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南充浩 オフィシャルブログ

売れ残ったLANVINが安物の舞台衣装みたい

2010年12月15日 未分類 0

 先日、H&M難波店を巡回した。

平日の夕方だったこともあり、それほどの混雑ぶりではなかったが、大学生くらいの若い男女でそこそこにぎわっていた。
鳴り物入りで発売された「LAVIN」コラボ商品も、型番によっては売り切れたものもあるのだろうが、まだまだ残っていた。
レディースのドレスを見て感じたことだが、この商品は、派手な色使いのせいかもしれないが、どう見ても安劇団の舞台衣装にしか見えない。このドレスを着てどこに出かけようというのだろうか。

H&Mはアウトレットショップを持たないかわりに、店内にアウトレットコーナーを設置しているようだ。あえて「セールコーナー」と言わず「アウトレットコーナー」と書いたわけは、いまだに半そでのTシャツやタンクトップなどの夏物の残りを300円~500円に値下げして販売しているからだ。

GAPやユニクロなど商品の店頭滞留が長いショップでは、シーズン遅れの物を販売することもあるが、さすがに現時点では両店舗のセールコーナーに夏物の半そでやタンクトップは並べられていない。

メンズのジーンズ類をチェックしてみた。
価格は5900~7900円くらいが中心で、一部に4900円がある。おそらくデニムで3900円以下はないと思われる。
クオリティでいえば、同じ5900~7900円が欲しいのであれば、ユニクロのメイドインジャパンジーンズか、ライトオンのメイドインジャパンジーンズの方がはるかに高い。またジーンズメイトやライトオンで割引販売されているエドウィンの廃番ジーンズの方がさらにクオリティが高い。
縫製糸の始末ができていない6900円ジーンズなど、日本国内にはあまり存在しない。こういう商品は2900円程度の価格設定で十分だろう。

メンズにはローゲージニットで裏フリースというトレンド性と機能性を合わせたニットジャケットが販売されていたが、ニットがアクリル主体であるため、どうにも安物っぽく見える。ただ、こういう企画の採り入れ方は素早いと思う。
賢明なことにH&Mにはダウンジャケット類がほとんどない。記憶違いかもしれないが、なかったのではないだろうか。

その後、ジーユー心斎橋店を覗いた。

ジーユーとH&Mの一番の違いは、電灯の色だと思う。
ジーユーはどちらかというと白色蛍光灯に近いライト、H&Mはやや黄色っぽいダウンライト風。商品の色合いがはっきりとわかるのはジーユーだが、なんとなくムードがあるように見えるのはH&M。ただし、アイテムの微妙な色合いは分かりにくく、太陽光の下で見ると店内とはまったく違う色合いに見える物もあると推測する。

もし、H&Mの店内を白色蛍光灯にしたら、もっとチープ感が目立つのではないだろうか。
反対にジーユーをダウンライト風にしたら、高級感が出たりして。
まあ、軽い妄想なのでお許しを。( ̄ー ̄)ニヤリッ

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