関西はときどき涼しい日があるものの、厳しい残暑が続いている。
気温は30度を下回る日が多いが湿度が高く、イラっとする。
ただでさえ短気なのに、更年期障害の影響か、夏の暑さと湿度の高さにはイライラさせられっぱなしである。

そんなわけで今年もまだ半袖生活を続けており、この調子なら10月の下旬まで半袖生活が続きそうだ。
ズボンは7分丈が中心でフルレングスを着用するのはこれもまた10月下旬ごろになるだろう。

あと20日くらいは筆者の半袖・7分丈パンツ生活が続く。

クールビズの影響もあって真夏の間は短パン、7分丈パンツ姿の男性が増えた。
靴もそれに合わせて履き口の広いローファータイプやそれに似せたスニーカー類が選ばれる。
履き口が広い靴を履くと、靴下をどうすれば良いかということになり、近年丈の短いスニーカーソックスが定番化していたが、ローファータイプの靴を履くとスニーカーソックスでもバランスが悪く、もっと面積の少ないフットカバーと呼ばれる靴下が重宝される。

しかし、フットカバーは履き口が大きいがために保持力が弱く、靴との摩擦によってすぐに脱げてしまうという欠点がある。
この欠点を克服すべく、各メーカーはさまざまに工夫を凝らすが、実現できているメーカーとそうでないメーカーがある。

昨年に買ったグンゼがOEM生産したイトーヨーカドーのフットカバーと、グンゼのオリジナルブランド「トゥシェ」は脱げにくいフットカバーの双璧だった。
その前に買ったライトオンの明細柄フットカバーと合わせて、筆者の中では、「脱げにくいフットカバー」ローテーションの3本柱で、それ以外の製品との格差が大きかった。

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(脱げにくいライトオンの迷彩柄フットカバー)

登板過多が祟ったのか、グンゼのトゥシェのつま先が破れてしまったので、また新たなエースを探すためにいくつかのブランドでフットカバーを買ってその「脱げにくい度合」を比較してみた。
今回はそんな内容である。

まだ本格的に暑くなっていない時期に無印良品で3足990円のキャンペーン中だったフットカバーを買った。
通常のフットカバーとは形成の形が違うらしく、脱ぐと他社商品とはその形状が大きく異なる。
またかかと部分には、フットカバーおなじみのゲル状のすべり止めがない。まるっきり編地だけで構成されている。

ためしに買って履いてみたところ、かなり優秀で、ほとんど脱げない。
ゲル状のすべり止めなしの商品では史上最高に脱げにくいと言っても過言ではないだろう。
それほどに優れている。これは新エースである。

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(脱ぐとこんな形状になる無印良品のフットカバー)

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(履くとこんな感じ)

続いて、ジーユーで3足390円に値下がりしたフットカバーを買ってみた。
これは履き口がかなり広い。
本当に足先だけを生地が包む感じだ。かかとにはおなじみのゲルが塗られている。

が、これはかなり脱げやすく、一度か二度履いたきりで放置している。
野球でいえば二軍である。

次にユニクロで、期間限定で3足790円に値下がりしていたフットカバーを買ってみた。
これはジーユーよりは履き口が狭いが、他社と比べると標準的といえるだろう。

生地が厚手のものから薄手のものまでバリエーションがあり、厚手のボーダー柄2足と薄手の無地を1足買ってみた。もちろんかかとにはゲルが塗られている。
履き比べた結果、厚手のボーダーの方はかなり脱げやすい。二軍である。
薄手の無地はまあまあの保持力だったが、昨年のエースに比べると物足りない。
ローテーションの谷間に登板させる感じである。

8月のお盆明けのころに、イトーヨーカドーの平場で4足1000円に値下がりしたフットカバーが売られていた。
イトーヨーカドーのオリジナルだが、ナイガイがOEM生産をしており、ラベルにそう書かれている。
元値は1足350円だ。

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薄手生地を4足買った。これもかかと部分にはゲルがある。
履いた結果は、ユニクロの薄手無地と同等くらいの脱げにくさで、1・5軍かせいぜいがローテーションの谷間に登板させるくらいである。

そんなわけで、今夏は無印良品で買った以外はすべてはずれだったといえる。

特に設計思想に関していえば、全体の形状を考慮することで、かかと部分のすべり止めゲルをなくしても脱げにくいという点においては無印良品のこのフットカバーはかなり優れているといえる。
あまり話題にはならなかったようだが、ゲルなしで脱げにくいという機能性を付加し、それを形状を工夫することで実現した点においてはこの商品はもっと称賛されるべきだったのではないかと思う。

来年は、昨年からの生き残りのグンゼとライトオン、今年新たにラインナップに加わった無印良品のゲル無しを越える新エースを購入することができるだろうか。

フットカバーだけは購入しないとその脱げにくさの度合いが分からないから困ってしまう。
下手をすると二軍用製品が溢れかえることになってしまう。

やれやれである。