスナイパーカスタムⅡの勇姿)



昨今は、返品無料だとか交換しやすいサービスだとか、そういうのがインターネット通販各社から新たに提案されている。

これで「消費者利便性がさらに高まる」と賞賛する声は多いが、こんなことを過剰にやっていれば、配送サービスはさらに危機的状況になる。
みんながコンビニなどの店舗受け取りを活用すると幾分緩和できそうだが、利用者が増えすぎると、今度はコンビニや店舗がストックルームを圧迫されることになりかねない。

インターネット通販こそ不況解消の切り札かのように、吹聴するダメコンサルやアホな業者も多いが、インターネット通販が増えれば増えるほど配送や店舗受け取りシステムは危機感を増す。

個人的には、配送にも店舗にもなるべく迷惑が掛からないように

1、当日配送や翌日配送は求めない
2、返品・交換を前提として気軽に注文しない


という今の自分の活用スタイルを維持することだけが、緩和策ではないかと思っている。

それにしても、ネットをやっていない年寄りに限ってどうしてインターネット通販を過剰に礼賛するのだろうか?

隣の芝生は青く見えるとはいうが、そんな感覚で世論形成がなされれば、ますますミスリードされる情弱が増えるだけではないかと思う。




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ウェブでこれだけバーゲンが常態化しているのに、実店舗でバーゲンを後倒ししても意味はない

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 今年の6月もそうだが、商業施設を見ていて、何年か前ほどのバーゲン早期化はあまり感じない。

今年は6月30日の金曜日に夏バーゲンを開催する商業施設が多そうで、曜日を考えれば6月30日がベターだと思う。

一方、バーゲンの通知が常に届くのはウェブ通販である。
一昨年に始めてAmazonで買い物をして以来、年間で8回~10回くらいは買うようになった。
主には値引きされたガンダムのプラモデルだが、たまに本を買う。
あと極まれに服や靴を買う。

服や靴はもちろん値引きされた商品しか買わない。

そうなると、Amazonから頻繁にお知らせのメールが送られてくる。
やれタイムセールだ、やれアウトレットセールだ、やれプレセールだ、という具合である。

またユニクロやアダストリアのウェブでもこれまで何回か買ったから、そこからも頻繁にメールで安売りのお知らせが来る。
6月20日にはアダストリアから3通も安売りのお知らせメールが来た。

2つは21日から夏セール開催という内容だが、もう1つは先行セール開催というものだ。

ユニクロはだいたい毎週火曜と金曜に「期間限定割引」のお知らせメールが来る。

GAPはウェブで買ったことがないが会員登録しているからメールが来る。
だいたい、GAPかバナリパで「なんちゃらセール開催中」とか、「〇〇すれば〇%引き」とかそういう内容である。

ウェブからのお知らせだけを見ていたら、ほぼ毎週何かの安売りセールをやっている。

筆者が受け取るのはこの3社がほとんどだが、もっとたくさんの通販サイトを利用したことのある人は、もっとたくさんの安売りのお知らせをそれこそ週に何通も受け取っているだろう。


例えば、ウェブでは買ったことがないが、ナノユニバースは6月21日現在、ウェブでは絶賛バーゲン開催中だ。
しかも「1000円、3000円、5000円の3プライスバーゲン」である。
実店舗でのバーゲン後倒しがどうのこうのなんて論争している次元ではなく、破格の投げ売りを開催している。

キャプチャ



このように、ウェブ通販だけを見ると年がら年中、毎週何かの安売りセールをやっていると感じる。

こんなに安売りセールが頻繁に開催されているなら、何も実店舗で買う必要もなく、安い服が欲しければウェブを検索すれば良いと感じる。
ますます、実店舗離れが起きるだろう。

さて、そういう社会状況になったにもかかわらず、ルミネが今年の7月もセール後倒しを行い、7月28日から開始するとの発表があった。
率直な感想をいえば、こういう状況でルミネだけがセールを後倒しする意味があるのかと感じる。

もちろん、業界、特に製造業系からは歓迎の声があがっており、その気持ちもわかるが、個人的にはその考え方は評価できない。

各社が足並みをそろえているならまだしも、安い商品が欲しい人はいくらでもウェブで手に入るのが現実だ。


じゃあ、どういう売り方が良いのかという話になると、これだけウェブ通販が年がら年中安売りをしているなら、最早全社そろってセール時期を後倒しするというのは実現不可能である。
実店舗でバーゲンを後倒ししたところで、ウェブでやってるなら、多くの客はウェブで購入する。

