先日発売された西友の3990円のダウンジャケットを触りに出かけた。(もともと買うつもりがない)
先週発売された某週刊娯楽誌には「激安」と書かれていたが、それほど「激安」ではない。
すでに昨年秋冬にはドラッグストアではメーカー名不明ながらも2900円の軽量ダウンジャケットが販売されていたし、大阪・本町を拠点とする格安婦人服企業でも2900円の軽量ダウンジャケットが店頭販売されていた。

今年はまだドラッグストアにも婦人服企業にもお邪魔していないので、昨年のような商品が販売されているかどうかはわからない。

ただ、西友の3990円ダウンジャケットが「激安」ではないということである。

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(西友のダウンジャケット)

西友のダウンジャケットを触った感触でいうなら、ユニクロのウルトラライトダウンよりも外側の合繊生地は固い。おそらく糸の番手数が小さい(要するに糸が太い)のだろう。
ユニクロのウルトラライトダウンは極細であり、柔らかく滑らかである。
やはり、品質はユニクロが何歩も勝っているといえる。

中のダウンボールの大きさは昨年のように切り刻んで解体したわけではないから分からない。

ウルトラライトダウンジャケットが、期間限定価格で3990円に値下がりするときがある。
消費者的立場でいえば、このときがもっともお買い得だ。
西友で買うよりも、ユニクロ期間限定販売で買った方が良い。

それよりも今年のウルトラライトダウンの重量は206グラムである。
確か昨年物は199グラムだったと記憶している。
一昨年は今年と同じで206グラムだったはずだ。

昨年の軽量ダウンは「意味の無い」軽量化を競っていたように思う。
その原因の一つはユニクロの「199グラム」という販促だっただろう。
しかし、タウンユースである限り7グラムの軽量化というのは、あまり必要性のないスペックである。
これがリアルな競技用なら話は別だ。1グラム軽量化することでタイムが縮まったり、疲労が軽減したりする。

7グラムというと1円玉7枚分の重さである。
日常生活を送るにおいて7グラムというのはほとんど感知できない重さといえる。

これを販促の目玉にしたユニクロの上手さがあるが、それをさも凄いことのように報道したマスコミの姿勢にはかなり疑問を感じた。

今年はこの意味の無い軽量化が「販促の焦点」ではなくなったようで、良かったと思う。
昨年は数枚の手持ちのダウンジャケットの重量を計測してみたが、300グラム以下の物に関しては手で持ってみても着用してみてもそれほど重さは感じなかった。
ということは、200数十グラム前後のダウンジャケットなら、さらなる軽量化は不必要だということになる。
そういえば件の西友ダウンジャケットも重量の打ち出しはしていない。

繰り返すがこれはタウンユースに限ってのことである。

そんなわけで、ダウンジャケットのむやみやたらな軽量化は昨年までで終了したと見て差支えないだろう。