だったら、店舗はセールを後倒しせず、今年なら6月30日で足並みをそろえるべきだろう。

そして、1月~3月に入荷した「古い商品」を70%オフくらいで叩き売って、集客装置としつつ、5月ごろに入荷した新しい商品を10%オフとか20%オフくらいで販売するのが正解ではないか。

どうしても売れ残った商品は,そのあとのバーゲン末期で大幅値引きをして投げ売る。

こういう方法で各社は乗り切るべきだろう。

ウェブがこれほどバーゲンを早期化・常態化している中で、たかがルミネだけがバーゲンを後倒しにしたところで、業界の趨勢がそちらに向かうことはないし、各社がバーゲンを後倒ししたところで、ウェブはそれに縛られないだろうから今のバーゲン常態化は続くだろう。

そうなるとますます実店舗の売上高が下がりウェブでの購入率が高まる。
これが進み過ぎるとアメリカのように実店舗の大量閉鎖につながることになる。

各社がそういう結果を望まないなら、バーゲンの後倒しなんていう非現実的なファンタジーとは決別すべきではないか。

ウェブがこれだけ、バーゲン早期化・常態化している中で、実店舗のバーゲン後倒しという施策は何ら意味が無い。

バーゲン品が欲しい人はウェブないし、他の商業施設で買うだけのことにしかならない。
業界からバーゲンがなくなることはないし、定価販売が広がることもない。


ところで、繊研プラスを読むと、ルミネの新井社長のこんなコメントが掲載されているがこれは事実だろうか?

「ファッションビジネス業界が膠着(こうちゃく)状態にある大きな要因はセール(の早期化)ということをオーナーの人たちも分かっている。『夏のセールはやめましょう』という幹事会社もある。そもそも、これから暑くなる時期にセールをやるのはおかしい。本来なら、8月スタートにしたかった」という。


この人がセールを8月にやりたいというのは個人の嗜好の問題なのでどうでもいい。
疑問を感じるのはその前段である。

ファッションビジネス業界が膠着状態にある大きな要因はセールの早期化とあるが、これは事実誤認だろう。
セールが早期化しているから膠着しているのではなく、膠着して不良在庫がダブついているからセールが早期化しているのである。
因果関係を完全に取り違えている。

で、セールを後倒しすればその膠着状態が解除されるのかというと、その可能性は極めてゼロに近い。

膠着しているのは、セールの開始時期が早いからとか遅いからではなく、国内のファッション業界が、消費者の消費行動・嗜好の変化に対応できなくなっているからである。

また、オーナーが「夏のセールをやめましょう」と言ったというのも本当だろうか。
もし事実ならそのオーナーはよほどのアホか、リップサービスをふるまう人かのどちらかだろう。

ルミネに出店しているブランドというのは、個人経営のブティックではなくて、ある程度の店舗数を持ったチェーン店が9割以上である。
そういう大手企業のオーナーが「夏のセールをやめましょう」というなら、ルミネに出店しているテナントだけでなく、自社が各地に何店舗か構えている路面店で夏のセールをやめれば良いのである。

路面店ならだれに気兼ねすることもない。
ファッションビルや百貨店やショッピングモールのように、管理されているわけでもない。

セールをやめるのも後倒しするのも自由自在である。

自社の路面店ですらセールをやめられないような企業のオーナーがなぜ、「夏のセールをやめましょう」なんてことを発言できるのだろうか。

この発言が本心なのだとしたら、そのオーナーがよほどのアホか恥知らずである。


今後もルミネはバーゲンは後倒しし続けるだろう。
しかし、その動きはルミネだけに限定されたものとなり、今後は淀川の花火大会よろしく、単なる夏の風物詩の一つとして認識されるにとどまるだろう。

「また今年も、ルミネがバーゲン後倒し宣言をしたわ。そろそろ夏よね~」なんて会話が毎年6月には聞かれるようになるかもしれない。



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バーゲン後倒しに敬意を表して、現在、値下げ販売されているナノユニバースの商品のいくつかをどうぞ~♪

























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